本日は日本産淡水魚からこのお魚をご紹介
【名前】 アユカケ
【分布】 茨木以南の太平洋側、青森以南の日本海側
【生息環境】 砂礫底質の河川中流域
【食性】 水生昆虫、小魚
アユカケ(鮎掛)はカサゴ目カジカ科に属する日本固有種の魚で、降河回遊の生活史をもつ中型カジカ類の一種です。
沿岸岩礁帯域で産卵、孵化し、春に3cm程度になると川を登ってきます。
写真の個体はおそらくまだ生まれて1年程度じゃないかと思います。
サイズは最大で15-17cm(3年)になり、より頭でっかちなブサ可愛い姿になります
飼育至滴水温は10-22℃なので、飼育するには夏場に水温を下げる必要があります。
管理人も一度飼育したことがありますが、水温管理が大変なのでそれ以降、採取しても飼育することは避けてます。
大きくなると鰓蓋の棘が発達し、この棘で鮎を引っ掛けるという言い伝えがアユカケの名の由来ですが、おそらく迷信でしょうね。。。
絶滅危惧が心配されるお魚で、福井県の九頭竜川に生息するものは天然記念物に指定され、採取することはできません
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