めざせ直江津！(その2)

韮崎駅からはＲ141に入り清里をめざす。


う～ん、このだんだら坂は苦手だな～。なかなか前に進まず時間ばかりが過ぎていってしまう。途中、どこかの荷物満載のサイクリングクラブ合宿組とすれ違ったが、皆さんから元気な挨拶を受けめんくらってしまった。まだまだ捨てたもんじゃない若者サイクリスト達。
そうだ！このまま野辺山を越えてしまったら腹が減るかもしれない。せっかく山梨に来たんだからホウトウは押さえておかないと。てなわけで、清里手前の小作にピットイン。かぼちゃホウトウ1100円をいただきます。う～ん、疲れた体に染み入りますな(o^_^o)


17時54分、霧が出てしかも薄暗くなってきた中を出発。


ところでここまで来て気がついてしまったが、141号沿線のお土産屋やドライブインはことごとく廃墟と化してしまっていた。バブルを絶頂にして、年々清里を訪れる観光客が減り続けてしまった結果なのだろうか。23年前、溢れんばかりのミーハーギャル満載小海線がとても懐かしい。


18時半頃、ようやくピークを通過。既に暗く濃霧だ。


テールランプをフル点灯し520も２灯ともフル稼動。寒いし水滴がまとわり付くので、上合羽を羽織りブルブジャケットも着る。ベダルを漕がなくてもスピードは上がりあっという間に45キロまで。暗い濃霧の中の高速下りはスリル満点！

ようやく霧地帯を抜け外灯の下で一休み。そろそろ、今回のオフ会に参加している方たちの動きが気になってきたので616レーダーを見てみると関東地方から続々と出発している様子が伝わってきた。これだからオフ会は楽しいp(^-^)q。

ナイトダウンヒル！霧がはれたらスピードアップ！ 20時05分、懐かしの長野600ＰＣ3に到着、206キロ！おぉぉ、独り自走でここまで来れた～。完全ナイトランじゃん！ 再び616レーダーを見ると何やら群馬県方面は霧雨でしかも涼しさを通り過ぎ寒いらしい。う～ん困った。。。。これから中軽井沢を越え大津の予定が…一気にモチベーション激下がり。中込まで進んでからレーダー見て決めよう。

臼田から野沢地区まではＲ141から一本脇道に外れ暗く人が誰もいない街をゆく。 分岐となる岩村田までやってきた。さてどうしよう。。。。。完全に群馬と長野の県境は雨っぽい。このまま中軽井沢からR146は雨で真っ暗闇に違いないし大津から先の仮眠宿の見通しもたたずモチベーションも上がらない。遭難したらまずいし(^_^; よっしゃ～Aコースは諦めてポイント切り替えガッチャン！進路は一夜の宿を求め小諸方面へ行くことにする。

進路を決定した後はずいぶんと気が楽になった。これから一夜の宿を求めるため先ずはR18に出てみる。どうやら市街地の外周を走る田舎道に紛れ込んだらしく、暗い道のアップダウンを繰り返しをこなさなくてはいけなくなってしまった。小海線と並走しているから大丈夫と思ったんだけど。。。

そしてR18に出てみたらナント！金曜の深夜にもかかわらず、大型トラックやトレーラーが結構走っている。車道を走っているとたいていは大きく回避してくれるけど、中には直ぐ脇を通過してゆくトレーラーもおり命が縮む思いだ。だから、バックミラーに大型車が写ったら迷わず一度は歩道に回避してゆく。けど、最近の大型車はヘッドに3連緑ランプを装着していないのもあるので、暗いバックミラーの中で識別するのが結構難しい。

小諸駅まで来ると国道の直ぐ脇の路地が飲み屋街になっており、この地においては結構賑わいをみせていた。だから小諸駅で仮眠は難しそうだな。もう少し進んでゆこう。
しばらく長野方面に行くと、反対車線に大きなセブンイレブンが目にとまった。ここはどうだろうか？店の軒先隅っこの方に座り、携帯電話でチェックしているとあっという間に30分経過。雰囲気としては悪くはない。そうだ！今夜はここにお世話になろう。そうと決まったら早い！ビール、日本酒、おつまみを1000円分購入し独り打ち上げ開始。今夜はこれ以上乗らないので心置きなくビールが飲める。では乾杯( ^^)/ロ≧☆チン!≦ロ＼(^^ )


そして0時過ぎにおやすみなさいｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ..................