いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

伊勢丹 隠れ名品#裏045 車海老頭のカリカリ揚げ 〈東京吉兆〉

2023-09-07 08:08:53 | 食品

 伊勢丹 隠れ名品#裏045 車海老頭のカリカリ揚げ 〈東京吉兆〉

朝、店頭にあればラッキーです

もともとは捨ててしまっていた車海老の頭の部分を、素材を大切にしたいという想いで商品化。オーブンで水分を飛ばしてから揚げることで、香ばしくカリカリの食感に。朝、店頭に並んでいるかどうかはその日次第。(推薦人:食品マネージャー・上野奈央)

1パック 432円 レア度★★★★
※2022年5月26日価格改定いたしました。
※不定期限定販売
[粋の座]

 東京吉兆 株式会社 東京吉兆 東京都中央区銀座8丁目18番14号

*https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f2/isetan_ura100sen_50_f.html#anc_045 より

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イッピンNHK 「座り心地抜群!愛される木の椅子~長野 松本の木製品~」

2023-09-07 07:55:52 | イッピンNHK

 第137回 2016年9月27日 「座り心地抜群!愛される木の椅子~長野 松本の木製品~」リサーチャー: 山田まりや

 番組内容
 背もたれに細い棒を連ねた優美な姿。お尻の形に合わせた座面の緩やかなくぼみ。美しさと座り心地の良さを兼ね備えた木の椅子がある。17世紀のイギリスで生まれた「ウィンザーチェア」を、戦後まもなく松本市の工房が研究を重ねて作り上げたもので、今も年間1200脚あまりを販売するロングセラー。そして、軽さや安定性が「子どもに優しい」と大人気の椅子など、使いやすくて美しい、松本の木製品の魅力に山田まりやが迫る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201609271930001301000 より

 松本のウィンザーチェア

 城がそびえる長野県松本市。訪ねたのは明治創業の老舗ホテル。

 自慢はエレガントなロビー。
 全て地元で作られた家具が設えられているんです。

 このシックな椅子。
 「丸を見たようなこういうデザインが素敵」
 直線と曲線が織りなす優美な形。座面の緩やかなくぼみ。

 思わず触ってみたくなる美しい木の椅子です。

 今日のイッピン。松本のウィンザーチェア。

 イギリス生まれですが、松本で半世紀以上作り続けられているロングセラーなんです。

 今、松本では新たな個性的な椅子が続々誕生。

 多くの職人たちが腕を競い合っています。

 今話題の子供用の椅子。安定性ややさしい形など隅々にまで心配りがなされています。

 子供から大人まで人々に愛される松本の椅子の魅力に迫ります。

 

 長野県の中央。山々に囲まれた松本市。

 古くから木工業が盛んで、松本市とその周辺には150を超える関連企業があります。

 古い蔵が立ち並ぶ中心街にウィンザーチェアを作る工房がありました。

 池田素民長((年英国調の家具を作り続けている松本民芸家具・創設者の池田三四郎の孫、常務取締役))さん。

 会社の創業は昭和19年。テーブルや椅子を中心とした洋風の家具を800種類以上作ってきました。

 中でも人気なのがウィンザーチェア。
 年間1800あまりが売れています。
 「イギリスではもっともポピュラーな椅子ですね」

 ウインザーチェアーの誕生は17世紀のイギリス。

 貴族お抱えの椅子職人が、庶民のための安価でくつろげる椅子を作ったのが始まり。

 今もパブやカフェで頻繁に目にするイギリスの国民的な椅子です。

 足や背もたれの棒・スピンドルを座面に取り付けているのが特徴で、細いスピンドルによる優美なシルエットを持つタイプが典型的。

 さらに座面には座り心地を良くするためにくぼみが施されています。

 この工房では、昭和23年以来ウィンザーチェア作りに取り組んでいきました。

 「もう触ってもらうとわかるんですけども、微妙に彫り具合が違うんですよ。でこれ手で削って作っていくんです。手仕事じゃないとこの線ができない」

 手仕事による座り心地の良い椅子。ロングセラーに秘められた技を見ていきましょう。


 山田さん作業場へ。
 「ここが一番最初に作業する場所なんですけど」

 椅子の材料は寒冷地で育つミズメザクラ。
 繊維の密度が高く硬くて丈夫なんです。

 椅子を構成するのは28のパーツ。それぞれを大まかに切り出していきます。

 これが座面の原型。
 いよいよ良い座り心地のポイント画面の加工作業。

 担当はこの道20年の島村誠さん。

 座面を形作る「座繰り」
 まずは全体を荒削りします。
 使うかんなは普通に使われる箱型ではない特殊なもの。

 島村さんが使うのは「四方反りカンナ」
 歯の周囲が木に当たる部分に丸みをもたせているので様々な局面を削り出せます。
 徐々にくぼみが深くなっていきます。
 島村さん定規を座面に当てました。
 何を測っていたんでしょうか。

