【 おみくじ 】
神社・・・御神籤(御籤・御御籤とも)
寺院・・・御仏籤
くじ=偶然を利用して物事を機械的かつ公平に決める方法のこと。
おみくじ=「くじ」に神意を求める方法
普通のくじとは違う一線を画すが為に、
丁寧語の「御」「神」という文字を入れる。
≪おみくじの誕生≫
平安時代の末ごろ
物事の善し悪し、重要事項の決定、勝敗の決定、後継者人選、
物事の順序の決定などの際、神の意思を知るための方法として始まった。
≪主なやりかた≫
短籍方法・・・竹・木片・紙片などに人名・事項などを書いておき、
神様に祈ってから、ひとつを引き出す。
≪神社のおみくじは鎌倉時代から≫
☆南北朝の歴史物語中の記述・・・『増鏡(ますかがみ)』
「四条天皇崩御の知らせを受けた第3代執権の北条泰時が
鶴岡八幡宮でおみくじを引いて、後継の君を決めた」
☆室町時代の中ごろ(正長元年〈1428〉)
将軍・足利義持の急死のため、次期将軍決定のための
くじ引きが、京都の岩清水八幡宮で行われ、足利義教(よしのり)
が第六代将軍となった。
コレ以後今日に至るが、神様の目前でくじ引きを行うことで、
神意をより正確に把握する目的があったと思われる。
≪おみくじは神意の表れ≫
つまり、単なる吉凶判断は禁物ということ。
今後の生活に生かすべきもの。
大吉・・・油断大敵
「あとは下がる」と考えて気を引き締めるべき。
凶・・・・・新たな出発点
「自分を見つめなおすチャンスをもらった」と考えればよい。
読み終えたおみくじを境内の樹木に結びつけるのも悪くないが、
神様からのメッセージとして自戒の意味で持ち歩き、
新しいおみくじを引いたとき、神社に納めるのが最良のやり方である。
『図解知ってるようで意外と知らない 神社入門』 渋谷申博:著
あらら~、
今まで大吉だけを一年間のお守り代わりに
財布に入れて持ち歩き、吉凶や吉でも
あんまりよくないこと書いてあったら
境内の樹木に災難祓いに結び付けていたけれど、
ちょっと考え方違うみたいですね~。
自戒のため・・・かぁ、
じゃあ、
どっちかいうと全ておみくじは持っていた方が良いみたい、
だって何が書いてあったか忘れちゃうもんね~。(笑)
去年のを「有難う御座いました」と
新年にお納めする方がいいってことね。
あ、去年でなくても、良くないのは
次に引いたときに納めればいいのか、
次からはそうしようっと♪
大吉でも油断大敵!
わかっちゃいるけどやっぱり喜んじゃいますね。