小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



海岸に流れ着く漂着物の写真を撮りに台風の後などに酒匂川河口に出かけている。漂着物に興味をもつようになったきっかけは、学生の時に漂着物を使ってオブジェを作ってから。砂に磨かれて柔らかく光るシーグラスや貝殻を拾うのは結構楽しくて、今でも思い出してはたまに海岸に出かけている。GW中の夕方、酒匂川の河口に出かけた。海岸の漂着物を探しながら山王海岸までのんびりと歩く。酒匂川河口付近で簡単に見つかるのがクルミの実。砂浜のあちらこちらに落ちている。酒匂川の河原にも多くのクルミの木があったが、ここ数年の河川工事でかなりの数が伐採されてしまった。今後、クルミの実を見つけることも少なくなるのではと思う。海岸を1.5kmほど歩いた間に小さな貝殻を3つ見つけた。結構磨耗していたがウラシマガイの仲間の貝のようだ。波打ち際の石の中に黄色く光るものを発見。砂や波に洗われて角が取れて丸くなったシーグラス。柔らかく光るシーグラスも好きで、形の良いものは持ち帰っている。黄色のガラス容器はあまり思い浮かばないが、もとのはどんなガラス容器だったのかと想像を巡らせるのもビーチコーミングの楽しみのひとつ。今年初めてのビーチコーミングは大した物は見つからなかったが、海風が気持ちよくてちょっとした気分転換になった。大雨や時化の後にまたビーチコーミングに出かけよう。

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