「荒川」
荒川(あらかわ)は、山形県および新潟県を流れる河川。一級水系の本流である。国土交通省による平成15年水質調査では、日本一きれいな一級河川のひとつと評価された。
名前の由来は字の通り「荒ぶる川」に由来し、昔からよく水害を起こす川である。
*Wikipedia より
きらめく清流 「荒川」 更新日:2021年6月15日更新
関川村、村上市及び胎内市を流れる清流「荒川」は、3年連続で水質日本一に輝き、平成20年6月に環境省が発表した『平成の名水百選』に選定されました。
荒川の周辺には、五感を通じてその優れた水環境を感じることのできるイベントや場所が満載です。
あなたも荒川を訪ね、そこで行われる「守り」、「育て」、「活かす」取り組みに参加し、清流「荒川」のきらめきを感じませんか!
アクセス
JR新潟駅(羽越線)→坂町駅(米坂線)→越後下関駅〔約1時間30分〕
東北自動車道「福島飯坂IC」→国道13号(南陽市)→国道113号〔東京から約7時間、約386km〕
関越自動車道→日本海東北自動車道「荒川胎内IC」→国道7号(村上市坂町)→国道113号〔東京から約6時間、約382km〕
新寫きらめく清流「荒川」
清らかな流れ・美しい景観
夏の清流・荒川
荒川は、国土交通省の調査において3年連続(平成15年から17年)できれいな水質ランキングで日本一を記録し、同ランキングでは常に上位を維持しています。また、2県をまたぐ1級河川で県境から河口までの全川が最もきれいな水質環境基準AA類型となっていることも、「荒川」の清らかさを示しています。
荒川流域には、上流域に磐梯朝日国立公園があるなど、荒川本川の以外にも大小数多くの支川が流れ、豊かな水辺環境が広がっています。中でも、景観の美しい「荒川峡もみじライン」や「高瀬の桜づつみ」、新潟景勝100選と新潟の橋50橋にも選定されている「鷹の巣つり橋」など、見どころがたくさんあります。
たくさんのイベント・おいしい“食”
親子カジカとりまつり(大石川)
荒川流域には、「えちごせきかわ水辺プラザ」「ふるさとトンボ池」(以上、関川村)、「金屋水辺の楽校」、「神林水辺の楽校」(以上、村上市)といった親水公園が整備されており、子どもでも容易に川や自然の生き物と親しむことができます。また、多くの魚を育む荒川は、年2回180人が参加するアユ釣り大会や支川の大石川で毎年千人の参加がある「カジカとりまつり」などのイベントも行われ、交流の場にもなっています。
自然豊かな荒川流域ならではの山、川、海と揃う地域の食材を使った四季の料理をぜひ、ご堪能ください。
豊富な水量・様々な生き物
生息するカジカガエル(荒沢川)
荒川の水は、古くからかんがい用水として、新潟県を代表する銘柄米「岩船産コシヒカリ」の生産に利用されているほか、水道水源やダム(大石ダム、横川ダム他)で発電用に利用され、地域住民の生活を支えています。
このほか、魚類では代表種であるサケ、サクラマス、アユをはじめ、ヤマメ、イワナ、カジカなど、多様な水生生物が生息しています。
清流に住むカジカガエルは、その鳴き声の美しさから、古くは平安時代から、その鳴き声を愉しんだと言われています。湯沢温泉から歩いてほど近い支流で、散歩がてら涼しげな鳴き声を鑑賞してみませんか。
清流「荒川」には、守り育て、活かす取組を行っています
清流を守り、清流を育てる
1000人クリーン大作戦
“清流”荒川を考える流域ワークショップ(民間団体)が主体となり、荒川流域2市村(村上市・関川村)と共同で、平成18年から「荒川1000人クリーン大作戦」と名付けた1000人規模の清掃活動を毎年4月に実施しています。
河川の水質状況を把握するため、荒川水系水質保全連絡協議会が昭和59年から毎年水生生物調査を実施しており、毎年、荒川流域の小・中学校が参加しています。
清流を活かす
サケ稚魚の放流
荒川漁業協同組合では、漁業資源の保護を目的に、サケやマスの稚魚の放流を行っています。春には、地域の幼稚園児による稚魚放流式を開催し、小学校ではサケの採卵実習や飼育による生態観察も実施するなど、「荒川」が地域の自然や産業を学ぶ教材となっています。
「大石・山と川に親しむ会」(民間団体)では、荒川支流の大石川で地元小学生とともに水芭蕉等の植栽などの美化活動を行っています。会では、このほかに「大石どもんこまつり」※や水源地のブナ林を訪ねるツアーなど、自然環境を利用した多彩な活動を展開しています。
(※「どもんこ」は、雪のかまくらのことです。)
サケ釣獲調査
荒川では、平成19年から「サケ釣獲調査」が実施され、全国各地から1600人を超える釣り客が訪れています。川の水面幅が100mを超える大河でのサケ釣りは全国的にも珍しく、大好評を得ています。
山形県境の荒川上流部は、美しい渓谷美が自慢。車や汽車の車窓から眺めるだけでなく、目線をぐっと落とした水面から眺める荒川渓谷はまた絶品。カヌー体験では清流を肌で感じることができます。
*https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1282680045069.html より
由来・歴史
関川村に昔から言い伝えられている大里峠伝説という大蛇の話と昭和42年8月28日に発生した羽越大水害、この2つをテーマに昭和63年から「大したもん蛇まつり」を村全体あげて毎年行っている。竹とワラで作った長さ82.8m、重さ2トンの大蛇は村民の手作りで、世界一長い蛇としてギネスブックにも認定されている。
水質保全活動
民間団体が主体となり、荒川流域3町村(関川村・荒川町・神林村)と共同で、「荒川1000人クリーン作戦」という名の清掃活動を年一回6箇所で実施している。
その他には、3町村の老人クラブ連合会主体で荒川の清掃活動を毎年行っており、また、荒川堤防には、障害者の方が花文字「きれいなあらかわ」を植樹し、河川愛護を呼びかけている。
周辺の自然環境-「3年連続水質日本一」の記録をもち、地域の貴重な資源として、流域市村をはじめ多様な人々が保全活動に関わっている。古くから生活に密着しており、鮎釣りをはじめカジカ採りなど親子で水に親しめる憩いの場として活用されている。
利用状況-水稲のかんがい用水や水道水源、また、水力発電所を2カ所するなど、地域住民の生活を支えている。
また、年2回180人が参加するアユ釣り大会、支川大石川で毎年千人の参加がある「カジカ採り祭り」、全国各地から1,200人余りが参加した「サケ釣獲調査」などのイベントを通じて、地域外との交流の場ともなっている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=28 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます