シトロエン11B (1937年、フランス)
トヨタ博物館訪問記2回目は1930~1950年代の各国の乗用車をご紹介しまーす
シトロエンは1930年代に主力車の11Bを投入。FF方式を導入したことで低重心設計を実現し、ワイドトレッドやモノコックボディ、前輪独立懸架などのメカニズムも採用されてるそうです。
もうこの頃からシトロエンのお馴染みのマーク "ダブル・シェブロン”が使われてたんですね。
プジョー402 (1938年、フランス)
戦前のフランスを代表する高級実用車。写真では見にくいですが、プジョーのシンボルのライオンがラジエーター・グリルの上に付いてます。
大きなラジエーター・グリルの中にヘッドライトがあって、曲線を多用したかなり独特のデザインですね。
402系のコンバーチブルやディタッチャブルトップモデルは「コンクール・デレガンス(女性とファッションと車のエレガンスを見せるコンクール)」に出展されるほど優美な外観だったそうです。
パッカード・トゥエルブ ルーズベルト専用車(1939年、アメリカ)
パッカードのアメリ力大統領フランクリン・デラノウ・ルーズヴェルト専用車です。
この専用車は12気筒がのせられた最後の年の1939年に作られたもので、格式の高いロールストンがボディを架装。防弾ガラスをはじめ装甲車なみの補強が施されているそうです。
まさに、THE AMERICAとも言うべき1台ですね。
kdFワーゲン (1942年、ドイツ)
ポルシェ博士によって開発され、フォルクスワーゲン社で生産されたドイツの国民車。
ただ、第2次世界大戦のために軍用車両生産が優先となり、このワーゲンはわずか630台の生産で終了してしまったそうです。。。
フォード モデルGPW (1943年、アメリカ)
メルセデスベンツ300SLクーペ(1955年、ドイツ)
世界初のガソリン直噴エンジン搭載車で、1954年のニューヨークショーでデビューした300SLクーペ。
外観の特徴はなんと言ってもこのガルウィング!300SLの300は排気量3リッターを表し、SLは「Sport Leicht」(英語のSport Light)の略で軽スポーツカーを意味してるんだそうです。
数多くのミニカーメーカーでモデル化されていることも分かる通り、名車と呼ぶにふさわしい1台です
キャデラック エルドラド ピアリッツ(1959年、アメリカ)
先だって、トミカプレミアムでもリリースされたキャデラック エルドラド。
古き良き強きアメリカを象徴するクルマですね~。 ジェット機の噴射口をモチーフとしたテールライトや目立つテールフィンを持ち、パワーステアリング、パワーウィンドウ、パワーシート、電動コンバーチブルトップなど当時の最新技術を取り入れた高級車でした。
つづく
過去記事<トヨタ博物館訪問記(1) クラシックカー編>
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