 「高さはこのぐらい指が入る感じで、型がないので、この入り方。ここがなだらかになっちゃうとおしりのほうが滑ってきちゃう。座り心地が変わってくるので」

 削る深さは島村さんの指が基準。
 1.6 CM 。

 これが良い座り心地を産む深さなんだぞう。
 座り心地の良し悪しは座った時の骨盤の状態に関係しています。
 最適なくぼみの場合、骨盤は安定し、すっくと立っているような状態。背骨は緩やかなS 字ライン。これが人の最も自然な姿勢で疲れにくいんです。一方、くぼみがなかったり暑いときは骨盤は後ろに倒れた状態に。姿勢も猫背気味に。くぼみが深すぎるとやはり骨盤が倒れ腰や背骨に大きな負荷がかかります。指一本分。1.6 CM の深さは骨盤をきちんと畳んで快適な座り心地を生む深さだったんです。

 指先に全神経を集中しながらの作業。
 削り続けることを1時間。
 抜群の座り心地を呼ぶなだらかな座面ができました。

 組み立て作業を担当するのはこの道24年渡辺一さん。
 出来上がった座面に背もたれやアームを取り付けていきます。
 まずはスピンドルと言う細い棒から。

 あらかじめ太めにしておいた木の棒の先端を叩き潰します。
 「木殺し」と言います。

 接着剤をつけた穴に差し込むと、潰れた部分が接着剤の水分で膨張していくのでがっちり組上がるんです。

 こうして体を優しく包む絶妙な角度で固定されました。
 次は大きく曲がるアームを取り付け、スピンドルを固定します。
 このアームは一本の木を曲げて作ったもの。
 木を水につけ蒸気にさらし何日間もをかけて柔らかくした後曲げるんだそう。

 最後は背もたれのアーチ。
 全てのパーツがピタリと合うように調整をしていきます。
 こうして組み立ては完了。

 最後にラッカーを12回塗り重ね、漆を思わせるような深い艶を出したらついに完成です。
 美しく座り心地もいい椅子。丹念な手仕事から生まれた逸品です。

 

 イギリスの手仕事を松本に
 松本に木工業の交流をもたらしたのは松本城。
 16世紀末の本格的な築城の際、全国から腕の立つ職人が集められたのです。
 江戸時代後期には和家具の生産が盛んになり、明治大正には日本有数の家具産地へと発展。

 戦後になると洋風家具の生産で名を馳せることに。
 その出発点こそが昭和26年頃に生まれたウィンザーチェア。
 しかしそこには苦難の道のりがありました。
 そのことを物語る場所が今も残されています。

 所狭しと並ぶのは、海外から取り寄せられた古いウインザーチェアーの数々。
 その数40。18世紀に作られた銘品がいくつも含まれます。
 それらは一人の人物の手によって集められました。

 「これは先代の池田三四郎。私の祖父なのですか、創業者の池田三四郎が集めてくれたのです」

 池田三四郎さん。もともと松本で木材業を営んでいた三四郎さんは戦後の混乱の中、これからの日本の生活を豊かにするものをと、洋家具作りに情熱を傾けました。
 三四郎さんが真っ先に手本としたのがウィンザーチェア。
 数百年の伝統の中手仕事が作り上げた美しい形と使いやすさに心を打たれたのです。

 「庶民の人たちが暮らしの中で実直にやっぱり作り続けてきたんですよね。でそれがそのコピーにコピーを繰り返されていきながらどんどん良くなっていってそれでいつしかみんなが愛しスイスになった。ウィンザーチェアを勉強することが本物の椅子を作るのに一番の近道じゃないかって考えたんです」

 松本のウインザーチェアーづくりの拠点として三四郎さんが立てたのがこの館。
 戦後の混乱期に職を失っていた和家具職人を集めてウィンザーチェアを実際に使いながら作り方を探ります。

