本日は日本の淡水魚からこのお魚をご紹介。
【名前】 カワバタモロコ
【分布】 静岡県以西から岡山までの本州、四国北部、九州北西部
【生息環境】 平野部の小川や浅い湖沼、用水路
【食性】 水生小動物、藻類
カワバタモロコ(川端諸子)は日本固有種で、静岡県以西の本州、四国、九州の一部に生息するコイ科に分類される淡水魚です。
名前のカワバタは滋賀県水産試験場初代場長の川端重五郎氏に由来してるんだとか・・・。
全長は最大約5cmで、口髭は無く、口がやや上向きについているのが特徴ですね。繁殖期の雄は体色が金色になり胸鰭にはごく小さな追星が出て、体側の黒線も明瞭になります。
滋賀県水産試験場初代場長の名に因んでいるにもかかわらず、滋賀県レッドデータブックでは絶滅危惧I類に相当していて、採取も禁止されています。
管理人も滋賀県内では1度も出会ったことありません。。。
この個体は他県の用水路で採取しました。
また、先だってカワバタモロコがタガメやトウキョウサンショウウオと並んで特定第2種国内希少野生動植物種に指定されることが閣議決定され、2月から施行されることがニュースになってました。
これで、カワバタモロコは売買が禁止され、販売目的の捕獲も禁止されます。
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