クレアモント大学でモルモン学講座が発足
2006年4月28日カリフォルニア州にあるクレアモント大学院大学
でモルモン学を講じるハワード・W・ハンター講座が発足する。
これは昨今盛んなモルモン学を非モルモンの大学で講じる世界最初の
例である。講座名は長年パサデナに住んだLDS(末日聖徒)教会の
ハンター大管長にちなんでつけられる。また、同大管長はカリフォル
ニア州出身の唯一の大管長である。
宗教間の緊張から様々な事件が生じる時代にあって、クレアモントの
動きは時宜にかなった先見性のあるものである。この講座の議長ジョ
セフ・ベントレーは「宗教の信条としきたりをよく理解するなら、相
違を超えて他者を尊重することができるようになる」と述べている。
クレアモントではヒンズー、ユダヤ、イスラム教、カトリック、プロテ
スタント、中東正教会、ゾロアスター、末日聖徒の諸宗教の比較宗教
学を推進している。
日本では同志社大学神学部が一神教研究センターを設立して、モルモン
教会も含めて研究を進めていることが思い起こされる。
(source: See "Claremont University to Establish First Chair for Mormon Studies Outside of Utah")
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そんな個人名が冠された口座が純粋な学術研究なわけがないだろう。
常識で考えなさい。
わが同志社と同一視する態度には反吐が出るほどの嫌悪を覚える。
一神教センターのセンター長は高木信二と親しい間柄です。モルモンフォーラムの贈呈も受け取ってくださいました。
どんな研究が行なわれるか、半年後くらいにクレアモントを訪ねてみては?
池田大作氏の理念を研究する大学、教育機関が増えているとか。でも都合良く粉飾した自慢話にしか思えません。
モルモン学講座と言うのもそれと同じようなものではないのでしょうか?
しかし、BYU(分校を含む)で行われるのではないのですから、他宗との比較などが講座の内容に含まれ、クレアモントの名にふさわしい講義が行われるのではないか、と見ています。
「クレアモント」(邦文)を検索するとタイトルだけで大学のレベルのようなものが感じられます。教会外部でモルモニズムが講じられる意義を私は評価したいと思います。(少なくともCESのinstitute クラスとは違うわけです。)
>私は評価したいと思います。
もちろん、そのこと自体に意義はあると思います。
しかしモルモン教会と会員にとって、本当に
ありのままのモルモニズムに対する学術的研究を
受け入れる体質があるでしょうか?
淑徳大学教授 高橋 弘教授が「素顔のモルモン教」
をはじめいくつも論文を書いています。
また、江戸川大学の高山真知子教授にもモルモン
にちなんだ論文があります。
この2つを対等に扱うことがモルモン会員にできる
でしょうか? できないでしょう。
一方はモルモン批判の観点から書かれた物で会員の
信仰を破壊するから読むなといい、他方は最初から
モルモンを異端と切り捨てておらず冷静な視点だと
歓迎するのではありませんか?
そして高山教授のようなモルモンへの好意的な論文
のみを集め、こんなにもモルモン研究が大学で行われ
世間に受け入れられている素晴らしい教会なんですよ
と宣伝の材料にするのではありませんか?
これは邪推ではありませんよ。実際にオムナイたち
モルモン会員が行ってきたことを申し上げているの
です。
大学でモルモンが講じられるのは結構ですが、それを
都合よく利用する連中が現れることも必定であります。
この講義にはハンター大管長の名前が冠されています。
資料提供などモルモン教会からの協力が必要でしょう。
かなりモルモンへ好意的な方向に偏っているのは
最初から目に見えています。
大学とは公正な学術的研究が行われている場である
というのは錯覚に過ぎず、実際は一宗教に偏向した
講義がまかりとおっている、ということではないの
でしょうか?
トゥゲザーさんの心配は理解できますが、クレアモント大学(lds教会ではない)の講座である以上、十分大学の講座らしい内容が扱われると私は見ています。
モルモン百科事典がもう何年か前に出ました。BYUが中心に執筆しましたが、マクミラン出版によるものでかなり中立的内容も出ています。また最近ではWikipedia (英文)にモルモニズムが批判者の立場も含めて詳しく出ていますが、クレアモントがそれらを下回る講義をするとは考えられません。
遠く離れていますが、今の時代ですから直接Clearmont のサイトに行って(少なくとも感触などを)確かめることができるのではないでしょうか。
The New Pearl Harbor: Disturbing Questions About Bush Administration and 9/11 (2002)
The 9/11 Commission Report: Omissions and Distortions (2005)
3/30 BYUのジョーンズ教授が9.11のWTCビル崩壊は爆薬による疑いがある、と書き込んだが、クレアモントの神学教授も別の数多くの問題点から疑義をはさんで注目を集めている。必ずしもお騒がせネタと片付けられるものではないのではないか。
(key words: Griffin 9.11)
サンストーン(シンポジウム)の名を聞いただけで、保守的な教会員は眉をひそめるといった構図なのですから。