ペテロは使徒行伝の前の方で著しい働きをする様子が描かれているが、10-12章 を過ぎると、急速にその名前が登場しなくなりパウロが取って代わることになる。筆頭使徒として大管長の地位に相当すると見ている末日聖徒にとって、寂しい(物足りない)印象を受ける。
そう思って捜すと、2冊読み応えのありそうな本を見つけた。それは次の2冊である。
今図書館で取り寄せてもらっているが、英文(1の方)邦文の書評から先取りの形で一部紹介してみたい。
書評1(1の本)(書評というより大意)
・イエスの死後イスラエル教会が設立され、ペトロが最初に統括したが一時逮捕され、イエスの弟の義人ヤコブと従兄弟に指導権が移っていった。
・その後、ペトロはパレスチナ北部の布教に努めた。
・ 非ユダヤ人の信者が増えるにつれ、ユダヤ教の律法の上に成ると主張するユダヤ人教徒(ヘブライオイ)とユダヤ教には拘束されないとする非ユダヤ人教徒(ヘレニスタイ)との対立が起こるがペトロは妥協的な立場に立つ。ユダヤ教の縛りとは、食事の作法、割礼など。
・ヘレニスタイの指導者パウロは曖昧なペトロを批判、その後二人は別々に小アジアを布教していたようである。ただ、十二使徒筆頭者としてのペトロのカリスマ性は消えることはなかった。
・その後二人はローマに来ており、パウロは59年のネロの虐殺で、ペトロは64年の弾圧の際にそれぞれ処刑されたという伝承がある。
書評2(1の本、review は英語)
この書が扱う主な主題は、ペテロ、パウロ、義人ヤコブ間の関係、時には対立についてである。使徒行伝、Iコリント、Iペテロ、ヤコブ書にまたがって記述している。評を書いた日曜学校教師(非LDS)はこれまでに読んだ中で初期キリスト教会内の軋轢について最もよく書かれた本であると評価している。
なお、このM. Hengelの著、英訳は Saint Paul: The Underestimated Apostle である。
また、目次を見ても、ペテロの名を冠した外典・偽典を参照していないことがわかった。結局、従来の理解を越える、または覆すほどのものはないと感じられた。
あ、なるほど。
あまり意識していませんでした。
>その後二人はローマに来ており、パウロは59年のネロの虐殺で、ペトロは64年の弾圧の際にそれぞれ処刑されたという伝承がある。
初期末日聖徒の指導者も既存の正統派に殺されたようなもの。
歴史は繰り返すですかね。
末日聖徒と他の宗派の間に憎しみを置くような考え方ですね。
キリストは全人類のために自ら命を投げ出されたのだと、キリストを称えながら、ユダヤ人はキリストを殺した罪深い民族だから差別されて当然だと考えるクリスチャンもいます。
ジョセフ・スミスは福音の回復の証しを結び固めるために命を投げ出す必要があったといいながら伝統的キリスト教を憎んでいる末日聖徒もそれと同じような精神構造ということでしょうか、危ない考え方ですぅ。
歴史は繰り返すですかね。
モルモンでは、「暴徒による迫害」とは言ってますが、それが、既存のキリスト教組織だとは言ってないんじゃないですか?
そもそも、ジョセフスミスが、殺されたのは、宗教的対立が原因なんでしょうか?
私の個人的な感覚では、宗教上の主義主張とは直接関係ないように思えるんですが。
後になって、「宗教的迫害」「殉教」と言う話になったような気がします。
>後になって、「宗教的迫害」「殉教」と言う話になったような気がします。
見方によってはそうなんでしょうね。
キリストや使徒たちの殉教もローマの視点、ユダヤ教指導者の視点、民衆の視点と色々あったんでしょうね。
末日聖徒に限らず新宗教の起こりは似たように事象があるんでしょうね。
ペテロやパウロの殉教も「宗教上の主義主張とは直接関係ない」のかもですね。
そうやって肝心なところで不必要な庇い立てをするから、彼が反省をする機会を奪っているのです。
真珠湾攻撃当日、ゼロ戦は爆弾搭載していない。機銃弾薬供給生産間に合わずで1機あたり予定の1100発ではなく150発のみ。
97式艦上攻撃機は高高度(3000メートル付近で投下)から投じる水平爆撃(大型爆弾搭載(魚雷1本以外に、800キロまたは60キロ6発)、命中率低い そのため5機編隊を組んでの攻撃 機銃は前方にない、後部座席に旋回機銃(通常後ろやや上向き)がひとつだけ)
99式艦上爆撃機は急降下爆撃(高度400~600メートル)で命中率高い。前方機銃(操縦席前方および翼内)あり。
スタウト氏の日記からしてその機体は99式艦撃ということなんでしょうが、当日爆弾は1個だけの搭載だったというコメント(英語)が、本当かなぁぁ・・・研究者によると99式では60キロ爆弾2個と250キロ爆弾が1個搭載だな。
研究者によれば弾薬の制限もあったり戦果という面からも飛行隊搭乗員は軍事施設以外を攻撃しないよう命ぜられていたんだと。無駄弾を最小限にするよう搭乗員は心掛けていたんだと。
2001年同時テロの約半年前に公開されたCG駆使のハリウッド映画『パールハーバー』では、史実にない、日本軍機による民間人や病院施設、沈没艦から逃れ海面を漂う兵士たちへの機銃掃射シーンがある。
そのスタウトさんが話した・一軒ごとの訪問中に、その御仁、後に教会員になったというさらにおひれがついた話もあったり・・・
どうもフォーラム記事にある97式艦攻の小原さんではなさそうな・・・検証された自衛隊員の早見氏の再登場お願いしてもらってそのへんご意見聞いてもらえないでしょうかぁぁ・・・NJさぁぁんん!!!
その英語のコメは・・・「azJuly 21, 2018
Researching this, I wanted to find support for this story. So I looked first at simply what was feasible. While there are variations on this story ・・・
」
https://latterdaysaintmag.com/is-this-story-true-pearl-harbor-pilot-couldnt-bomb-hawaii-temple/
スタウト会長
http://www.mission.net/japan/kobe/misspres.html
アメリカ教会員で読んだ人、多くはfaith promotingとかいう範疇で、作り話という結論が大方ですかねぇぇ・・・
今このコメ読んでるあなたさまのご意見は??
ゼロ戦 爆弾搭載なし
http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003719.html