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「デジタル伝道」ワークショップ感想二句

2014-11-09 23:41:04 | モルモン教関連
[ソーシャルネットワークのイメージ]

10月22日大阪北ステークセンター(茨木・高槻ワードの礼拝堂)で行われたデジタル伝道のワークショップに出席して次の二句がうかんだ。(同じ内容をフェイスブックのグループで掲載済み。)

「認めたりたずねる先は公より民」
 この訓練集会のためユタ州プロボから来日した、ジョナサン・J・ジョンソン氏(モアグッド財団会長)は、人々がこの教会の情報を求めて訪ねる/尋ねるサイトは、教会の公式サイトというより、会員の運営するサイトや非会員のページの方であり、教会の公式サイトに行くのは14%にすぎないと語った。(組織・団体の公的ページはいずこも同じと説明。)そこで一般会員が「民」の力を発揮して、LDS教会について説明する書き込みを発信する時です、と述べた。

「危機覚え禁止反転利用説く」 
教会員が若い世代を含めてネットの大海から情報を得るようになった昨今、教会にとって望ましくない「誤った」情報が教会員の信仰を揺るがしかねない。現に講師は義理の弟と妹を失ったと語った。このような危機にあって、教会は以前インターネットを見ないように説いていたが*、ネットで躓く人が出るのを防ぎ切れないと見て、今は逆に情報をふんだんに繰り出して、ネット上で自分たちが出した望ましい情報に先にヒットするよう、順位・ランクの面で活動するよう促していた。(’like’をクリックすることでランクを上げることができる場合がある。)

この訓練集会は東京、千葉、名古屋、韓国でも開かれた。大阪では一般会員対象で、礼拝堂一杯の会員が出席していた。遠い所では鹿児島から来た人がいたと司会者が言っていた。

 *このことについて、そのようなことは聞いたことがない、という反応もあったが、比較的古い複数の会員から確かにそのようなことを聞いた記憶があるという意見も得ている。


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30 コメント

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真理は何と言えば世にある宝にて (ろっくん・R・きっこーまん)
2014-11-10 02:15:30
>教会にとって望ましくない「誤った」情報が教会員の信仰を揺るがしかねない。

そうでしょか?
教会員の信仰を揺るがしているのは「事実」のほうではありませんかねぇ・・・

教会が説明してきたことと、教会が行ってきた事実が違うと言って教会を離れていった人ならたくさん知っています。その中のある人にステーク会長が面接に行って話し合ったところ、ステーク会長から「あなたがネットで知った情報は決してほかの会員に言わないでください、そんなことをしたらあなたを破門にします。」と脅されたそうです。

結局その人は教会を離れましたが、会員たちの間では「あの人はどうしても受け入れられない教義があり、教義に躓いたのだ」ということにされているそうです。こうした不誠実なやり方を教会が積み重ねてきたのがどんどんバレてきてるんですね。

あと知恵の言葉でコーラ飲まないのは日本人の勘違いと言ったり(笑)そういう子供だましはやめなさいよねぇ・・・

教会から人が離れるのは自業自得でしょ(教会側の)。
少なくとも私は間違った情報で信仰を失った人など一人も見たことがありません。

しかし仮に誤った情報で信仰を失う人がいるとして、それはそれで仕方ないんじゃないでしょうか。誤った情報で失う信仰など所詮は借り物の光、本物の信仰ではないのですよ。そんなことで最後の裁きには耐えられないでしょうね。残酷な物言いに聞こえるかもしれませんが私らは若いころ教会指導者からそんな風に聞かされてきましたよ。

インターネットの情報といえば最近 YouTube を見て面白かったのは神殿の儀式を隠しカメラで撮影してアップロードした映像です。すごいことをする人がいるものだなぁと思いました。

まぁそのうち日の栄とか昇栄とか永遠の家族なんて教義も変わるかもしれませんね。そのときにオムナイさんは言うのでしょう「そんな教義は日本人の生真面目な勘違い」だと。

ところで、嘘をついて教会に残る人と、真実を知って教会を離れる人とどちらが神の国に入るのでしょうか?
私は末日聖徒イエス・キリスト教会が唯一まことの教会であることを証します(笑)
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Unknown (教会員)
2014-11-10 04:31:20
>教会は以前インターネットを見ないように説いていたが*、