 しかし和家具と洋家具では作り方は全く異なります。
 すぐに大きな壁にぶつかることになりました。
 それが背もたれやアームの部分。当時の松本では1本の木を曲げる技術が確立されていなかったため大きなカーブを再現できなかったのです。
 それでも自分たちのウィンザーチェアを作ろうと、健闘した職人たち。

 試作品を見るとホゾでつくり出す指物という枠組みを要して難局を乗り切ろうとしたことがわかります。
 その後研究を重ねて蒸気で木を曲げる技術を習得。
 製品化に成功し松本の木工の新たな歴史が始まりました。
 椅子が未来を切り開く。情熱は受け継がれ今も松本で多くの職人が独自の椅子づくりに取り組んでいます。

 子どもたちに優しい椅子

 今こちらのお宅で利用している話題の椅子を拝見。

 それが子供用の椅子。
 三姉妹みんなが大のお気に入り。
 まだ一歳のかえでちゃんでも楽々をかけるほど。
 「おうちごっこのとかで乗り物になったり踏み台みたいにしてみても倒れなかったりして物取ったりとか」

 多少乱暴に使っても倒れない安定性。雑誌でも取り上げられ、お母さんたちの注目を集める人気の椅子なんです。

 藤牧敬三さんは、松本で修行した後独立。この道28年。
 子供椅子を作り始めたのは5年前。
 友人に頼まれたことがきっかけでした。
 作業はアーム作りから始まります。

 家具工房スタイル・ガレ u-chair

 材料は誰タモ。粘りがあって丈夫な木です。

 4 mm 幅にスライスし、接着剤をつけたら7枚重ねて貼り合わせます。すると厚さ2.8センチの角材状に。

 この後曲げて行くんですが
 「徐々に曲げていきます」

 重ねた際に圧力をかけて曲げる。このやり方の方が思い通りのカーブが作れるんだそう。
 目指すのは子供を優しく抱くなかなかなU字。
 ヒビが入らないよう慎重に締めていきます。
 始めてから30分。曲木作業が終了。

 乾燥させて削りを施すとこの通り。
 アームに足などのパーツを差し込んで椅子の形にしていきます。

 足はわずかに角度をつけて組んでいきます。
 それが多少乱暴に扱っても倒れない安定性のポイント。
 これが組み上がった状態。
 わずかですが足がハの字に開いています。

 前足は8度。後ろ足は13度。長年かけて藤牧さんが見つけ出した子供に優しい角度です。

 「負荷をかけても音が全くない」

 オイルを塗ったら最後は座面づくり。

 「こちらが椅子の座面の素材になるペーパーコード・紙紐になります」

 樹脂を含ませて撚った紙紐。これが椅子の秘密。

 長い紙紐を切らずにそのまま編んでいきます。

 「弛まずに保ちながら雲ます。100 M ぐらいひとつ使ってしまいますね」

 これを繰り返すと網目が対角線上にできます。渾身の力で編む藤巻さん。

 3時間続けると丈夫でスタイリッシュな座面が現れてきました。

 ついに完成。

 子供はもちろん大人の女性が座っても大丈夫な強さを持っています。

 紙紐の座面は使うほどにお尻の形にフィットしたくぼみができるので、座り心地が良くなっていくんだそう。

 「子供にとって居心地のいい椅子。作ってる時はもうもう無心に近い状態で作ってるんですけども、すごくやりがいがある仕事だと思っています」

 子供達がいつも笑顔で使ってくれますように職人の愛情とは誰の詰まった逸品です。

 椅子は美しく心地よいものでなければならない。 

 オーダーメイド家具工房スタイル・ガレ 信州長野の小さな家具工房から手作りの家具をお届けします

 先人が掲げた理想は松本の地で、揺らぐことなく職人たちの心に流れ続けています。

*https://aerith.xyz/?p=6021 より

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< お米 > お米の品種・銘柄 月あかね

2023-09-07 07:44:09 | お米

 「月あかね」

*https://takayama-s.or.jp/tukiakane/ より

 吾妻郡高山村の特産物でもある「月あかね」。

 「月あかね」には、農薬をできる限り少なくした低農薬で栽培した「標準販売」のものと、完全無農薬、無肥料で栽培され自然乾燥されたものがあります。

 「月あかね」はミルキープリンセスと呼ばれる低アミロース米。

*https://we-love.gunma.jp/gourmet/tsukiakane より

 品種は「ミルキープリンセス」とあるが、それ以外の品種のお米も「月あかね」の米袋で販売しているようです。

 ちょっと統一されていない地方ブランド米ということでしょうか?

