(写真は「瓦;斑鳩寺の瓦といかるがの瓦師&たつのの瓦師」の斑鳩寺 2020年年末の撮影)
初春の御寿限なふ
いはゐ納まいらせ候
吉田豊『寺子屋式古文書 女筆入門』の
「正月初はるの文」の一部です。
この本を読んだから,
(読んだ,といっても,翻刻文や解説を見ながらでないと,読めません。)
女筆が読めるようになるというわけではありませんが,
なんか・・・広がった気がします。
さて,昨日のニュース(NHKより)
「東京都内で31日、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは初めて1000人を超えてこれまでで最も多い1337人となり、感染の急速な拡大に歯止めがかからない状況です。」
今朝のニュース(NHKより)
「都は、対策の徹底を繰り返し呼びかけるとともに、感染状況を見極めながら緊急事態宣言の発出を政府に要請することも視野に検討することにしています。」
東京や首都圏だけの話ではありません。
関西も減りません。
磯田道史『感染症の日本史』
今読んでいるおすすめの本です。
現代と対比しながら,
歴史好きの人だけでなく,広くみんなが読めるように書かれている本です。
一部,テレビで見たことがあるような内容もあります。
(「英雄たちの選択」だったかな?違う番組だったかな?)
その中で,磯田氏は
「「病気史」や「医療史」ではなく,経済や社会状況まで含んだ総合的な「医療生活史」の視点が大事です。」
と言っています。
私が以前に読んだ,
鈴木則子『江戸の流行り病―麻疹騒動はなぜ起こったのか』
北原糸子『地震の社会史―安政大地震と民衆 (読みなおす日本史)』
も同じような視点だと思います。(北原氏の本は,病気ではなく,災害ですが,)
2021年,私なりに頑張ります!
&限られた範囲内ですが,楽しみます!
いい年になりますように
今年もよろしくお願い致します。
楽しく古文書学んでいきましょう。
NHK学園通信講座解読実践コース2020年度5回目に取り組んでいます。
ビックリしたことに、以前に入っていた十勝古文書研究会でテキストにしていた渋江長伯の名が出てきたことです。長伯は江戸期の幕府の御殿医で、薬草採集のため1799年に蝦夷地に赴いたのです。その時の紀行文の「東遊奇勝」という書物を研究会で解読していたのです。江戸時代の北海道の様子がわかる数少ない物の一つです。その長伯の名が他の方の消息文に出てきたと言うことは、当時かなり名の知れ渡った方だったことです。そんなに知名度の有る方だとは思いもしませんでした。ちょっとうれしくなった事でした。なお古文書研究会は人数減少で解散しています。
雪のひどい地方があるようですが、当地はまだ雪は降っていません。雪のないお正月は珍しいです。
明けましておめでとうございます。
NHK古文書は第6回返却待ちです。
雪花さまのように,教材に出てくる人物の古文書にまだ出会ったことはありませんが,
播磨にはたくさんの古文書が,それも家からとても近いところにも残っていることを昨年発見(?私にとって,発見)しました。
今年も引き続き,自粛の年になりそうですが,
限られた範囲内で,頑張ろうと思います。
北海道は,雪がなくても,とても寒いそうですね。
ニュースで見ました。
こちらも,例年よりも寒いのではないかと思います。
新年早々,お越しくださり,ありがとうございました。
今年もよろしくお願い致します。