アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

話す効用

2009-09-23 16:59:55 | 日記
普段、一人でいることが多いことと、仕事上、人の話を聞くことが多いことが重なり
気がつくと、あんまり、対面で自分のことを話すことがありません。

こういうこと、意識したことすらあんまりなかったです。

が、このところ、何人かの人に話をしました。

次男の病気のこと。
痩せて、ひょろ長い男の子がなりやすい病気であること。
手術しても、すごく低いけど、再発の可能性はあること。

次男が、身長172センチなのに体重が42キロしかなく、しかも食が細いこと。

私が「たくさん食べなさい」と言うと、それが重荷になって、自家中毒みたいに
吐いてしまうこと。

どうかすると、私の存在自体に吐いているんじゃないか、と思うような言動があること。

息子もつらいだろうけど、私自身も、どうしていいかわからないほどつらいこと。

普段はまずないことですが、相手の迷惑も省みず、会う人、会う人に話をしてしまいました。

「だったら、こうしろ。」みたいなことは、誰も、一言もいいませんでした。

「うん、うん、あー、そうかー。そうだねー。」
みたいな感じで、聞き続けてくれました。

驚いたのは、些細なことでも常に私を批判する母が
「うん、うん、あー、そうかー。」
だったことです。

これは大きかったね。

で、今日、今、私がどうかといいますと、体の中で充満し滞っていたガスが、しゅーっと
抜けたような感じです。

何かが解決したとか、状況が変わったとかではないけれど、黒いガスが、
まぁ全部じゃないけど抜けて、体が楽になった感じです。

話すこと。
「うん、うん、そうかー。」と聞くこと。

本当に大事なことだったのですね。