ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社 - 9 ( 美智子様と「九条の会」 )

2018-07-04 19:04:59 | 徒然の記

   本日の話は突然に飛び、美智子様について述べたいと思います。

 平成27年の2月に、初めて美智子様のことをブログで取り上げました。以来、平成28年の8月まで11回美智子様について書きました。それまでは美智子様を、慈悲深く、聡明な方として、敬意を抱いておりました。

 気持ちが大きく変化したのは、美智子様が「九条の会」のメンバーと親しくされ、心を寄せられていると知った時からです。会の設立者たちは、嫌悪してやまない反日左翼の作家や文化人、学者たちですから、日本人の敬愛する皇室の中心におられる美智子様の御心が、理解できなくなりました。

 「憲法九条にノーべル賞を」という、信じられない運動をしているカトリック教会の日本人司教たちとも、親しくされていると聞き唖然としました。注意して調べてみますと、美智子様のなされていることは、皇室の破壊につながるご行為ばかりでした。それ以来皇后陛下とお呼びするのをやめ、紅い美智子様と言うことに決めました。

 一つの例を挙げますと、常に被られている丸い皿状の帽子と、白いマントのようなドレスです。見れば見るほど、ローマ法王の衣装に酷似しております。美智子様はカトリック教の学校を卒業されていますが、神道の中心である皇室に入られた時から、この問題は終わっていると思っておりました。

 美智子様が皇室に入られたある日、聖書の説明をされているところを、昭和天皇が、お咎めになられたと聞きます。ネットの情報ですから信じていなかったのですが、今は、事実ではなかったのかと思っています。昭和天皇のご存命中は静かにしておられましたのに、陛下がお亡くなりになると、自己主張をされるようになりました。

 朝鮮式挨拶のコンスも、その一つです。日本にはちゃんとした礼法があり、皇室の方々は、自然体でそれを守られていました。昭和天皇と皇后陛下が、お亡くなりになった以降だと思いますが、美智子様は両手をヘソのあたりで組み、肘を広げるお辞儀をされるようになりました。

 聞けばこれは朝鮮の宮廷で、召使たちがしたお辞儀の仕方だといいます。気に留めずにいましたが、慰安婦問題で韓国政府が日本軍の極悪非道を攻撃し始め、少女像まで作りました。朝日新聞の捏造と誤報と分かった以後も、韓国は大統領を筆頭に世界のあちこちで、日本攻撃を続けています。

 国民の気持ちが深く傷つけられ、怒りと嫌悪で震えていても、美智子様は我関せずと、コンスの挨拶を止められませんでした。どこでそう信じられるようになったのか、「日本は朝鮮に酷いことをした。」「謝罪の訪問をしなければならない。」と、折に触れ語られるようになりました。

 韓国・北朝鮮の政府見解は、どこまでが事実なのか疑わずにおれないほど、誇張と屁理屈が混じっています、美智子様のお立場なら、韓国へ一方的に同情せず、国民の怒りにも耳を傾けられるのが本当でしょう。国論が二分している問題について、美智子様は、平気で足を踏み入れられるようになりました。

 「平和憲法を、大切にします。」と、陛下と皇太子殿下に、国民の前で語らせておられるのも、美智子様の意向だと今では国民が知っております。平成21年9月の文藝春秋に、皇室を知る有識者の、懇談会の記事がありました。この中の一部分を、紹介いたします。精神科医香山りか氏の質問に対し、朝日新聞編集委員の岩井氏が答えています。

 〈 香山りか氏 〉「両陛下のお気持ちを忖度する、行幸啓のプロデューサー的な方は、いないのですか。」

 〈 岩井氏 〉 「プロデューサーは、両陛下ご自身でしょうね。」「昭和でしたら、侍従長の入江相政さんが、そういう立場だったでしょうけれど。」 

 言及する岩井氏の不遜さも、私には気持ちの良いものではありませんでした。

 〈 岩井氏 〉 「皇后様の発信能力、リテラシー能力というのは、凄い。」「今の両陛下は、言って見れば共働きであり、」「皇后様は、皇室生まれの人の、目に届かないものを補おうと、常に努力されている。」

