お気楽忍者のブログ 弐の巻

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Memories of vacations in 2014(3)

2022年03月06日 17時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編3)

2014年5月 臨済宗妙心寺派 龍護山大池禅寺(滋賀県甲賀市)

滋賀県甲賀市水口町にある大池禅寺(大池寺)。

天平年間(729~784年)に諸国行脚の高僧、行基がこの地を訪れた際、日照りに悩む農民のために灌漑用水として、「心」という字の形に4つの池を掘り、その中央に寺を建立し、釈迦丈六坐像を安置したのが始まりと伝えられています。

本尊はご覧の釈迦如来坐像。

この大池寺の釈迦如来坐像、櫟野寺(甲賀町)の十一面観音菩薩坐像、十楽寺(土山町)の阿弥陀如来坐像は甲賀三大坐佛と呼ばれてますが、普段すぐ見ることができるのはこの釈迦如来坐像だけです。

また、この大池寺は小堀遠州の作として伝えられるサツキの大刈り込み鑑賞式枯山水庭園の蓬莱庭園が有名です。

正面奥の二段刈り込みと左右の大刈り込みは海の大波小波を現し、白砂の上のサツキの刈り込みは宝船と七福神を表現してるそうです。

香良洲海岸(三重県津市)

毎年、潮干狩りは津の御殿場海岸に行ってましたが、この年は初めて香良洲(からす)海岸に行ってみました。

海の家が1軒しかないので、御殿場海岸に比べると空いてました。

ワカメ見つけた

海の生き物を採取したり、海の家で貝焼きを楽しみました~

天台宗松峯山 金剛輪寺(滋賀県愛知郡愛荘町)

滋賀県愛荘町にある金剛輪寺は俗に湖東三山と呼ばれる天台宗の古刹で、秋は紅葉の名所として有名な場所です。

写真は金剛輪寺に向かう参道に沿って並ぶ千体地蔵。

風でカラカラと回る乾いた風車の音は正直、ちょっとうら寂しく怖い感じもしましたね。

室町時代に建立され、国の重要文化財に指定されている二天門。

金剛輪寺は、奈良時代の天平13年(741年)に聖武天皇の勅願で行基によって開山されました。

聖観音と呼ばれる秘仏の本尊は行基が一刀三礼で観音像を彫り進めたところ、木肌から一筋の血が流れ落ちたため、その時点で魂が宿ったとして粗彫りのままお祀りされました。

平安時代の初めに比叡山から慈覚大師(円仁)が来山して天台密教の道場となって以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となりました。

鎌倉時代に造られた三重塔は焼き討ちは免れたものの荒廃が進み、塔の初層と二重目の一部が残っていたものを昭和になってから修復復元したものだそうです。

本堂

近江守護 六角氏と織田信長の戦によって、近くの天台宗百済寺一千坊は焼き討ちで焼失してしまいましたが、金剛輪寺は辛くも全焼失を免れ、古いお堂が今もその姿を留めています。

みなくち子どもの森自然館(滋賀県甲賀市)

以前はしょちゅう訪れていた地元の子どもの森自然館。

入館料は大人¥200、小中学生¥100とリーズナブルだしね

その昔、古琵琶湖があったこの辺りにはこんなゾウも闊歩していました。

滋賀でカワバタモロコは絶滅危惧種になっていて採捕は禁止です。

隣県などではまだ普通に生息してたりするのに、県内で将来見ることができなくなる可能性があることは悲しいことですね。

トリックアート展

どこに見に行ったのか忘れちゃいましたが、トリックアート展でのひとコマですね。

陰を描くだけで額から飛び出してきちゃったように見えてしまうのが何とも不思議です

つづく

過去記事<Memories of vacations in 2014(2)

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