「(興味本位で)ネットを見ないように」とか「コーラを飲んだら即罪であり、神殿にも入れない」などは教会そのものが説いていた教えではなくて、当時のビショップやら支部長やら一部の地元指導者が、大会号のコーラに関する微妙な勧告を読んで、勝手に拡大解釈をしてしきりに吹聴して他人に強要していただけにすぎないものです。(とんでもなく迷惑行為だと思いますよ。)

それから会員の中でさえ、反モルモンの書き込みを真に受けて、「白人が最も神に近く、有色人種は神の呪いの結果であるという教義」をかつて当教会が教えていたと思い込んでいる人がざらにいてがっかりします。

正確には、

①奴隷制度を当初容認していたブリガムヤング大管長がジョセフスミスの教義の拡大解釈として、「アフリカ系黒人はノアから受けた呪いによって神権が受けられないようになった」と教え、教会の運用も長らくそのようになっていた。

②モルモン書には、レーマン人は神の呪いによって肌を黒く汚らしくされたという記述がある。(同時にレーマン人のことを今後は、汚らしいとか呪われていると言ってはならぬとも書かれている。)

③ジョセフスミスはネイティブアメリカンの大部分がレーマンの子孫であると教えていた。

④(誰が言い出したのか私は知りませんが)カインの受けた呪いの印が、肌が黒いということであるという教義。

の4つだったと思います。「有色人種は神から呪われていると教会が教えている」などは、所詮ヘイトスピーチの類いであって、教会員はそう思っていた人がいたかもしれないが、公式の教えであったことはなかったはずです。

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Unknown (教会員)
2014-11-10 05:54:43
①については、現在は実質撤回
②については、引き続き肯定され
③については、ネイティブアメリカンにはニーファイ人の末裔がいる可能性がある。にトーンダウン。
④については、有力な説であっても、公式見解とは言い切れないグレー伝説の範疇にあると思われます。。


>知恵の言葉でコーラ飲まないのは日本人の勘違いと言ったり

知恵の言葉でコーラ飲まないのは日本人の勘違いではないのですが、巧みな脅しで罪悪感を植えつけて、コーラ飲ませないようにしたのは日本人の勘違いですよね。

このふたつは表面上似てはいても、全然異なる精神だと思います。 神の目に適うのは前者であって、後者はサタンの方法ですから、悔い改めが必用ではないのかな。
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護教サイトの充実が課題 (オムナイ)
2014-11-10 10:49:21
個人のサイトも禁止されていたと誤解していた人たちも今はWebサイト、ブログ、フェースブック、NSN、ユーチューブなどで信仰の喜びを表現して末日聖徒が増えていることを頼もしく思っています。

しかし、本家(アメリカ)と比べると護教サイトが弱い感じがします。

fairやshieldなど日本語でも読めれば大変有益だと思います。

http://www.morumon.org/whyfairprint.htm

多くの人は護教は不必要なものであると感じています。その人たちにとっては役立たないものだからです。
護教は取るに足らないことや自明していることを討論するために時間を費やす人のためにあるようなものであると主張する人もいます。
今まで私たちは信仰の破壊を目的とする書物を避けていればそれで良いと教えられてきました。

しかしそれは十年も前の話です。今では世の中が変わり情報社会が到来しました。私たちにはインターネットというものがあります。

護教は決して無駄になっていません。信仰を揺るがされている人たちにとっての障害物を取り除くことができます。問われた質問に対して適切な答えを示し、前進していくことが可能になります。部分的な真実、噂、および歴史上の噂話を訂正することができます。私たちがすでに持っている信仰を強めることもできるのです。

ttp://www.geocities.jp/waters_of_mormon/Hard_Questions_j.htm

上記のサイトは「モルモンの泉」を運営していた時にアメリカ在住のタローさんという方が翻訳を主催してくださりサイトに公開したものです。

公式ページも以前リンクされていました。
知恵の言葉や黒人の神権問題など広範囲の題材を扱っています。

日本でもモルモンの知名度が上がるほど必要になってくると思います。
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Unknown (バハマ)
2014-11-10 22:05:52
lds org 日本語版の福音のテーマの1978年の神権の項目にはこう書いてあります。 
1978年6月,スペンサー・W・キンボール大管長は啓示を受け,神権の聖任の対象者が末日聖徒イエス・キリスト教会のすべてのふさわしい男性に拡大されました(公式の宣言二)。それまでは,アフリカ系黒人の子孫以外のふさわしい男性会員のみが神権に聖任されていました。

