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< 郷土料理 > 群馬 すき焼き

2024-08-08 07:57:56 | 郷土料理

 「すき焼き」

 主な伝承地域 県内全域

 主な使用食材 上州和牛、下仁田ねぎ、シイタケ、春菊、豆腐、白菜などの野菜

 歴史・由来・関連行事
 群馬には国内で初めてEUに輸出された「上州牛」や、甘楽郡下仁田町で栽培される太くて柔らかい「下仁田ねぎ」などの豊かな農畜産物が多くある。そんな群馬の畜産物の魅力を余すところなく味わえるのが「すき焼き」だ。活用する食材はすべて県産の「自給率100%」。上州牛、下仁田ねぎはもちろんのこと、生産量全国第1位のこんにゃく芋を使ったしらたきに、生産量全国5位以内を誇る白菜、しゅんぎく、生しいたけ(農林水産省「令和2年産こんにゃくいもの栽培面積、収穫面積及び収穫量」、「令和2年産野菜生産出荷統計」、「令和2年特用林産基礎資料」)をふんだんに使っている。近年ではすき焼きを使った弁当のアイデアを募る「ぐんま・すき焼き弁当コンテスト」や、家族ですき焼きを楽しむ写真を競う「家族ですき焼きフォトコンテスト」などの県民参加型のコンテストも多く開催され、文化が定着しつつある。

 食習の機会や時季
 11月29日「ぐんま・すき焼きの日」には、県内の学校の多くですき焼きが提供されている。また野菜や肉が豊富で栄養たっぷりのすき焼きは、栄養教諭による食育指導や地元生産者との給食交流などに活用されることも。また、2018年に行われたイベント「オールぐんまdeすき焼きまつり」では745名に振る舞われ、ギネス世界記録「1時間で最も多く提供されたすき焼き」として認定された(「ぐんま食文化継承テキスト」より)。

 飲食方法
 一般的なすき焼き同様、食べ方は家庭や店、地域により異なる。群馬を含む関東では割り下で食材を全て煮込むことが多いが、県内の名店では関西でよく食べられている、先に肉を焼くスタイルが採用されていることも。また、上州牛の代わりに「上州軍鶏」を使用するすき焼きや、トマトソースを加えて仕上げる「イタリア風すき焼き」などのアレンジも豊富。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 群馬県では2014年に「すき焼き応援県」を宣言し、企業や市民とともにその魅力を発信する「ぐんま・すき焼きアクション」の取り組みを開始。飲食店など400以上の企業や団体がすき焼きの提供、関連商品の開発に尽力している。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/32_19_gunma.html より


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