アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

音楽の不思議

2009-09-12 16:34:37 | 日記
今日は主人と、地元のホールで行われた、小さな音楽会に行って来ました。

最初に、6~7才くらいの可愛い女の子のピアノ演奏でした。

音楽会の、一番はじめの一曲だったから、緊張したと思うけど、とても上手で可愛らしかった。

ピアノの音も、「小さな女の子」っていう音をしてました。

次に、高校生の男の子が、バッハとショパンを一曲ずつ演奏しました。

全く同じピアノなのに、全然音が違うのねえ。

指の力も強いから、前の女の子に比べて音も大きいのですが、それ以外にも、なんか、
ビロードのような艶を感じさせる音で、ちょっとびっくりしてしまいました。

うぅ~ん、おんなじ楽器なのに、こんなに違う音が出るなんて・・・。

その後は、プロの先生によるピアノ演奏と、ソプラノ歌手の方の歌でした。

やっぱり、それぞれ音が違うのよねぇ・・・。

楽器って不思議ですよねー。

去年のお正月にテレビでやった「のだめカンタービレ ヨーロッパ編」で、最終日、
のだめがモーツァルトを弾く場面があるんだけど、のだめが演奏するのを聞いて
同じ音楽学校の友人が
「どうして、あんな音が出せるの??」
と驚嘆するんですよね。

のだめは、「その音」にたどりつくまでに、七転八倒するんですけど、なにか今日、
音楽会に行って、あらためて、音楽の奥の深さを感じました。

舞台の上にあったのは、同じ一台のピアノなのに、どうして音が違うんだろうね・・・。

モーツァルトやショパンは、もう10才位の時には「神童」って呼ばれて、みんなの前で演奏したり
ヨーロッパ中を演奏旅行したりしてますよね。

リストなんて、とうとう一生、母国語のハンガリー語を話せなかったと言うし・・・。

いったい、どんな「音」だったんでしょうね。

タイムマシンがあったら、絶対聞いてみたいなぁ!!