「009 産業遺産」
*https://utsukushii-mura.jp/map/kosaka/ より イメージ写真
~産業革命遺産を見ながら近代の街づくりを知るから
19世紀半ばの幕末から明治期にかけて、日本の近代化に大きな役割を果たした製鉄、造船、石炭などの一次産業。かつてそれらの産業の中心地であった地域は今も、その規模の大小にかかわらず当時の遺産をそのままに、古い町並みとともに残しているところも少なくありません。近年の日本では、今あるものやそこにある資源に光を当て、現代に合わせて再生させるという新たな取り組みが、全国各地でスタートしています。そんな流れのなかで例えば今注目を集めているのが、秋田県の小坂町。明治時代に鉱山の町として栄えた小坂は、「町全体が博物館」のような美しいまちづくりをするエコ・ミュージアム構想のもと、新たによみがえろうとしています。鉱山の物資輸送のために敷設を見出し、新たに創造する-。農業に留まらず産業の分野にも息づく日本の循環型発想による新たな試みと、技術と知恵の集積によって再生された産業遺産の"今の姿"を是非体験してみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます