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帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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カンガルーケアーの危険

2010年03月15日 20時22分33秒 | 家庭の医学/薬膳

  カンガルーケアー

 

1979年コロンビアのボゴタで2人の小児科医師によって

極低出生体重児を対象にはじめられた。

保育器が不足した為、お母さんなどに自分の体温で

赤ちゃんを温めてもらおうという処置をとってもらった、

のが始まりだそうです。

 

のちのちの母親の母乳を出すために役立っている

と言われています。

ネット検索してみると、母性を引き出すとか、育児放棄が

なくなるとか、保育器よりも有効に体温が保持できる

というのもありました。実際にはそういう効果もあったよう

ですが、今のところ、確たる確証はないものだそうです。

 

 

しかし、今日のTVでは1~2時間もそのまま抱っこさせる

とか言っていました。

「え~~~!」て、驚きました。

 

私達のころも一度は胸に抱かせてくれるところもありました。

元気な顔をみてホッとして喜びと感動が湧いてくるものでしょう。

私の時は二人とも、少し見せてくれただけでした。

一人目は一晩身体を休めたら同室になりましたが。。。

なので、今はそんな長い時間、分娩室に置いておかれて

いるのかとビックリしました。

 

 

ところで、

赤ちゃんがいた母親の体内の温度は38度ぐらいです。

そこから出てきたばかりの、まだ体温調節も自分で出来ない

生まれたばかりの赤ちゃんが、お母さんと一緒にほったらかし

されている病院もあるとのこと。

分娩室はおよそ25~26度ぐらいです。

私も、後産の処理をしてもらっている時、

「寒っ!!」

と思ったのを思い出しました。(昔々の話デスガ…)

 

 

大人には快適ですが、38度のところから出てきた新生児は

体温がどんどん下がり低体温になっていきます。

実際にその途中で異変する赤ちゃんもいるようです。

今日のTVの母親は、

「おかしい!動かない。診てくれと何度もいったのに、

診てくれないんです。いつも動いているわけではないから、

大丈夫ですよ~、と相手にしてくれない。あの時もう息を

してなかったと思うと…」

と絶句して泣いていました。

今、その子は自分で呼吸できない状態だそうです。

 

 

カンガルーケアーで、重篤になった赤ちゃんもいるとのこと。 

今、一度危険を含んでいることを十分熟知して、

ケアーをしている間は、それなりの配慮を見直すべきでは

ないか、と警鐘を鳴らしていました。

 

 

 

コメント (2)
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