銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

路線バスの旅

2015年07月05日 | 見かけだおしNのつぶやき

ローカルバスの旅、人気ですね。

私も何気につけたテレビで、何度か見ましたが、

面白い!

ガチンコ感もあって、今や売れっ子再熱の

太川陽介さんや蛭子能収さんのトークも楽しく・・・

シリーズ化するほど話題になるなんてねぇ。

 

私が、最後に見た時、リーダーたるルイルイ太川さんの

こんな持論に心底納得しました。

 

この番組、どこまでローカルバスを乗り継いで

目的地に行けるか、というアポなし企画。

先を読んで、現場にいても常に次を次を、と。

先を考えることに休みがないのです。

 

毎度、運転手・バスターミナル窓口・地元民と

あれこれ聞きながら前に一歩一歩進みます。

 

この聞き方ノウハウに、私深く頷いたのです。

例えば、

《このバスは、◯◯へ行きますか?》

は、一番ダメな問い。

《ここに行きたいけど、何か方法は?》

が、正確です。

正論で聞くと、イエス・ノーで終わってしまう。

話も、即終了~

でも現地のツウに

《こうしたい》をまず伝えることで、

それなら、こんな方法も、

もしやこれもいけるも、、、と

あれこれアイデアが披露される。

自ずと会話も広がって行きます。

 

私たちの仕事にも通じるなぁ~と。

 

難しい手配で、

直球は残念ながら大抵、ノーを導いてしまう。

例)お部屋空いてますか?席空いてますか?

簡単に言えば、「あるなし」の質問がダメ、ってこと。

まずは、こちらの希望、落とし所を伝えて

そこへ行く、近づくための方法論を聞くと、

案外、相手もプロ意識が目覚めるのか?

イエスはなくても、より良い答えを出してくれることが多い。

出揃ったところで取捨選択するのがリーダーの役目。

 

毎度、真剣勝負の太川陽介さんの本気度が共感できて、

さらに、自分にとっておいしい答えを得るためには、

あの手この手で、それを導く術・質問方法があるってこと、

それが、人の才覚であるということ。

勉強になるなぁ~

 

バラエテイ番組に商売のコツ、学んでます・・・

ってアキマセンカね!?

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箱根と新幹線と、優しさと

2015年07月04日 | 見かけだおしNのつぶやき

スタッフが、電話口で

「そうなんですよ、でもなんとか、ええ、ええ

あっ、でも無事帰って来ましたよ」

このセリフ、似たようなニュアンスで何度か耳にしました。

 

「なんだって?」

 「はい、皆さん、箱根大丈夫だったかと、、、」

 

いつも驚くのは、私たちが我がスケジュールを

把握しているのは当然として、

お客様が、

今日から何処何処のツアーね、

誰々さんが添乗ね、

もう帰って来る頃ね、

どうだった?

そんなお声を聞くことが多々あります。

ホント驚きます。

 

そして、今回の箱根です。

 

確かに色々ありました。

 

夜遅く自宅に戻り、テレビをつけると

ニュースのトップ2が、今旅に影響を及ぼすこと・・・ワンツーでした。

1.新幹線の火災

2.箱根山の噴火

 

起きがけ早朝の地震は、確かに皆さん、随分怖い思いをされたと思います。

でも現地にいると、大きな混乱もなく

箱根あじさい電車も普段どおりの運行でした。

花を愛で、ラリックに遊び、

予定どおりの行程を済ませた、その後のトラブルの方が大きかった!

 

事前に新幹線の火災発生を受け、これは大分遅れるな、と覚悟して

三島駅に到着。

電光表示には、、、

止まったままの列車時刻が点滅。

警官も待機で、物々しい雰囲気でした。

 

さて、どうすべきか。

 

こんな時は、窓口の方々もかなり混乱して、

対応策を尋ねても相手によって回答はそれぞれ、マチマチ。

でしょうね。

 

と、お客様のご意見と協力のもと、遅れに遅れている、

でも間も無く到着するであろう、

各停のこだまに乗ることに決めました!

 

これは覚悟です。

 

なぜなら、座れるか?

しかも各駅停車で新大阪まで皆さんが耐えられるか?

そして、銀ステ世代ドンピシャリの皆さま。

あえて言わせてください、最高齢は90近くの方もいらっしゃいました。

添乗としては、この選択が良かったのか、否か。

不安がよぎります。

 

さて、今旅の結果や如何に・・・

 

こだまに乗るや、

車内は、もちろんびっしり満席。

ところが、ところがです!

次々と席を譲ってくださる方があって

こんな時ばかりはお歳の順に?