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<いろいろな異名-郷土富士> 富士山/ボアルン富士

2023-09-07 07:31:24 | 異名

 「富士山/ボアルン富士 母安山(台湾名)」

 台湾 台湾南投县仁爱乡にある標高1475mの山。

*Wikipedia より

 

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<難読漢字-動物> 土竜

2023-09-07 07:26:42 | 難読漢字

 「土竜 もぐら」

 モグラ科(モグラか、Talpidae)は、哺乳綱真無盲腸目に分類される科。

*Wikipedia より

 モグラの語源・由来
 モグラは、土の中に潜ることから「もぐる(潜る)」が変化したとする説があるが、動詞「もぐる」は比較的新しい語で、現在の「モグラ」の語形から考えられた俗説である。
 モグラの古い語形は、平安時代には「ウゴロモチ」「ムグロモチ」「ウグルモチ」などで、他にも、第一音節が「ウ」か「ム」、第二音節が「グ」か「ゴ」、第三音節が「ル」か「ロ」の組み合わせでいくつかある。
 平安時代の辞書には「うぐろもつ」「うごもつ」など、土を盛り上げる意味の動詞があり、モグラが穴を掘って土を盛り上げることからの命名と考えられる。
 中世には「ウグロモチ」が一般的な語として使われていたが、文化の中心が江戸に移り、江戸の地方語であった「ムグロモチ」の語系が一般的となった。
 1603年の『日葡辞書』には「モチ」が抜けた「ムグラ」の語も見られ、江戸時代後期になって「モグラ」が見られるようになる。
 「ムグラ」から「モグラ」へ音変化する際、動詞「もぐる」が影響したことはある程度考えられるが、「もぐる」が語源で「モグラ」になったわけではない。

 漢字の「土竜」は、土を掘った跡のトンネル部分が竜のように見えるため付けられたものである。
 ただし、中国で「土竜」は「ミミズ」を指しており、日本に伝わった際に誤って「モグラ」に「土竜」が当てられたといわれる。

*https://gogen-yurai.jp/mogura/ より

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<料理用語-和食> 魚麩

2023-09-07 07:22:04 | 料理用語

 「魚麩-うおふ」

 魚のすり身に麩を加え調味したもの。

 椀種や煮物に使う。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/2_C/05.html より

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<慣用句・諺> 衆口金を鑠かす など

2023-09-07 07:19:31 | 慣用句・諺

 「衆口金を鑠かす-しゅうこうきんをとかす」

 《「国語」周語下から》多くの人の言葉、特に悪口が重なると、恐るべき結果を招くことのたとえ。讒言 (ざんげん) の恐ろしさをいう言葉。

 

 「収支償わず」

 収入より支出が多く損失が出る。

 

 「終止符を打つ」

 終わりにする。結末をつける。ピリオドを打つ。

 

 「宗旨を変える-しゅうしをかえる」

 信仰する宗教・宗派を変える。転じて、今までの主義・主張・職業などを捨て、別の方面に進む。

 

 「衆心城を成す」

 《「国語」周語下から》多くの人が心を合わせれば、城のように堅固になる。

 

*goo辞書 より

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<国産ワイナリー> サントリー登美の丘ワイナリー

2023-09-07 07:06:38 | 国産ワイナリー

 「サントリー(株)/サントリー登美の丘ワイナリー」

 ぶどう栽培に適した恵まれた気候・風土のもと、広大な自家ぶどう畑を活かし、土づくりから栽培・醸造・瓶詰めまでを一貫しておこなう登美の丘ワイナリー。
 ワインづくりへのこだわりを体感できる見学ツアーやセミナーだけでなく、ワインショップなど、楽しみかたがいっぱいです。

 サントリー(株)/サントリー登美の丘ワイナリー 山梨県甲斐市大垈2786

 商品リスト

ジャパンプレミアム メルロ

ジャパンプレミアム「品種」シリーズは、⽇本の⾵⼟で育まれたぶどうの特⻑を⼤切に、品種が持つ個性を引き出した⾷卓に寄り添うワインです。⽇本で育てた欧州系品種「メルロ」ならではの、上品な果実の⾹りとともに、果実味としなやかなタンニンが⼼地よく調和した、やわらかな味わいの⾚ワインです。

