お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

京都写ん歩 熊野神社と八ッ橋

2023年02月25日 17時00分00秒 | 行楽・旅行記4

京都左京区聖護院山王町にある熊野神社に立ち寄りました。

創建は弘仁2年(811年)で、修験道の日圓が国家護持の為に紀伊熊野から熊野大神を勧請したのに始まります。

平安末期、度々熊野詣でを行っていた後白河法皇によって、紀伊熊野から持ってきた土や樹木によって整備されたそうです。

室町時代には将軍 足利義満から広大な社地を寄進され、その境内は鴨川までに至る広大なものとなりましたが、応仁の乱で社殿が焼失して以降は衰退しました。

その境内には京都銘菓八ッ橋中興の祖、西尾為治の像と『八ッ橋発祥之地』の碑がありました。

明治時代に京都に鉄道が開業すると西尾為治の父 松太郎は京都駅で八ッ橋を販売し、全国的に有名になりました。大正時代、息子の為治はパリ万博に八ツ橋を出品して銀賞を受賞しました。

このように西尾親子が八ッ橋の普及に影響を及ぼしたのは確かですが、八ツ橋の起源や最古の業者については不明な点が多くあります。そのため、聖護院八ッ橋総本店や本家西尾八ッ橋、井筒八ッ橋本舗などの間で時々訴訟沙汰が起こる原因となってます。。

熊野神社の隣には聖護院八ッ橋総本店がありました。

元々、西尾為治の和菓子店「玄鶴堂」を法人化して大正時代に誕生した聖護院八ッ橋総本店ですが、経営危機に陥り破産。経営権は当時専務であった鈴鹿太郎に移ります。西尾一族は経営にタッチできなくなり、後に本家八ッ橋聖護院西尾を名乗って法人化しますが、聖護院を名乗ったことで聖護院八ッ橋総本店から提訴されます。また、聖護院八ッ橋総本店が創業元禄二年を名乗ることは誤認表示にあたるとして、井筒八つ橋本舗が提訴したこともありました。何かややこしい話ですね

聖護院を後にして、岡崎の平安神宮に向かってみます

写真はお寺じゃなくて、途中にあった京都武道センターの旧武徳殿。

平安遷都1,100年記念事業の一環として明治32年に営造された日本最古の演武場として国の重要文化財に指定されてます。

つづく

過去記事<京都写ん歩  京都御苑、横切っただけ

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トミカ ボクらの町の職人車 山口建設ダイナダンプ

2023年02月25日 10時00分00秒 | 絶版トミカ3

本日はミニカーのお話です。

2011年に発売された『ぐっさんのボクらの町の職人車』から、「山口建設 ダイナ ダンプ」をご紹介。

お笑いタレントの山口智充さんプロデュースで、職人仕様のトミカを集めたブラインドBOX販売の面白いアソートでした。

ベースはNo.45-4 「トヨタ ダイナ 清掃車」(2006年~現行品)ですね。清掃車だったものの荷台を換装させてダンプトラック仕様にしたものです。

架空の会社、山口建設のダンプで汚し塗装もリアルです。

ただ、なぜ足立区の会社なのかは謎(笑)

下町をイメージした商品だから足立区なんかな。。

ぐっさんは大阪出身だし、タカラトミーは葛飾区の会社だし・・・。

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京都写ん歩 京都御苑、横切っただけ

2023年02月25日 04時00分00秒 | 行楽・旅行記4

京都御苑の西側にある外郭九門のひとつ、蛤御門(はまぐりごもん)

幕末期、八・一八の政変で京都から追放されていた長州勢力が会津藩主で京都守護職の松平容保の排除を目指して挙兵し、この蛤御門周辺で激戦が繰り広げられました(蛤御門の変、禁門の変)。

今も門の柱に残る弾痕

この戦いで長州藩は天皇の御所にむけて砲撃したということで朝敵となり、これが幕軍による長州征伐へとつながりました。

幕末史好きにとって、この蛤御門は訪れてみたい場所だったから感激しました

京都御苑を横切って東側の寺町方面へ出ようと思います。五山の送り火が行われる大文字山もうっすら雪化粧してました。

京都御所内も見たかったけど、季節が良くなってからまた来てみたいと思います。

京都御所南側の建礼門

京都御所は1331年から1869年(明治2年)まで天皇が居住し、儀式・公務を執り行った場所ですね。

京都御所東側の建春門

さっきまで晴れ間も覗いていたのに、横殴りの雪が降って来ました。

これで雪化粧でもしてれば風情があるけど、中途半端な雪はクソ寒いだけです

仙洞御所は退位された天皇がお住まいになった場所。

京都御所や仙洞御所は宮内庁の管理管轄なので、門の前で警備している警察官は皇宮警察の方なんですかね。

御苑内は黒塗りの皇宮警察パトカーが巡回してました。トミカ化してくれんかな(笑)

雪が降り続きます。

仙洞御所の西外壁に沿って南に下り、寺町門から京都御苑を出て、さらに東に向かいます。

空は鉛色で寒々しい鴨川の風景・・・

次は聖護院山王町の熊野神社を目指します

つづく

過去記事<京都写ん歩 護王神社は猪だらけ

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