お気楽忍者のブログ 弐の巻

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油日神社 雨の止み間に

2021年08月13日 18時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

12日の午前、出勤当番の帰り、雨も上がっていたので滋賀県甲賀市の油日神社に立ち寄りました。

このブログでは度々登場する場所ですが、今回はがっつり紹介します

油日神社の創建年代は不明ですが、用明天皇または天武天皇の時代と云われています。

近くの油日岳の山頂に油の火のような光とともに油日大神が降臨したことから「油日」の名がついたと伝えられています。

また、聖徳太子が社殿を建立し、油日大明神を祀ったという伝承もあります。

永禄9年(1566年)に建立された楼門は国の重要文化財。

甲賀の総社、甲賀地域随一の名社として信仰され、中世には甲賀武士団が聖徳太子を軍神として崇め、甲賀郡中惣(甲賀武士の自治組織)遺跡群のひとつとして国の史跡にも指定されてます。

楼門の左右にある廻り回廊。

廻廊が取り付く中世の神社建築は滋賀県内でもこの神社以外には無いそうです。

拝殿は安土桃山時代に再建されたもので、これも国の重要文化財です。

その昔、甲賀武士(いわゆる甲賀忍者)の集会・合議の場としても使われたとされてます。

1570年代、織田信長が伊賀へ攻め込んだ天正伊賀の乱で伊賀衆は徹底抗戦に挑みましたが、甲賀衆は信長側に付きました。

「戦うか」、「恭順するか」の話し合いがこういった場所で行われたのかなぁ・・・色々想像が膨らみますね。

およそ500年前の明応2年(1493年)に建てられた本殿(国の重要文化財)。

お賽銭を入れてお参りしました。

その本殿の横には滋賀県の自然記念物、甲賀市の天然記念物に指定されてる樹齢750年の高野槇(コウヤマキ)があります。

高野山にもこれほど大きい高野槇は無いそうです。

油の名が社名に付くことから、油の神様として奉納された食用油の一斗缶が並べられてます。

また、油日神社は映画やドラマのロケがよく行われる場所としても有名なんです。

2019年には映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Bigining』のロケも行われました。2か月くらい前にも何かのロケがあったみたいですよ。

2017年のNHK連ドラ『わろてんか』のロケがあった時は鈴木保奈美さんの出演シーンのところをちょっとだけ見にいきました。

2019年にNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』で笑福亭鶴瓶さんがアポ無しで訪れた時は知ってる人がTVに映ってて笑いました

社務所の横には甲賀歴史民俗資料館もありますが、まだ見学したことはありません。因みに見学には予約が必要です。

・・と、ここで雨が降り出したので散策はおしまい。

今日は油日神社を紹介しました

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