福岡県飯塚市の旧筑穂町で育てられている小倉牛と並ぶ福岡県内最古のブランド牛で、長崎や佐賀、宮崎で黒毛和種の仔牛を買い付け、独自の飼料・肥育方法でじっくりと柔らかな肉質をつくりあげます。繊細な“さし”が走る肉は、ほんのりと優しい薄紅色。その脂は甘く、まるで舌の上でとろけるようです。
その肥育法は単に太らせるだけではありません。約20ヵ月を掛けてじっくり健やかに育てられます。最初の約10ヵ月の成長期には内臓や骨格をしっかりとつくるために、主に稲わらや牧草などの繊維質の餌が与えられます。そして、身体ができあがってからようやく脂肪を付ける段階に入ります。約10種類の穀類を筑穂牛独自の比率でブレンドし、飼料を増やします。
早い段階からカロリーの高い穀類を主体にすると、手早く“さし”を増やすことはできますが、突然死したり、体調を崩したりする危険性が高くなります。月齢に応じて身体に無理のない成長を促すことで牛をより健やかに育てることができます。
肥育農家が試行錯誤を重ねた末にたどりついた、この独自の飼料と肥育法により育てられた筑穂牛は、他のブランド牛にも負けない高い品質の牛肉となります。
*https://www.8pusdesign.com/chikuhobeef-fc/ より
ブランド名:筑穂牛
品種:黒毛和種
品質:A・B3等級以上
年間出荷頭数:250頭
ブランド推進主体:福岡嘉穂農業協同組合
主な出荷先:Aコープ九州
販売指定店:http://www.jbeef.jp/brand/dealer.cgi?id=124
*http://www.jbeef.jp/ より
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