ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

『ひとりがたり 馬渕睦夫』 ( WASPとディープステイト )

2020-10-28 16:00:35 | 徒然の記

 平成30年10月26日の動画、『ひとりがたり 馬渕睦夫』を観ました。「温故知新」の読書に集中していたため、氏の動画にずっとご無沙汰でしたが、久しぶりに観て、気持ちを新たにさせられました。

 いつもは離れていますが、田中英道氏と馬渕氏の動画は、常に正座して見ています。自分と違う意見があっても、そう言う見方もあるのかと、うなづかされます。両氏ともに、ユダヤ人について語り、世界を動かす鍵をユダヤ人と見ています。

 古代から今日まで、宗教、政治、金融、学問、芸術の世界で、彼らを抜きに歴史が語れないと言う事実を、説明してくれます。二人の意見は、世にいう、いわゆる陰謀説でなく、ユダヤ人を正しく知り、適正な評価をすべきと言う常識論です。

 戦前の日本人を、「軍国主義者」、「侵略主義者」と一方的に決めつけ、激しく憎む国や、攻撃する人々がいます。ユダヤ人もまた、ある面だけを見て、悪評を立てられている事実があり、似たようなものを感じます。

 マルクスもレーニンもユダヤ人で、キッシンジャーもブレジンスキーもそうです。相対性理論を考えた、アインシュタインもそうでした。私が嫌悪する反日・左翼の野党や学者は、ユダヤ人マルクスの信奉者で、中国やアメリカの政治家を動かし、日本を敵視させ、孤立させたのは、ユダヤ人キッシンジャーでした。

 私はまだ、馬渕氏や田中氏のように、客観的な立場で、ユダヤ人を語る気持ちにはなれませんが、彼らが、第二次世界大戦後、世界の大国となったアメリカで大きな力を発揮していると言う事実は、認めています。単純な例で言いますと、戦後日本は、アメリカの意向を無視すると、総理大臣でさえ任期を全うできませんでした。

 ましてGHQが残した「トロイの木馬」たちの、闊歩を見ていれば、ユダヤ人の影響力が、どれだけ日本に及んでいるかが分かります。田中英道氏の説明によりますと、現在のユダヤ社会は二つに分かれ、トランプ、反トランブの戦いをしているとのことです。つまり、グローバリストだった従来のユダヤ人と、自国ファーストの愛国ユダヤ人だと言います。

 馬渕氏の説明では、アメリカの民主党を支援しているのが、グローバリストのユダヤ人です。そして、反日勢力になっているのも、グローバリストのユダヤ人たちで、米国民主党に多くいます。このユダヤ人たちが現在、トランプ氏追い落としのため掲げているスローガンが、人種問題です。

 黒人を含め、「マイノリティーを尊重せよ。」「白人優位の社会でなく、寛容な社会をつくれ。」「他文化、他民族と共生する、多様な社会を作れ。」と、主張し、トランプ大統領を「差別主義者」だと言って、攻撃しています。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々は、もしかすると気づかれたのかもしれませんが、彼らのスローガンは、日本のマスコミがそのまま国内で使っています。反日・左翼の野党や活動家たちは、私のような愛国の人間を、「差別主義者」と批判します。米国ユダヤ勢力をそっくり真似、「共生社会を作れ」、「多様な民族を受け入れる寛容な日本を、作れ」と、同じ言葉で国民を煽動しています。

 退陣した安倍総理も、時として「共生社会」「多様な社会」と言い、「観光立国政策」を正当化しました。戦後の日本がアメリカの属国状態にあり、右も左も、ユダヤ社会の影響から抜けられないという事実が、ここにも見えます。

 馬渕氏の意見が、単なる思いつきや、軽はずみな煽動でないことが、事実を知れば理解できます。今回の動画も、やはり目から鱗でした。どこまで理解したのかを確かめるため、氏の言葉を整理して見ます。

 「ディープ・ステイトとは、アメリカの真の支配者の意味です。」「アメリカの大統領を、作り出すユダヤ社会のことで、いわば今の世界を動かしている人々です。」「彼らはグローバリストであり、国際協調路線を掲げながら、世界に紛争を作り出しています。」

 「彼らは現在、大統領を指名するだけでなく、FRB ( 金融 ) 、FBI ( 警察)、司法省、マスコミを、支配下に置いています。最高裁にも進出しています。」「彼らは、マイノリティーに優しい社会をという言葉を、スローガンにしていますが、目的は社会の分断にあります。」「マジョリティー対、マイノリティーという分断です。」

 日本の反日左翼の野党議員たちの意見と、マスコミの報道が、アメリカのデープ・スティトの主張と酷似している事実に、私たちはもっと注目すべきです。馬渕氏の意見が、無視できない日本の弱点を指摘していることにも、気づくべきでしょう。

 「私たち日本人は、今でもアメリカを支配しているのが、WASPだと思っています。」「WASPというのは、アメリカを建国した、白人支配者たちのことです。」「White  Anglo  Saxon  Protestant の頭文字をとったもので、白人のエリート支配層を表す言葉でした。」「エスタブリッシュとも、言われていました。」「こういう話は、秘密でもなんでもなく、公表された資料や出版物があって、誰にでも公開されています。」

 「私たち日本人が知らなければならないのは、エスタブリッシュが支配していたアメリカは、すでに終わっているという事実です。」「エスタブリッシュがアメリカのリーダーだったのは、20世紀の初頭までで、」「それ以後のアメリカは、ディープ・ステイト、つまりユダヤ社会がリーダーになっているのです。」

 「トランプ大統領の当選は、ディープ・ステイトが予定していなかったものなのです。」「トランプ氏が戦っている相手は、ディープ・ステイトです。」「だからアメリカのマスコミは、トランプ大統領を、最初から徹底的に敵視し、叩いています。」「アメリカのマスコミは、ディープ・ステイトのコントロール下にあるからです。」

 「トランプ氏の公約は、" アメリカを、政治のプロからピープルに取り戻す " です。」「政治のプロとは、ディープス・テイトのことです。」「彼もそこまでは、はっきり言えませんから、遠回しに言っていますが、」「国民に語りかけているのは、ディープ・ステイトから、" 建国の精神 "  を取り戻す、という意味なのです。」

 乱暴で粗野な大統領を、氏が一貫して支持する意味がやっと分かりました。そうなりますと私も、トランプ氏への見方を変えたくなります。

 「しかし私は、ユダヤ人を非難しているのではありません。」「私たち日本人は、こうした事実を知らなければ、本当の国際政治学がわからないのではないかと、」「そう言っているんです。」「アメリカの現実と実態を知ることが、現在の日本を考える鍵になるのです。」

 「こういうことを、日本のマスコミは伝えません。」「政治家はもちろん言えないのですが、学者や評論家は、言えるはずなのに言いません。」「中には分かっていない人もいるのでしょうが、そうでなくて、多くの人は黙っているのです。」「そんなことを言えば、自分の不利益になるからです。」「しかし私たちは、事実を知ることの大切さを、知らなくてなりません。」

 確か、そういう意見でした。私のブログも、考えて見ますと、「事実を知る」ことの大切さを、息子たちに伝えようとしています。そのまま信じなさいとは、言っていません。自分で調べ、納得することが大切だと言っています。

 思い上がり、得意になり、ねじ伏せるような反日・左翼学者との違いが、ここにあります。反日のマスコミのように、アメリカの報道をオウムみたいに繰り返し、国民を煽動するような傲慢さは、持っていません。馬渕氏に惹かれるのは、その謙虚さです。なかなかできませんが、私も、見習いたいものです。

コメント (4)
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