その他の情報
旧約聖書の時代より,主はその預言者を通して,神権を受ける人や福音の祝福を受ける人を指定してこられました。例えば,イスラエルの氏族の中ではレビの氏族の男性のみが神権を与えられ特定の儀式の執行を許されました。同様に,救い主が地上で務めを果たされていた当時,福音の祝福はユダヤ人にのみ与えられていました。福音と神権を受ける対象がそれ以外の人々にまで拡大されたのは,使徒ペテロが啓示を受けてからのことです。(使徒 10:1-33;14:23;15:6-8参照)

1978年にキンボール大管長に与えられた啓示により,神権は人種や民族に関わらずすべてのふさわしい男性に与えられるようになりました。(公式の宣言二参照)聖任の候補者は神権指導者から面接を受けます。面接では,定められた義の原則に従って生活することを理解し,そうすることに同意しているかどうかが確認されます。(教義と聖約 84:33-44;121:34-46参照) 

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Unknown (バハマ)
2014-11-10 22:15:00
↑のように、預言者は黒人に神権が与えられなかったのは旧約の時代にレビ族に神権が与えられなかったのと同じように神様が指定したものです。しかし教会のことについてインターネットで調べてみると教会のHPに神権が黒人に与えられなかったのはブリガムヤングが当時世間一般に流布していた黒人はカインやカナンの子孫で奴隷となるように神によって定められたという偏見が取り入れられた結果だという内容の声明が発表されたとかいてあるブログを見つけました。しかし実際には神様が黒人に神権を与えないことを指定されたことがかかれています。インターネット上には中にはこのように教会員のふりをして嘘を吹聴して真利を歪めようとするものがたくさんあります。
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Unknown (バハマ)
2014-11-10 22:26:32
JIS+2D21奴隷制度を当初容認していたブリガムヤング大管長がジョセフスミスの教義の拡大解釈として、「アフリカ系黒人はノアから受けた呪いによって神権が受けられないようになった」と教え、教会の運用も長らくそのようになっていた。 

しかし実際にはジョセフスミスは大統領選挙にでて奴隷制度廃止を訴えたことがインステチュートの教会歴史の資料には書かれています。ブリガムヤングが奴隷制度を容認していたなどということは一切書かれていません。教会がジョセフスミスが奴隷制度に反対したことは教えてもブリガムヤングが奴隷制度を容認していたことはなかったことにして教会は奴隷制度に反対していたから黒人に神権が与えられなかったことは差別ではないと勘違いさせて嘘を吹聴させるようなことをするはずがありません。インターネットには平気で嘘をついて教会を陥れようとするサイトがたくさんありますが人々がこのような嘘に騙されないようにしっかりと真実を伝えていかなければなりません。
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Unknown (名無しの教会員)
2014-11-11 00:22:24
バハマさんのちょっとした補足意見です



補足1

教義と聖約87章

千八百三十二年十二月二十五日、預言者ジョセフ・スミスを通して与えられた、戦争に関する啓示と預言。この章は、兄弟たちがアメリカ大陸におけるアフリカ人の奴隷制度と、全世界における人の子らの奴隷制度について深く考え、論じていたときに受けたものである。


★この時点で、奴隷制度に関することが話し合われていたことがわかる。



補足2


教義と聖約134:12 には、このように書いてあります。

「わたしたちは信ずる。すなわち、地の諸国に福音を宣べ伝え、世の腐敗から救われるように義人に警告することは正当である。しかし、奴隷の所有者の意志と願いに反して、奴隷に口出しをしたり、福音を宣べ伝えたり、バプテスマを施したりすることは正しくない。また、少しでも彼らに干渉したり、感化したりして、現世における彼らの境遇に不満を抱かせ、それによって人命を危険にさらすことは正しくない。このような干渉は不法かつ不当であり、人を奴隷状態の中に置くことを容認するすべての政府の安寧にとって危険である。」


