「075 石垣島ラー油〈辺銀食堂〉」
多様なスパイスが奏でる程よい辛味ち奥深い味わいが特徴のロングセラー
石垣島の食材をはじめ、何種類ものスパイスを使ったまろやかな旨味が特徴の元祖・食べるラー油です。
2000年の販売開始からずっと手作業にこだわって作り続けています。通称「石ラー」としても親しまれています。
経済産業省の優れた地方産品として「The Wonder500」に認定されました。
株式会社ペンギン食堂 沖縄県石垣市大川199-1
ペンギン食堂の歴史
夫 暁峰は中国・西安生まれ、妻 愛理は日本・東京生まれ。
食べること、料理を作ることが大好きなふたりは「どちらが食事をつくるのか」で日々キッチンの争奪戦になるほどでした。
暁峰の出身地・西安では、ラー油は各家庭で手作りされるくらい食卓に欠かせない調味料で、ふたりは東京在住時からさまざまなオリジナルラー油作りを趣味にしていました。
1999年、旅行で訪れた石垣島で、豊かな自然や島の文化、優しい人達との出逢いがあり、なんと3か月後には石垣島へ移住。そこには、島の野菜や香辛料など、はじめて目にするものがたくさんありました。早速、愛理は夫のために石垣島の食材を使ったラー油作りに挑戦しました。これが「辺銀食堂の石垣島ラー油」のはじまりです。
2000年春、イベントに誘われ、初めてラー油を販売しましたが、売れたのはたった2本だけ。せっかく作ったのだからと、売れ残ったラー油を友人や知人へ送りました。すると、「具材が入ったラー油」の美味しさが口コミで広まり、少しずつ全国から注文の連絡をいただくようになっていったのです。
その年の冬、ふたりはラー油作りをしながら、念願だった飲食店「辺銀食堂」を石垣島に開店させました。店名にもなっている辺銀(ぺんぎん)は、2002年暁峰が中国から日本に帰化する際、愛理が大好きな南極のペンギンから命名した日本で唯一の姓です。
2008年には、愛理が「辺銀食堂の石垣島ラー油」の誕生秘話をまとめた『ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし』が発売され、それが原案となって2012年には映画『ペンギン夫婦の作りかた』が日本全国で公開、2013年には台湾の映画館でも公開されました。
夫の喜ぶ顔が見たくて作り始めたラー油は、発売当初と変わらず、現在も心をこめてひとつひとつ手作りしています。
また、2010年には姉妹店「石垣ペンギン」もオープンし、ラー油などオリジナル商品の販売をはじめ、八重山諸島や国内外で愛理が見つけた逸品を取り扱い、食やライフスタイルの提案をしています。
サクサクの食感、深い旨み
2000年の販売開始から手作業にこだわり続ける元祖食べるラー油。石垣島の食材をはじめ、複数のスパイスを使い、サクサクの具の食感と奥深い旨みにファン多数。人気が衰えることがありません。
100g 983円 約120本/月
[シェフズセレクション]
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