お気楽忍者のブログ 弐の巻

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トヨタ博物館訪問記(4)三輪自動車の世界

2019年02月12日 00時02分00秒 | 行楽・旅行記2

フジキャビン 5A型 (1955年、日本)

富士自動車(当時、日産自動車系のエンジンメーカー)が送り出した画期的なFRPのフルモノコック構造の3輪キャビンスクーターがフジキャビン。

空冷単気筒2サイクルエンジンを載せ、重量はわずか130kg。最高時速は60km/hまで出せたそうです。

なんか、ひとつ目のオバケみたいで笑えますね。

トヨタ博物館訪問記第4回目はご覧のような三輪自動車をいくつか紹介してみたいと思います。

メッサーシュミット KR200 (1955年、ドイツ)

メッサーシュミットと言えば、ドイツの戦闘機を思い出す方も多いと思いますが、そのドイツの軍用機メーカーのメッサーシュミット社が生産したマイクロカーです。

前後2人乗りってとこがいかにも戦闘機の発想ですね。

第二次世界大戦後の一時期、ヨーロッパの数ヶ国でこのような超小型車が復興期の庶民の足として活躍した。

BMW イセッタ (1959年、ドイツ)

第二次世界大戦後は高級車の需要は低く、高級車路線のBMWの経営が困窮した時期に、イタリアのイソ社からライセンスを取得して生産したマイクロカーがこのイセッタです。

管理人もいくつかイセッタのミニカーモデルを持ってます。

冷蔵庫みたいに前開きのドアを持つ愛らしい外観が大きな特徴ですね。イセッタはドイツ復興期の庶民の間でヒットし、再びBMWの4輪自動車開発の礎となりました。

そして、日本の代表的な三輪自動車と言えばダイハツ ミゼット。写真はミゼット DKA型 (1959年、日本)です。

戦後、自動車は公共的な乗り物であった我が国で、自動車の大衆化は商業車から始まりました。

それを決定づけたのが1957年に発売した三輪車ミゼットで、安価かつ扱いやすく、軽免許で乗れることから爆発的なブームを巻き起こしました。

初代のDKA型はキック式スターターやバーハンドルなどオートバイに近いものがありました。

つづく

過去記事<トヨタ博物館(3) トヨタ車の黎明期

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