★教会は、奴隷制度などは容認しておらず、むしろ、奴隷及び所有者の人命尊重と政府の安寧が重要と考えていた。



補足3


公式の宣言2にはこのように書いてあります。

「神の永遠の計画の中で、すべてのふさわしい兄弟がいつか神権を受けるようになるという約束が、わたしたちよりも前からの預言者たち、教会の大管長たちにより与えられたことを知っていたわたしたちは、神権を差し止められていた人々の忠実さを目にして、これらの忠実な兄弟たちのために長い間、熱心に主に懇願しました。」



★これは、当時の末日聖徒の教会員であるアフリカ系の黒人の兄弟で、彼らが、忠実な兄弟であったからこそ、全ての兄弟が神権を聖任を受けることになったのです。



補足4


何故、黒人には神権が与えられなかったのかを知ることは、すぐにはできないことでしょうが、次の聖句を引用させていただきます。

教義と聖約101:32にはこのように書いてあります。

「まことに、わたしはあなたがたに言う。主が来るその日に、主はすべてのことを明らかにする」


★つまり、神権についても明らかにされるのだと解釈します。私たちが知らなかったすべてのことが、イエス・キリストの再臨よって福千年となった時に、すべてのことを明らかにされることを私は知っています。
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世にある宝にて一番貴き宝よ (ろっくん・R・きっこーまん)
2014-11-11 07:41:42

>しかし実際にはジョセフスミスは大統領選挙にでて
>奴隷制度廃止を訴えたことがインステチュートの
>教会歴史の資料には書かれています。

いいですねぇ、この考え方。

私が教会の敵対者ならこういう人が増えてくるようにどんどん活動します。
「教会の書籍を読みなさい、ネットの敵対者が言ってることは教会書籍のどこにも書いてないよ、
敵対者はウソばかり言ってるから」とまず教え込みますね。

で、頃合いを見て昔の教会書籍をさらっと見せて、こう尋ねます。
「あれ、今と言ってることが全然違う、正反対だよ、どうして?」

それで会員は教会のやり方に不信感を覚えて、もう来なくなる、不活発会員の一丁上がりという次第です。
実際こういう人を何人も知ってます。

あと興味深いのはこういう状況に陥った時の「知的モルモン」と自称する人々の反応ですかね。
「それは公式な書籍じゃないから関係ない」
「昔の指導者だって間違う権利はあるのだ」
「よく読めばそういう意味じゃないことが分かる」
「生真面目な勘違いだよ」

まぁこの手の不誠実な応対しかできないようじゃ「知的モルモン」がますます教会離れを加速していることになってるのではないかと思います。

私は末日聖徒イエス・キリスト教会が唯一まことの教会であることを証します(笑)
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高槻と言えば・・・ ()
2014-11-11 13:40:50
>10月22日大阪北ステークセンター(茨木・高槻ワードの礼拝堂)で

高槻と言えば、確か、9日の朝日新聞の朝刊だったと思いますが、第一面の左上に、そこそこのスペースを割いて、「高山右近福者に・・・」と言う記事が有りました。

「福者」と言うのは、カソリックで「聖人」に次ぐ名誉称号だとか。マザーテレサも福者だと書かれていました。

実際に受けるのは来年だそうです。来年は高山右近の没後400年にあたるそうです。
当時の戦国大名やその関係者で、キリスト教に改宗した人は少なからずいたようですが、秀吉や家康が禁制令を出したので、キリスト教から離れたようです。

右近は秀吉にキリスト教信仰が原因で領地を取り上げられ、一時前田家にかくまわれ、その後国外に逃げて、外国で死んでいます。

日本の「聖人」で有名なのは、長崎で殉教した「26聖人」ですね。

殉教者や、宣教活動に貢献した人を英雄視するのは、どこの宗教でも同じことなのでしょう。

ただ、自分が所属する宗教組織しか見えないというのは、教団にとっては都合のいい信仰者ですが、時に社会にとっては、迷惑な存在になることもありますね。

自分が所属する宗教組織が言う事を、まったく正しいと思い込むのが、正しい信仰の有り方だとすれば、宗教者によるテロなど反社会的な側面も見てきます。

グローバル化社会の中では、客観的な意見を謙遜に受け止める信仰も必要ではないでしょうか?

NJさんのこのブログも、多くの人の関心が集まるのは、多くの資料を提示して、事実を基本とした信仰の姿を示されているからかと思います。

モルモンにも「聖人」と言うのが有るのなら、NJさんを推薦します。
え?まだ死んでない?それは残念・・・。
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