安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

安曇野の宿から・大人の作法・蕎麦の食べ方

2013-11-18 09:15:55 | 食・レシピ

池波正太郎氏の男の作法は大人の作法と言い換えてもいいでしょう。
きょうは蕎麦についてのお話し
「もり蕎麦はつゆにどっぷりつけず、少しだけつけてすすりこむのが通だ」という話、よく聞きますね。
池波氏は「これは江戸のそばつゆが辛く作ってあるので、沢山つけると蕎麦の味が消えてしまうからで、つゆが薄ければどっぷりつけて食べればいいのだよ」と語っています。
自分がおいしいと思う方法で食べるのが一番です。大体江戸時代は冷蔵庫がないから、つゆも辛めに作っておかないといたんでしまいます。
現代でもそばつゆの味はいろいろです。
私は初めてのお店のときは、最初にもりそばをおつゆに半分くらいつけます。
そして、つゆの味をみてからひたし加減を調整します。
池波氏は時間がたってくっついてしまったもりそばは日本酒をかけてほぐして食べると書いておられました。
この話は誤解したのでしょう、若い人でゆでたての蕎麦に思いっきり日本酒をかける人がいたということです。半可通は恥の元です。

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安曇野の宿から・ネットショッピングもいいけれど

2013-11-12 08:35:51 | 食・レシピ

最近松本へ行く用事が多く、丸善によく立ち寄ります。本屋でぶらぶらするのは楽しく、いろいろみていると思いも掛けない本に出会うことがあります。この意外性がリアルショッピングの良さ。ネットでは目的のもの、それに関連した物は目に付きますが、脈絡のないものにはたどりつきません。しかし、この脈絡のない出会いが案外良いものであったり、重要であることが多いのです。日頃脳内にとどまっている意識が覚醒されるせいでしょうか。

今回であった本が池波正太郎の「男の作法」。池波氏は作法を説くような偉そうなタイトルが気に入らなかったようですし、時代が違うので自分の考えがそのまま現代に通用するとは思っていないと謙虚に述べていますが、女性も社会進出著しい現代、粋な作法は女性にも十分活用して欲しいと思います。

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安曇野の宿から・メニュー偽装!!

2013-11-07 08:22:27 | 食・レシピ

大手ホテルの偽装がここまでとは・・
同業としてショックで悲しいことです。
お客様の顔がみえないような大規模なところだからできるのでしょうか。

私たちはゲストと同じ料理を食べます。調達先の食材の質は落ちていないかを調べるには自分で食べなければ・・」
そして、いつも親しい人や御常連の方を思い浮かべ「あの人たちのために」と思って料理を作ります。
人の顔思い浮かべずに作る料理は、ただの「食べ物」です

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安曇野の宿から・メニュー偽装?

2013-11-02 08:27:02 | 食・レシピ

最近大手ホテルのメニュー偽装が話題になっています。
**産の**などの表示と実物が違っているとのことですが、そもそも作物というのは来客の時期、人数に合わせて成長してくれません。当館でも「こんなおいしいものがあるのに、今来てくれればなあ」ということもままあります。
大きなホテルでは必要な分量の調達も難しいこともあり、メニューをすぐ書き換える訳にもいかなかったのでしょう。しかし、メニュー表示の違いをせめて口頭で説明すべきではあります。

ちなみに当館の食材はすべて調達先が明確です。おいしい信州和牛のお店をご紹介しますのお土産にどうぞ。
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