博物館明治村 愛知県犬山市字内山
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明治期の建築物を移設・展示しているテーマパーク、愛知県犬山市の明治村で撮影したこの一枚・・・。
明治末年頃、東京文京区本郷にあった理髪店の『本郷喜之床 』。
建物の柱等に残る痕跡調査を基に、できる限り創建当時の理髪店内部を再現し、新潟にあった同時代の「入村理髪店」から贈られた鏡や椅子等も使われています。
実はこの喜之床の2階二間には明治42年から石川啄木家族が住み、啄木は東京朝日新聞社校正部に勤めながら文学生活をしていました。
明治43年12月には啄木の名を不朽にした処女歌集「一握の砂」も出版されました。
しかし、この頃結核にかかり、明治45年4月に27歳の若さで生涯を閉じてしましました。。。
雪が舞う中、2階の窓から啄木(のパネル)が外を眺めてました・・・。
「石をもて 追はるがごとく ふるさとを 出でしかなしみ 消ゆる時なし 啄木」
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