小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



3月10日、小田原は朝からどんよりとした空模様。今日は昼前から横浜に出かける用事があったので、今朝はいつもより早く起きて海岸まで軽く散策した。午前7時過ぎに御幸の浜へ。冬に戻ったような冷え込みで底冷えのする陽気。箱根の山々には雲がたれこめていて寒々しい。昨晩は本降りの雨だったので今週末は箱根外輪山の登山道でのトレーニングは行えそうにない。午前11時前に電車に乗るため小田原駅へ。おしゃれ横丁にチョコレートショップがオープンしていたり、一方東通りにあった中華料理店は2月20日で閉店していたりと東口周辺では店舗の入れ替えがいくつかあった。人口減少と高齢化が進む小田原はこの先どのような街並みに変わってゆくのだろう。午後3時過ぎに横浜市南区での用事を済ませて阪東橋駅近くの横浜橋商店街へ。アーケードの下に庶民的な惣菜店や食料品販売店が軒を連ねていて下町っぽい雰囲気で買い物客で賑わっている。小田原にもこのような活気のある商店街があれば良いのだが。その横浜橋商店街入口近くにある酔来軒に立ち寄って遅い昼食。なかなか渋い店構えで店内は昭和のままといった雰囲気で素晴らしい。酔来軒は広東料理店だがまったくのオリジナルメニューである850円のスペシャル酔来丼と200円の小ワンタンを注文。まかない料理のような酔来丼は目玉焼きとメンマとネギやモヤシとチャーシューが乗っている。醤油ベースのタレをかけて目玉焼きなどをご飯に混ぜてから食べる。見た目とも思っていた味とも違いなんとも形容しがたい味わいで、さっぱりしていながら、後味はこってりとした旨みを感じてとても満腹になった。世の中には不思議なメニューがあるものだ。午後9時前に小田原駅へと戻りダイヤ街へ。近頃では夜の9時頃になると人通りも車の往来も随分と少なく感じる。駅周辺は昭和の頃からの昔ながらの個人商店が減ってしまい随分と寂しくなってしまった。

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