ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

神仏習合  かみとほとけが織りなす 信仰と美

2015-09-05 10:34:13 | 日記
神仏習合に興味がわき,歴博ボランティアの空いた時間にちょっと勉強。

奈良国立博物館の図録を見つけた。
神仏習合  かみとほとけが織りなす 信仰と美   2007年 より


古来,山河に宿るさまざまな神を信仰してきた。
仏教は外来の宗教だった。

しかし,奈良時代には,豊後国宇佐地方の神だった八幡神を東大寺の鎮守神として勧進
神社の境内には神宮寺
(なぜこうなったかについては,義江氏の『神仏習合』に詳しい。)

仏像を前にしておこなわれる悔過(けか)(仏を礼拝し,罪過を懺悔する法会)は,神名帳を唱えながら,多くの神を勧進する。神仏習合儀式としての側面を持っていた。

いわゆる「お水取り」東大寺二月堂修二会に受け継がれている,そうだ。


日本の神々は,姿形を持たない霊的な存在だったのに,八幡神などの神像が登場するようになる。

山は神々が住まう場所あるいは神そのものとして崇められていたのが,密教の影響もあり,修験道として体系化。

蔵王権現という神仏習合の性格が強い神を主導。


(義江氏の『神仏習合』に詳しかったが,)
早良親王や菅原道真の怨霊による祟りから御霊会が行われるようになる。
今も行われている祇園社(現在の八坂神社)の祇園祭は京都最大の御霊会だそうで,・・・。


重源の東大寺の復興祈願は60人の東大寺の僧侶をひきつれ,伊勢神宮参拝

書けばきりがない・・・


でも,・・・仏像の天部もインドの神々が取り入れられているんですよね。

神社・寺院巡りがまた楽しくなりそう
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