サントリー ジャパンプレミアム リースリング・フォルテ

ジャパンプレミアム「品種」シリーズは、⽇本の⾵⼟で育まれたぶどうの特⻑を⼤切に、品種が持つ個性を最引き出した⾷卓に寄り添うワインです。リースリング・フォルテはサントリーが開発したぶどう品種。リンゴ、柑橘などを想わせるフレッシュでフルーティな⾹りと爽やかな酸味が特徴の、すっきりと軽快で、きれいな味わいの⽩ワインです。

*https://www.winery.or.jp/winery-map/348/ より

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<大阪製ブランド-文具・スマートフォンアクセサリー> FLASH 関西回路線図 iPhoneケース

2023-09-07 06:58:47 | 大阪製ブランド

 「FLASH 関西回路線図 iPhoneケース」

路線も回路も美しい。基板とは完璧に計算された芸術である。

身近なところではスマホにPC,視野を広げればインフラと数え上げればきりがないほど、私たちのまわりではあらゆる状況で電子機器が活躍し、日々の生活を便利にしている。その内部で動作の基幹となっているのが、電子基板だ。全体のバランスや信号の流れを考えながら、電気的な性能が追求されている。ふだん目に触れることはないが、整然と配置された基板の美しさを表現したのが、PCB ART moecoの「FLASH 関西回路線図 iPhoneケース」だ。基板CADでデザインした本物の基板に、電車の路線が金色に光り、駅にはLEDやIC、抵抗器のチップなど、約200個もの電子部品を実装。シルク文字で精巧に描写された関西の鉄道路線は、西は西明石駅、南は和歌山市駅、東エリアは京都府の山科駅や三重県の柘植駅までを網羅。この製品がつくられた工場もひそかにデザインされているので探して欲しい。さらに面白いのはiPhone自身が発する電波を電力に変換し、昇圧することでLEDが光ること(特許取得済)。情報量の多いGoogleマップなどのアプリを使用したときや、エレベータや地下街でiPhoneが位置情報を探しているときなどに、大阪駅に配置した赤色LEDが光る。そんなガジェット好きの心くすぐる仕掛けも忘れない。また、アイデアやデザインがすぐれているだけではなく、本体の仕上げは超クリアな樹脂で封止されており、表面に傷がつきにくくソフトな手触り。すべてのケースに共通する素材には、弾力性のあるTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用しており、着脱しやすいしなやかさを持ち、ケースも割れにくい。
このアイテムをつくりあげたのは、制御基板メーカーの電子技販。幼いころから基板に魅せられてきた代表の北山寛樹さんが、今までに誰も見たことのない基板で雑貨をつくるPCB ART moecoブランドを立ち上げた。コンセプトは「基板萌え」。北山さんはつねづね「基板とは機械を制御する部品に過ぎない。効率性が求められ、デザインや遊びはないはずなのに、なぜこんなにも美しいのか」と考えていた。そこに「東京の路線図は基板の回路に似ている」というアイデアが加わって生まれたこのガジェット。電車や地図好きがうっとりとするような美しいラインに目が奪われるが、線と点で組まれた規則性のあるパターンにはアートな雰囲気さえ漂い、マニアならずとも見るものを圧倒する精巧さを持っている。日本のエレクトロニクスが詰まった精密な基板の中に芸術性を見出し、本業の高密度基板に使う技法を惜しげもなく投入している。本物と同じ材料、まったく同じ工程でつくられたiPhoneケースは、まさにメーカーの本気をうかがわせる逸品だ。

 「電池なしでLEDが光るギミック」は、自社で6カ月かけ研究をおこない回路を開発。基板裏面にあるアンテナがiPhoneの発する電波をキャッチし、基板の表に回り、乗換駅に実装されたセラミックコンデンサ、ダイオードなどで電圧と電流を高めてLEDを光らせる。

気の遠くなるような作業の繰り返しから生まれる緻密なデザインは、文字のにじみひとつない。プリントではなく基板に回路線図をエッチングでつくり上げ、その上から人の手で薄く樹脂で覆う、そんなつくりだからこそ可能にしたこだわりには感動すら覚える。

 株式会社電子技販 大阪府吹田市豊津町62番8号

*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/130/ より

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