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<日本の名水百選> 静岡 源兵衛川

2025-02-23 07:45:22 | 名水百選

 「源兵衛川」

 源兵衛川は、全長1.5キロメートルの農業用水路を起源とした蓮沼川と同じ楽寿園内小浜池を水源とし中郷温水池に注ぐ一級河川狩野川水系の河川である。 源兵衛川の名前の由来は、寺尾源兵衛というこの地で水田に引く用水路を計画した人物の名前とされている。楽寿園内の小浜池から広瀬橋(三島市泉町1-49)までを広瀬川と呼ばれることもある。自然地形でできた一般的な川と違い、農業用水路は人為的に開削されたものが多い。源兵衛川も、奈良時代に掘削された農業用水路である。ランドスケプの視点で川を捉えると、本来の機能でなく自然生態系の軸、いこいや遊びとして活用を図ることが求められる。

 源兵衛川が流れる静岡県三島市は古くより「水の都」と呼ばれ、市内各所で富士の湧水が噴出して素晴らしい水辺環境を有していた。

 土木学会デザイン賞 2004 最優秀賞 受賞。

 2008年(平成20年)6月に環境省が選定した平成の名水百選[12]および2006年(平成18年)2月3日に農林水産省により疏水百選に選定された。2012年(平成24年)9月24日、 伊豆半島ジオパークのジオサイトとして認定された。2016年(平成28年)、国際かんがい排水委員会のかんがい施設遺産に登録。

*Wikipedia より

 由来・歴史
 水源の小浜池は富士山の伏流水が湧出し、長く三嶋大社の浜下りの池であった。
 戦国時代、伊豆の守護代寺尾源兵衛が、水田灌漑のため、小浜池から流れる広瀬(四ノ宮川)から、用水を開削した。開発者の名から、「源兵衛川」となったとのこと。
 水質保全活動
 毎年5月第2土曜日に源兵衛川などの市内河川清掃を実施している。毎月第一土曜日には「ゴミ拾いツアー」が実施され、さらに10月には、「ゴミO(ゼロ)大作戦」として市内河川や東海道の清掃を行っている。
 またこの他にも「源兵衛川を愛する会」が毎月、河川清掃活動を実施している。

 周辺の自然環境-国の名勝に指定された楽寿園小浜池を水源とし、「水の都・三島」の市街地を清らかに流れる全長1.5kmのかんがい用水路。懸命な保全努力が市民、企業、行政の協働によって行われ、ミシマバイカモやゲンジボタルが姿を見せる。
 利用状況-戦国時代から現在に至るまで、灌漑用水として活用されてきた。
 近年まで、洗いものをしたり、ブリキのフネを浮かべ、中に魚や野菜を入れて冷やす天然の冷蔵庫となっていた。現在は溶岩石が積まれた水路跡を見ることができる。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=54 より


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