「やまだわら」
反収750kg以上の高収量が期待でき、関東・東北以西において、炊飯米の粘りが強すぎない特徴を活かした外食・中食産業向けや冷凍米飯等業務用、醸造用掛米等としての利用が期待されます。
主要特性
育成地における玄米収量は、「朝の光」に対して早植標肥および多肥で30%程度多収です。また、関東・北陸以西地域の奨励品種決定調査試験でも高収量が得られており、多肥栽培で反収750kg以上の高収量が期待されます。
玄米の外観品質は、「朝の光」より劣る"中中"です。炊飯米の食味は、粘りが弱く、「コシヒカリ」より劣り、「朝の光」、「日本晴」並の"中上"です。
「やまだわら」は除草剤成分ベンゾビシクロン、メソトリオンおよびテフリルトリオンに感受性のため、使用する除草剤には注意が必要です。
栽培適地
関東・北陸以西に適しています。なお、縞葉枯病に罹病性のため 縞葉枯病常発地には適しません。
*https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/012885.html より
地 方 番 号 関東239号 水稲 粳
系 統 番 号 和1289 交 配 番 号 基礎交00-37
試 験 番 号 (F6)2981-6436-5555-4238
育成地/部署 (独)農研機構 作物研究所 / 低コスト稲育種研究チーム・稲マーカー育種研究チーム
(独)農研機構 九州沖縄農業研究センター / 低コスト稲育種研究九州サブチーム
(独)国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点
品 種 名 やまだわら
品種名(かな) やまだわら
種苗法登録年 2014年 命 名 年 2011年
育成開始年 2000年 配付開始年 2008年
参考成績書 2011年3月
備 考
交配組合せ 泉348/関東192号
*農研機構HP より
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