小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎月10日前後に小田原市のホームページで公表される統計月報を、10年以上前からウォッチしている。統計月報は、月初時点での小田原市の総人口や、前月1ヶ月間の人口の増減の数が記載されており2025年1月の自然減の数字は衝撃的だった。2025年2月1日時点での小田原市の総人口は185,501人。1月の1ヶ月間で249人の減少となった。人口の増減は自然増減(出生・死亡)と社会増減(転入・転出)の2つの要素があって、統計を公表している1975年以降で初めて月間の死亡数が300人を超えた。2025年1月の死亡数318人に対し、出生数は74人に留まり自然増減だけだと-244人となる。今から50年前は、月間の出生数が250人前後で死亡数は80人前後の月が多いので現在は逆転している。高齢化と人口減少による影響は、祭事・イベントの規模縮小および中止・大雄山線やバスの減便・葬祭ホールの増加・高齢者介護施設の増加など、ここ数年で徐々に感じるようになってきている。これから先、人口減少のペースが加速していくと思われるが、どのような形で顕在化していくのか日々のブログなどにも記録していきたいと考えている。<写真は昨年、開催が中止となった農業まつりの過去画像>



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