さぁ!気を引き締め復路へ突入だ。
メイン道に出る時にtakaさんとスライド。お疲れ様です。先程のコンビニではサンドイッチしかいただいていないので夕飯をとることにしよう。往路でチェックしてあったすき家にピットイン。思わず大盛カレーをオーダーしビックリ。食べ切れるの?
食後、店から出ると本降りになってしまった。雨具を着てもアンダーシャツは湿り気味。まぁビシャビシャになるよりよかろう。
高出左折後、塩尻峠を目指す。相変わらず大型車に悩まされながら独り旅をもくもくとこなしてゆく。塩尻峠に着いても休息せずそのままダウヒルに突入! R20バイパス分岐でとうとう土砂降りに。これ以上走ると危険なので高速道路のガード下で雨宿り。レーダーで確認するとヘビーな雨雲群は諏訪湖を基準点として西から東へ移動してきている。あと10分くらいすると土砂降り2号に巻き込まれそうだ。
案の定、走り始めて5分のしないうちに再び土砂降りにやられ今度は歩道橋の下で逃げるようにして雨宿り。こんな深夜に諏訪湖で雨宿りする自分なんて今まででは想像できなかったこと。こんなめったにない事が体験できたので、苦しみながらも一応満足。変態かそれともマゾか・・オレは!?
PC5も長居無用。レシート受領後直ちに走り始める。そして再び富士見峠を越え25キロのスーパーダウヒルへ。途中、気温計が外れたので停車し修理しているとtakaさん登場。独り旅もそろそろ寂しくなってきたのでtakaさんの後ろに着かせていただく。
穴山橋から右に入ると結構暗い。よかった一人じゃなくて(^_^;
*時*分、PC4に。既に眠気に包まれたライダー達が仮眠を。
ところで右膝に違和感があったのだが、ここにきて痛みに拍車がかかってきてしまった。座った状態から立ち上がるのが辛い。赤唐辛子号に跨ぎこいでみると痛い。このままだと迷惑がかかるのでtakaさんには先に行っていただいた。この調子ではいつ何時ブレーキがかかるかわからないので、制限時間いっぱい使うことに作戦変更する。そうすることで少し精神的に楽になった。
万が一睡魔に襲われたときに備えこれをバックに忍ばせておこう。
速度を15~17キロに落とし右足に力をかけないよう慎重に。それでも痛く心の中ですすり泣いていた。痛みの軽減できる走り方はないのであろうか?何手もトライしたが見出だせず焦りとイライラは募るばかり。幸い雨は上がり気味となり天候は徐々に回復基調か?
R52富士川沿いで夜が明けてきた。 富士川左岸に入るまでには回復してもらいたかった右足膝、とうとう回復せずにアップダウンを控えた左岸道へ突入。 相変わらず速度が上がらず再びイライラしてきた。これってもしかして右膝かばい過ぎじゃない?そう思ったらますますイライラ感が。痛みを感じているのはどうやらヒザの中のほうではなく外側の筋みたいだ。ならばショック療法をやってみよう!辛いけどスピードを21キロ程度まで上げるため少し負荷をかけ始めた。そして気持ちを切りかえ、ゴールには進むしかないんだ!するとどうだろう、漕ぎ始めて10分位したら痛みが軽減してきた。まるで麻酔が効いてきたようだ。よし!この調子!
ファイナルPCに*時*分着。まだまだ3~4組のライダーがおり一安心。ここではガッツリと朝食をいただく。朝から生姜焼き弁当、うまい(^-^)v さぁ!ファイナルセクションへ。
漕ぎ出しはまだまだ辛いけど回復基調の右膝に適度な負荷をかけ進む。 県道に出てからは時間が読めてきたので完全にパレードラン。まったりダラダラのんびり走っていると、S山さんが引っ張るトレインに抜かされた。その瞬間「ついて来て!」とS山さん。一瞬にして湘南自転車オヤジの背中が凍てついたのだ。なぜなら、「こら!そこのおやじ、ゴール間近でなにちんたら走ってんの!少しは気合いれなさい!」と声の雰囲気が感じられ・・・・(^^; ハイハイ了解でございます!引っ張ってください。酷な一言だったけどこりゃラッキーだ、くっついてゆくしかない。高ケイデンスで安定したS山さんの走りを拝見しながら巡航してゆく。
コンスタント25キロで走っていたが、残り8キロを切ると28キロにスピードアップ !おっオイ!ほっ本当に!?これがゴール前のスプリント!?
そして10時ジャスト、400キロ先に位置していた沼津遊泳場に無事到着!やった~めげることなく朽ち果てることなく行き着いたことに感無量だ。
今回の400は予想外の深夜大雨とリアディレーラーの不調、そして一番恐れていたヒザの痛み、これらが重なり(^^)な顔をしていながらずいぶんと苦しめられてしまいました。5月末に行われる600キロにたくさんの課題を残しつつ本当に600キロ走り切れるのか一抹の不安を残した大会でした。
最後にスタッフの皆様、お疲れ様でした。またお世話になります(^^) ってことはやはり心は既に沼津600!?