小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原駅や市役所など、小田原市中心部へのアクセス機能の強化を図るため都市計画道路 城山多古線他街路整備事業が行われている。事業の大まかな概要は、久野の山神下交差点の北側にトンネルを新設し、都市計画道路を穴部駅近くまで約1km延伸するもの。現在、トンネル建設工事のほかに、多古側で道路整備工事が進んでいる。都市計画道路城山多古線の整備工事が行われているのは市内多古地内。都市計画道路の整備のため2年前に水路が暗渠化されている。今回の整備区間は目測で約80mくらい。整備区間の南側は現在、建設工事が行われている新坂下トンネルの坑口周辺。以前は雑木が生い茂る斜面だったがトンネル工事のため法面の補強工事などが行われている。今回の都市計画道路城山多古線の整備区間が接続するのは都市計画道路小田原山北線。都市計画道路小田原山北線は、数年前から段階的に工事が行われ、約400m程の区間が完成している。今は車の往来がほとんど無い道路だが、整備事業が完了して道路やトンネルが供用されるとかなり交通量が多い道路になりそうだ。工事の正式名称は、令和5年度 街路整備工事 公共(その2)県単(その9)合併で工費は税込55,825,000円。日曜日のランニングの際に良く通る場所なので、工事の進捗を記録に残したいと考えている。

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板橋や本町の旧東海道周辺の道路では、景観に配慮した舗装へ段階的に整備が進んでいる。今年度は本町のかまぼこ通り沿いで舗装工事が行われており、今月末に完成する予定。景観に配慮した舗装の整備工事が行われているのは本町3丁目地内の市道2033。整備区間は籠常商店前から鱗吉先までの約160m。1月から工事が始まり、表層部分の舗装が撤去された。この周辺では以前、なりわい交流館横の道路で舗装工事が行われ、景観に配慮した舗装に変わっている。やや黄色みがかったカラー舗装で、石畳風にカッター目地が施されている。今回の舗装工事も同じような仕上げになるのかもしれない。今回の整備区間には古い木造建築や家屋がいくつか点在している。通り沿いにある老舗らしい佇まいの籠清 本店は、新たな舗装になることによって店構えの印象が、より老舗らしく見えるようになりそうだ。かまぼこ通り沿いで行われている舗装工事の正式名称は、令和5年度 市道2033道路改良工事。工費は税込37,448,400円。先日、工事現場を通ると表層部分の舗装が終わっていた。最終的な仕上げはこれからのようなので完成を楽しみに待ちたい。

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道路脇の水路を暗渠化して道路幅を広げる改良工事がここ数年、市内の何ヵ所かで行われており今年度下期は久野と飯田岡地内で工事が行われている。先日、ランニングの途中に飯田岡の工事現場を通ったので工事の様子を撮影した。水路の改良工事が行われているのは飯田岡の市道2474。県道74号府川交差点から西側に入っていく道路沿い。個人的には車で通行したくない道路区間。市道2474は車同士のすれ違いが難しい道路幅。理由は道路脇にある北ノ窪排水路で転落防止柵はあったものの蓋が無かった。今回の工事により水路部分が暗渠化されて道路幅が拡張する。今回の工事区間は、市道沿いにある山崎ちょうちん店より南側の約70mほど。一方、北側の道路脇には転落防止柵や縁石のない水路が続いている。この道路沿いでは水路に脱輪をしている車を何度も見かけていて、北ノ窪方面から府川交差点に向かっては通行したくない区間。水路の改良は、既存の水路部分を撤去してカルバートボックスを埋設し暗渠化が行われていた。完成後にどのくらい道路幅が広がるのかは不明だが、車の通行は以前と比べると楽になりそうだ。工事の正式名称は令和5年度 公共下水道雨水渠改良第2工区工事で工費は税込29,130,200円。市道2474沿いの水路の改良は段階的に進んでいて、まだ山崎ちょうちん店から北側は蓋のない水路のままなので、来年度も暗渠化工事が発注されることを期待したい。

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台風や集中豪雨の際に浸水被害を防ぐため、雨水を排水するための雨水渠が市内の道路下を中心に埋設されている。小田原駅周辺の中心市街地の排水を担う雨水渠が老朽化しているため、今年度から3年計画で改築工事が行われる。雨水渠の改築工事が行われるのは、浜町2丁目周辺の市道0014に埋設されている大下水第一雨水幹線。工事区間は七枚橋交差点北側の変電所前から善照寺前までの約220m。事業概要や工事範囲は市のホームページに掲載されている。老朽化している大下水第一雨水幹線は市道0014のどの部分に埋設されているか不明だが、道路北側の車線にはマンホールが設置されているのでその下なのかもしれない。工期は長く設定されていて来年11月中旬までの予定。本事業の工事看板は昨年末に設置されたが、まだ本格的な工事は始まっていない。割と大規模な工事になるようで、JVによる4事業者が入札に参加して落札価格は税込473,487,300円。大下水第一雨水幹線は国道1号下を横断して浜町第一公園近くの浜で雨水を排出。浜には雨水渠の出口があって、雨が降っていなくても水が流れていた。浜町第一公園近くの浜に排水口があるのは以前から知っていたが、小田原駅周辺の雨水を排出するための雨水渠だとは把握していなかったので今回の工事をきっかけに知ることが出来たので良かった。機会があれば、大雨時の雨水排出の様子を見てみたい。

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国道1号沿いの酒匂小学校前の景観は、2020年頃から始まった酒匂市民集会施設用地活用事業により、昭和の頃からの建物が解体され大きく景観が移り変わった。周辺の国道沿いに唯一残っていた消防団の待機宿舎は、老朽化により今年度中に解体が行われる。国道1号沿いの酒匂小学校前には、昭和時代の木造建築の酒匂集会所や市の酒匂窓口コーナー等があったが、解体され跡地にはドラッグストアが建設された。昭和の頃から変わらずに残っているのは、歩道橋と松と消防団の待機所くらい。国道沿いに建てられた17分団1・2班待機宿舎は、老朽化のため今年度中に解体工事が行われることになった。もともとの計画では2025年度に移転して待機宿舎を建設予定だったが、一年前倒しで建て替えのために既存の建物を解体。解体工事の跡地に新宿舎を建設するため、既存の待機宿舎裏手のスペースに仮設車庫を設置。消防団の待機場所としての利用が開始している。17分団1・2班待機宿舎等解体工事の工費は税込5,242,160円。新たな待機宿舎は来年度以降に建設が行われる予定で、計画では約6,000万円の事業費が見込まれている。

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