小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨年10月12日に関東を直撃した台風19号で市内各所で被害が発生した。復旧作業がいまだ行われていない所は何ヶ所かあるが、先日トレーニングの際に通行した和留沢農道も復旧が進んでおらず通行止めのままになっている。久野の山あいにある和留沢地区は箱根外輪山の中腹に位置する集落で、集落に向かうルートは基本的に和留沢農道と日向林道の2つの道路のみ。そのうちの和留沢農道を走っていると全面通行止めの看板が設置してあった。迂回するルートは数キロ手前の日向林道まで戻らないといけないためそのまま直進。しばらくすると道路が土砂に覆われ、所々にこぶし大の石が転がっていた。さらに進むと道路のアスファルトがひび割れていたるところが陥没していた。車やバイクは通行出来ないが徒歩だと損傷の少ない路肩部分を進むことが出来た。和留沢農道の損傷の原因は、台風19号による大雨で道路脇の小さな沢で発生した土石流だと推測される。土石流がガードレールにせき止められて荒涼たる眺め。沢の横には以前、このブログでも紹介した気象庁津波地震検知網小田原観測局があるが大きな岩が直撃したようでフェンスが壊れていた。和留沢農道の損傷箇所の上には人家もあるので早い復旧が望まれる。

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