うまくお席を確保できたのです。

車内は優しさが充満していました。

 

あんな事件があったからでしょうか、

影響を受けたもの同士、労りの気持ちが生まれた?

各駅で、どなた様も随分待たされイライラ、

かなりの疲労の中にあったはずなのに・・・

 

「歳は取るもんですね~」とお客様にいうと、

最後は笑い話にもなりました。

 

おかげさまで何事もなく、無事に帰ってこられました。

 

今回特に感じたのは、最後は添乗員が判断するのですが、

それまでの、皆さんとの関わり方や雰囲気で

まとまり方が違ってくると。

旅は、やはり企画や手配や、まして添乗員ではなくて、

参加される皆さんで作り上げていくもんなんだと

あらためて思いました。

 

しかし・・・

 

三島駅に到着して、一番緊迫して大事な場面で、

添乗員が窓口で説明を受け、不安な(はずの)皆さまの元にかけよると、

2名の方が土産店に、1名はアイスを頬張り・・・

はい?

 

無事だった理由は、案外こんなことかもしれません。 

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いつもの今日が終わりました。

2015年07月03日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

いつも朝、いつもの電車、いつもの人の流れ・・・


変わったことと言えば、


事務所がある逆瀬川駅に到着して、階段を降りているいるとき、

階段の手すりのところにツバメが一羽。

なぜか、ギロリと睨まれ、

ビックリして私は、変な「ひやぁ~」と声が出していました。

それでも、日常でした。

朝、始まりの静かな事務所。
電話対応もいつも通り(あたふた)、
手配先への電話も、提案書類をまとめることも、
お昼でよく利用しているお弁当もいつも通り。

お客様からのお電話で、「あれ、まだいるの?」と、
「実は、今日でとりあえず最後なんです」と。

それでも、私の気持ちは静かでした。
最後に対する緊張感も、気持ちの盛り上がり?もなく、
ただ、時間が過ぎ、今日が終わった感じです。

変なの。

正直なところ、
添乗の前の日の方が、気持ちが高ぶっていました。
手配先への提案の時の方がドキドキしていました。

それで思いました。


ポン!と子供を産んで、

この事務所への復活もすぐで、日常が始まるのかなぁと。


それが、いいなぁと。

今日の夕方、事務所にいるスタッフ全員で

伊和志津神社に安産祈願参拝に行かせてもらいました。


夕方、スタッフと外に出ることがまずないので、

それだけでも新鮮で、思い出したのは、
半年前、新年の参拝に来た時のこと。


すぐにまたは、新年がやってきて、ここで5人そろって新年のご挨拶が出来たら・・・


そうしよう!


明日から私は留守にしますが、また、皆さまとお会いし、

旅のお供をさせていただければうれしいです。


これからもどうぞよろしくお願いします。

 

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とてもステッキな旅を!

2015年07月02日 | Hの生きる喜び、それは

昨日、銀のステッキはエフエム宝塚(地元ラジオ番組)
の生放送「とれたて!街角リポート」に出演させていただきました!

