帯ちゃんシリーズ、第三弾!
今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。
今後の参考のために、私の拘り・・・2つ目・・・
引き続き、『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。
≪其の31≫ 拘り・・(2)位牌
「ああ、大丈夫ですよ、できますよ!」
えっ、できるんやー!凄い!
「ホントですか?良かったです。
二つ置くには小さすぎて、どうしょうか迷てたんです。」
やっぱり、夫婦は一緒がいいやんね。
うちのん小さいけど我慢してや~~
「文字に、同じ意味の戒名があります。
最近は核家族が多いので結構おられますよ。」
ヘェ~、やっぱ、聞いてみるもんだね。
してはる人もいてるんやね~~
【 私の拘り・・・2つ目、位牌 】
戒名は生きてるうちに修行をつんで頂いておくのが本来の姿らしい。
とは、お寺さんから聞いた話。宗教ってのをあまり真剣に勉強した
ことがなかった。“信心は心があればいい!”という両親の姿を
見てたから。毎日の場では嫌というほど接していたけど・・。
父は山に住んでいたから1軒だけのお寺さんに来てもらっていた。
「安養寺」というお寺。(東大阪東部の最古の惣道場)
父の葬儀を頼みに行ったとき、初めて、そこも宗派が違いますね。
と言われて知った。そもそも全国にあるお寺の名前で宗派が
決まっているらしいのである。(例外もあるようだが)
どおりで、何となく奈良の御墓の納骨のときに違和感があったのを
思い出した。結局、私は父と同じようなことをしていたんだね。
そういえば、門徒さんはあまり拘らないんだよって聞いた気がする。
私も、仏の心は元来こだわらないはずだと思っている。
しかし、おまつりするのに、一つの仏壇に、戒名の名前が違う
位牌を置くというのも変だし、仏壇が小さいこともあった。
何より、父と母を一緒にしてあげたかったのだった。
お寺の住職様にお聞きすると同じ意味の戒名に変えることが
できるというので、二人をひとつにしてもらったのだった。
あることを思い出し、今回ネットで調べてみた。
なんと、ネット被害がどうとか・・なぜ別れたかとか・・
しらんかったな。こんなバトルが行われていようとは・・・
本来、争わないように仏法があるのだろうに、
何をしているのでしょうね。
ホント困ったものです人間は・・・。
帯ちゃんシリーズ、第三弾!
今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。
今後の参考のために、私の拘り・・・1つ目・・・
引き続き、『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。
≪其の30≫ 拘り・・(1)葬儀
「葬儀、・・・どうしょう!
引っ越したばっかりやん。前の地域には行かれへんし。。。」
うっわー、私しかおらんしー。こんな時どうしたらいいねん!!
「ごめんなあ。言うた方がいいんちゃうの?
と思ったんやけど・・よう、言われへんかってん。」
マーちゃんよー、こんなこと後から言われてもなあ・・・
全く役に立たんねんけどなあ。言うてほしかったなあ~~
「うちと宗教違うからお寺さんどうするか、だいぶ前にマーちゃん
と話してたんよ。探しておいた方がいいのと違う?って。」
おお~!流石、お義母さん!気づくところが違いますね~。
折角アドバイス頂いてたのに・・直接聞いてたらなあ。
【 私の拘り・・・1つ目、葬儀 】
全くのノーマークだったこと。いざとなってめちゃめちゃ困った。
義母の遠慮はわかる。マーちゃんよ、君は私の旦那だろ!
こういう大事なことは、自分が悪者になっても言うべきだ。。。
ーーー ひとつ私たち夫婦の欠点が見えた。
しかし、人のことは言えない。私だって言えないことあったのだ。
私たちは、お互いが思いやりすぎていた。
そのため、相手に言いたいことが言えなかったことが多すぎた。
従順な妻ばかりでは、駄目なことを知った。
夫婦円満は自分を押し殺していてはだめなのだ。
お互いを出し合って、お互いをカバーしていく、
そんな夫婦になろう! 私の中で目覚めたことだった。
結局、葬儀は近所ではそこしか知らないと義母が知っていた
ところへ行き、宗派が気になることを尋ねたうえで、
「それでしたら、ご宗派は内から別れたものですのでもともと
は同じですから、別にかまわないでしょう!うちではお宅さん
が宜しければ、御葬儀お受けいたします。」
と言ってくれたので、お任せすることにした。
友人の中には、親が無宗派で何もしない。ただ、焼いた灰を少しだけ
親が言っていたところに散布したという人も知っている。だが、私の
信仰心の篤い人だったので、ちゃんとお寺でしてあげたかったのである。
つづく。。。