お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

セレナとカメ吉(2019年)

2023年02月11日 17時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

2019年に訪れた鳥羽水族館での様子を再録しています。

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『Jコーナー 日本の川』にやって来ました。

国内の河川に棲む淡水魚をメインにしたコーナーで、滝が流れる渓流をイメージした水槽のレイアウトがとても良くって、見ていて飽きません。

淡水生物の採取、観察、飼育が好きな管理人にとって、コイツは気になる存在です。

水生昆虫のタガメは滋賀県では2006年以降明確な採取記録が無く、絶滅したとされています。管理人の市のレッドデータブックでは2017年に絶滅種として記載されました。

ゲンゴロウも滋賀では絶滅したとされていて、琵琶湖博物館でもタガメ、ゲンゴロウの生体展示は中止となりました(原則、琵琶湖や県内の水環境に生息している生物を展示しているため)。

子供の頃は夏になると川や湿地でタガメやタイコウチ、ミズカマキリ、ゲンゴロウを捕ったのに、まさか数十年でレアな昆虫になってしまうとは思いませんでした

『Hコーナー 人魚の海』では、国内の水族館で唯一飼育されているジュゴンのセレナを見ることができます。

生憎、水面に浮かんだ白菜(?)の葉をひっくり返ってムシャムシャ食べてるところで、こんな写真しか撮れませんでしたが・・・

セレナは1987年に日比友好の印として当時のフィリピン アキノ大統領から贈られ、この鳥羽水族館にやって来ました。

あれっ セレナの相棒のアオウミガメのカメ吉が居ないと思ったら、別の水槽で泳いでました・・・。

セレナとカメ吉は元々一緒の水槽で暮らしていて、過去にカメ吉を離したところ、セレナの食欲が落ちてしまい、元に戻すと再び体調が回復したという話があるほど仲良しコンビで、絵本の題材にもなりました(ふたりはいつもともだち、もいちくみこ作、金の星社、1999年刊)。

どうも、カメ吉君が成長とともにセレナを噛んだりするようになって、1日の大半はこうやって別々の水槽に分けるようになってしまったということです。

ちょっと寂しい話ですね 

『Iコーナー 極地の海』では厳しい極寒の環境に暮らす動物たちが展示されてます。

バイカル湖に棲むバイカルアザラシはその樽みたいなコロコロした身体がめっちゃ可愛いアザラシですね。

そして、管理人が鳥羽水族館でスナメリの次にお気に入りなのが、このイロワケイルカ(通称 パンダイルカ)。

南米チリのマゼラン海峡に生息する冷たい海を好む小型のイルカで、国内で初めて公開したのがこの鳥羽水族館でした(1987年)。

他のイルカと違ってなんでこんなツートンカラーになってるのか不思議ですね。

浮遊性の腹足類(巻き貝)の仲間のハダカマキガイ。

学名のクリオネと呼ばれることの方が一般的かな。 ハダカマキガイじゃあそんなに人気にならなかったと思います(笑)

羽根をパタつかせて水中を漂う姿から、「流氷の天使」とも呼ばれます

ラッコもこのエリアで飼育されてますが、ずっと水中を泳ぎまわっててうまく撮影できませんでした

この写真は2014年に撮影した鳥羽水族館のラッコです。この時はタライ抱えて浮かんでました

ラッコはピーク時には国内で122頭が飼育されていましたが、今は野生のラッコ保護のために輸出入が禁止され、国内ではこの鳥羽水族館と福岡のマリンワールド海の中道にいる3頭だけになってしまいました。

日本でラッコを見ることができるのもおそらくあとわずかです。。

つづく

過去記事<古代の海と珊瑚の海へ(2019年)

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TLV いすゞ ヒルマン ミンクス

2023年02月11日 12時00分00秒 | トミカリミテッドヴィンテージ1

本日はミニカーのお話です。

2006年に発売されたトミカリミテッドヴィンテージ(TLV)から、No.LV-25a 「いすゞ ヒルマン ミンクス」をご紹介。

バス、トラック製造専業メーカーだったいすゞが乗用車分野進出の先駆けとしたのがこのヒルマン ミンクス。

昭和28年、乗用車製造技術の取得のためにイギリスのルーツ自動車から部品を輸入して完全ノックダウン方式で生産が開始されました。

昭和31年からは2代目に移行し、その翌32年には全ての部品を国産化し、100%国産化を達成しました。

2代目の国産化準備は極秘裏に進められ、工場見学は中止し、走行テストは夜間に行うなど、その一切がベールに包まれていたそうです。

サスペンションの改良、エンジン出力の向上など年々改良を重ね、細部に渡る丁寧な造りはイギリス本国製のミンクスと比較して、日本の方が優れていると言われたそうです。

まさに日本人の技術力の高さを見せつけた名車でした。

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琵琶湖大鯰、無事救助

2023年02月11日 04時00分00秒 | 日々是好日

滋賀県草津市にある滋賀県立琵琶湖博物館

その水族展示室にある琵琶湖固有種のビワコオオナマズを飼育する円筒形の大水槽(過去写真)。

琵琶湖博物館で大型水槽破損 ビワコオオナマズは無事救助 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

昨日の午前8時20分に展示室の異常を知らせる警報が鳴り、係員が駆けつけるとビワコオオナマズ水槽の厚さ4cmのアクリルガラスが大きく破損し、水およそ100トンが施設内に流れ込んでいました。

朝の時点では中のビワコオオナマズの安否は不明でしたが、午後になってわずかに水が残った水槽内で見つかって救助され、擦り傷はあるものの生命に別条はないということでした。

過去に琵琶湖博物館で撮影したビワコオオナマズ

こちらも過去に撮影の水槽内を泳ぐビワコオオナマズ

アクリルが割れた原因は不明だそうですが、1996年の開館時からある琵琶湖博物館のシンボル的水槽でした。

開館して以来の大きな事故で、施設内の安全性が確認されるまで水族展示室は閉鎖されます。

老朽化もあったのかもしれませんが、琵琶湖博物館ファンとしては衝撃的な出来事です。。。

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