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<漢字検定> 2級 -四字熟語 39. 回答 40.出題

2020-09-01 06:21:04 | 漢字検定
 前回の回答

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 せつじく・きりゃく・たいげつ・ごうけん・ぎょくじょう・かれん・しじ・こうたい・ほくと・えいこ

 ① (  )盛衰-栄枯盛衰-えいこせいすい
   栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう。
   ▽「栄枯」は草木が茂り盛んなことと枯れしぼむこと。転じて、人や家門などの繁栄や衰退をいう。

 ② (  )鮮恥-寡廉鮮恥-かれんせんち
   心が清らかでなく恥知らずなさま。節操がなく恥を知らないさま。
   ▽「寡」「鮮」はともに少ない意。「廉」は心が清く欲がないこと。節操が固いこと。

 ③ (  )縦横- 機略縦横-きりゃくじゅうおう
   策略を時に応じて自在にめぐらし用いること。
   ▽「機略」ははかりごと・策略の意。「縦横」はたてとよこ。転じて、自由自在の意。思うままに動かすこと。

 ④ 金科(  )-金科玉条-きんかぎょくじょう
   黄金や珠玉のように善美を尽くした法律や規則の意。転じて、人が絶対的なよりどころとして守るべき規則や法律のこと。現在では「金科玉条のごとく守る」などと用いて融通のきかないたとえとして用いられることもある。
   ▽「金」「玉」は貴重なもの・大切なもののたとえ。「科」「条」は法律やきまりなどの条文の意。

 ⑤ 群軽(  )-群軽折軸-ぐんけいせつじく
   微細なものでも数多く集まれば大きなものになるたとえ。小さい力もこれを合わせ集めれば大きな力となるたとえ。きわめて軽いものでも多く積めば重くなって、それを載せた車の軸が折れてしまう意から。
   ▽「群軽」は軽いものが多く集まったもの。「軸」は車の軸。「群軽軸を折る」と訓読する。

 ⑥ (  )漫滅-刺字漫滅-しじまんめつ
   しばらく人を訪問しないこと。名刺をふところに入れたままで長く使わないために、名刺の字が擦れて汚れて読めなくなる意から。
   ▽「刺字」は名刺の字。「漫滅」は文字などが擦れて消えてしまい、はっきりしないこと。

 ⑦ 質実(  )-質実剛健-しつじつごうけん
   中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。
   ▽「質」は質朴、「実」は誠実の意で、「質実」は飾り気がなく、まじめなこと。「剛健」は心やからだが強く、たくましいこと。「剛健質実」ともいう。

 ⑧ 泰山(  )- 泰山北斗-たいざんほくと
   泰山と北斗星のこと。その道で大家として仰ぎ尊ばれる人。また、学問・芸術などある分野の権威・第一人者のたとえ。略して「泰斗」という。
   ▽「泰山」は中国山東省にある名山。「北斗」は北斗七星で、ともにだれもが仰ぎ見る存在であることから。「泰」は「太」とも書く。

 ⑨ 披星(  )- 披星戴月-ひせいたいげつ
   《「披星」は星をかぶることから早朝の意、「戴月」は月を戴くことから夜遅くの意》早朝から深夜まで、懸命に働くことのたとえ。

 ⑩ 冷土(  )-冷土荒堆-れいどこうたい
   冷ややかで荒れた盛り土という意味から、墓のこと。
   「堆」は土を高く盛ることや盛った土そのもの。

 今回の出題

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 ほんぽう・せんし・うんじょう・ひょうしょう・びもく・じゅうとう・けいせい・かろ・たんせん・がいかん

 ① (  )竜変

 ② (  )冬扇

 ③ (  )事定

 ④ 汗牛(  )

 ⑤ 自由(  )

 ⑥ (  )万考

 ⑦ (  )心驚

 ⑧ (  )秀麗

 ⑨ (  )瓦解

 ⑩ 礼楽(  )


 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより

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