事務所にリポーターの方が来られて、その場で収録、生放送です

銀のステッキのことを初めて知るリポーターさんと、新鮮なトーク、スタート!
テーマは「夏の旅行」と「銀のステッキおすすめの旅」

「夏の旅行」には、「大曲花火」と「美ヶ原・王ヶ頭ホテルの休日」を紹介

大曲については、もはや、7年目ともなると
花火狂のスタッフがいくら力説しても「ふ~ん」としか言わない
感動薄の私たちスタッフとは対照的に

「人口4万人の町に70万人の観客が!?スゴイですね!!」
「2時間も花火が上がり続けるなんて、他にはないですよね!!」

と感動的なリアクションを披露するリポーターさん
花火狂のスタッフも、
「久しぶりです、こんなに反応してくれる方!」と嬉しそうで
なめらかにトークが弾みます

そして、夏の美ヶ原の魅力をたっぷり伝えて
現場もあたたまってきた頃に、最後におすすめ旅「ラヒホ」を紹介しました

ここまでいい調子でトークが進んでいたリポーターさんですが
聞き慣れない言葉にちょっとつまづかれたようです

「ら ひ? ほ ・・・ ですか?何ですか、ソレ」

私たちも、最初は違和感がありましたが、今や
ラヒどうやった?とか、ラヒ頼むね、とか、すっかり
自分たちの言葉になってきたように思います

元は、ラヒホイタヤ というフィンランドの言葉で
ラヒ、とは“身近な”という意味

たとえ、車椅子に乗っていても、歩くのが辛くなってきても
身体に障がいがあっても、
誰にとっても、身近な旅行社でありたい、
そういう願いを込めて始めました

誰もが参加できるように、介護タクシーを使って
自宅へお迎えにあがり、自宅までお送りしています

朝もゆっくり、帰りも早く
行程も多くて3ヶ所、たいてい2ヶ所

そこまでお話しすると、先ほどの大曲花火とは違ったトーンで感心するリポーターさん

「いいですね、その旅行
実はボクの母も、介護の仕事をしているんですよ、
介護をされる側はもちろんですが、介護する側にとっても
時々、息抜きしたい、気分転換に外に連れて行ってあげたい、
そう思うときがあるみたいで、
今お話しを聞いていて、母のことをふと思い出しました」

「でも、うちの母、徳島の山奥に住んでるから、
ラヒホツアーの参加、難しいですよね?ハハは・・・」

そう、介護される側もする側も一緒に楽しめる旅行
そんな旅を目指しています

この収録前にも、ラヒホツアーの添乗に行って参りました
9名様参加、介護タクシー2台

初参加の親子さんは、お母さんが100歳!
この日を迎えるまでは、ご家族の方は本当に不安でいっぱいでした
ご高齢ということに加えて、少し認知症が始まっておられたのです

最初のお電話の時から
「連れて行ってあげたいけど、皆さんに迷惑かけそうで・・・」
「気分次第で朝、起きないこともありますし、食べないことも・・・」
「騒いだりしたらどうしようかと・・・、でも、一度外へ連れて行ってあげたいんです」

そのお気持ちは確かでした

当日の朝お迎えにあがった時には、
とびっきりのお出かけ衣装に、鮮やかなルージュの口紅が光っていたお母様
玄関先で待ってくださっており
終始、にこやかに旅行先で出会ったいろんな事、物に興味を持って接してくださいました

「今日の母はとても調子がいいみたい、こんなに笑ってくれるなんて…」

ご家族の方も、ホッと一安心の笑顔

そして何より、他のご参加の方がお母様から元気をもらって
その場にいる全員が笑顔の一日になりました

生放送でここまでお話しできれば良かったのですが
あえなくタイムオーバー

ですが、ラヒホって何?の入口はお話しできたと思います

好き勝手に話させていただきましたが、リスナーの皆さま
銀のステッキのこと、少しは“ラヒ”に感じていただけましたか??

リポーターさんの、その日のブログ、タイトルは、

「銀のステッキで、とてもステッキな旅を!」

エフエム宝塚さんのその日のブログ
↑↑ クリック!

良かったらこちらものぞいてみて下さいね

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使用(できない)語彙

2015年07月01日 | のほほん同志Aの日常

先日、地元ミニコミ誌・コミパの方が取材に来てくれて、
銀のステッキのお客さまスペースのことを紹介して下さいました。

できあがってきたゲラを見ながら、年長ふたりが、う~ん…と腕組み。

引っかかってしまったのは、銀ステ事務所のことをお褒めいただいた
『ほっこりできるサロンスペース』ということば。

「どうです? わたし、ほっこりって言葉、どうも…」

「ん~、たしかに使わんよなあ」

と、あっさり意見は一致し、担当者の方に電話しました。

「すみません、 どうもほっこりという言葉は落ちつかなくて…」

あれ、そうですか?と先方の意外気味な声に、
「いやたぶん、私らが全然ほっこりしてない人間だからなんですけどね~」とあわててフォロー。

けっきょく、「ほっこりできるサロンスペース」ではなく、
「くつろげるサロンスペース」に変えてもらいました。

聞いて理解はできる。(=理解語彙)
けれども、自分ではまず使わない。(≠使用語彙)

「ほっこり」だけではなく、そんな言葉、たくさんあります。

私が一番ぞわぞわするのは、「ハンパない」という言葉で、
頼むから「じゃ」を入れてくれ!と叫びたくなります。

ほかにも、ガッツリ、さっくり…。
これも、むずむずします。 

「〇〇り」系がダメなのかなと思いましたが、いやいや、

がっくりOK。
おっとりOK。
うっとりもOK! 

どうやら古典的なのは大丈夫なようです。

さてそんななか、半端ではなく積みあがってしまった量の仕事をなんとか片づけ、
今日からはインドネシアへと添乗です。

癒しの島、ジャワ島とバリ島で、ほっこり…じゃなかった、ゆっくりのんびり寛いできます!

 

※宝塚界隈のみなさま、地元情報誌コミパ7月号に当社が紹介されています。

ぜひ、ご覧ください!

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