「獅子 しし」
ライオンの別称。
ライオン(獅、Panthera leo)は、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。
別名はシシ(獅子)。
語源
ロマンス語の多くで類似した名前を見ることのできる「ライオン lion」は、ラテン語のleo、古代ギリシア語のλέων(leon)に由来している。またヘブライ語の לֶוִי (lavi)や古代エジプト語の rw ともつながりがある。カール・フォン・リンネが18世紀に著した『自然の体系(Systema Naturae)』で、元々 Felis leo (ネコ属のライオン)として分類された多くの種のひとつである。(その後分類が再編され、ライオンは「Panthera(ヒョウ属)」に入れられた。)
*Wikipedia より
獅子の語源
中国語では「獅」だけでライオンを意味します。
そしてこの「獅」の語源には次の2つの説があるようです。
サンスクリット語の「simha(シムハ)」の第1音節 si(シ)を音訳したもの
古代イラン語の「ser」を音訳したもの
「simha」と「ser」どちらもライオンを指します。つまり「獅」はライオンを指す言葉を中国語(漢字)に翻訳したもの。中国にライオンはいなかったため、実際にライオンがいた国からその発音とともに輸入された言葉なのです。
サンスクリット語は古代インドの言語で、古代イラン語は西アジアで広く使われていた言語です。これらの地域ではライオンが生息していました。(インドでは現在もわずかにいるようです。)
またインドは仏教発祥の地であり、西アジアを経由して、中国に仏教をもたらしました。ライオンは仏の守護獣であり、獅子という言葉の成り立ちには仏教が深く関係していると考えられます。
*https://shishimai.site/research/3374 より
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