「最強の副官のような、存在だと思うんです。」

 平和憲法護持を言う朝日新聞ですから、岩井氏は美智子様を応援する立場にいます。この不躾な言葉は美智子様への中傷でなく、褒め言葉です。平成28年の8月のブログから、その中の一部を引用しました。

 あれ以来陛下のなされる行為の陰に、最強の副官としての美智子様の姿を見ます。陛下は何をするにも、側近に尋ねられるそうです。

 「あっちのほうは、なんと言っていますか。」

 あっちとは、美智子様のことで、美智子様に異論がなければ、陛下はそのまま実行されます。美智子様が異論を述べられると、陛下は実行されないそうです。

 一番驚きましたのは、昭和天皇が愛され、毎日のように散歩されていた皇居の森を、お亡くなりになると整地され、ご自分のお住まいである吹上御所を建てられたことです。まさか昭和天皇への意趣返しではないのでしょうが、最強の副官の前では誰も逆らえません。

 美智子様が愛してやまないのは、皇太子殿下です。更に皇太子殿下の後を継ぐ方として、美智子様が思い描かれていますのは愛子様です。これにつきましても、陛下のお言葉があります。「あれは、愛子を天皇にと、考えているようです。」

 こうなりますと、美智子様が一番厄介視されている人物が、浮かび上がります。「憲法改正」「女系天皇反対」と、どこまでもご自分に逆らうのは、自民党総裁であり、総理大臣である安倍晋三氏です。

 共同通信社と美智子様の関係につきましては、これまで知らなかった訳ではありません。しかし今回共同通信社について調べ、こんなにも巨大なネットワークと、支配力を持つ会社だったかと驚きました。

 日本の頂点にある皇室で、絶対の力を持たれている美智子様と、マスコミ界の頂点にいる共同通信が協力すれば、安部内閣の打倒もあり得るのでないかと考えるようになりました。

 次回は美智子様と共同通信が、どのような人脈でつながっているのか。調べた事実を報告しようと思います。連日の安部内閣攻撃記事を読み、「安部があ。」「安部があ。」と合唱している国民は、もう少し考えるべきではないでしょうか。

 移民を大量に受け入れたり、カジノ法案を推進したり、大切な種子法を廃止したり、安部氏の政策にはロクでもないものがありますが、それでも、反日左翼の「憲法改正反対」と、「女系天皇賛成」に比べれば、まだましです。

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6 コメント

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正田美智子様 (RIKAKO)
2018-07-04 23:06:45
この記事を、ぜひ、皆さんに読んで頂きたい。
皇室に物申すのは、不敬だと言う前に、
この事実を知って欲しいと思います。

美智子さまと言えば、
やはり、A級戦犯発言が忘れられません。
お国の為に命を捧げ戦われたご英霊に対して、
敬意を払われるどころか、切り捨てた。
昭和が終わった時点で、皇室も崩れ落ちました。

時たまテレビで皇室特集などされますが、
正田美智子さんに、小和田雅子さん。
顔を見るのも嫌だし、アゲアゲの報道にも嫌気。気分が悪くなるので見ません。

九条の会や、共同通信との関わりなど、
まだ、ご存知ない方にぜひ知っていただき、
八百万の神に祝福される皇室を取り戻して欲しいと思います。


先日、ある薬局で、コンスをする従業員に
「日本語お上手ですね!韓国の方なのに」と褒めて差し上げましたら、
「日本人です!!!」と(笑)
「あら。失礼。そんなお辞儀をされるから韓国人かと思いました。」と言っちゃった(笑)

(美智子さまの真似してます)なんて言われたら、
ホントに困ります。
日本人として恥ずかしい。
日本人なら、両手を脇に添わせ、ビシッと立たんかい!!と😅
返信する
紅い美智子様 (onecat01)
2018-07-04 23:54:58
RIKAKOさん。

 コメントを感謝いたします。皇室を批判することは、私の気持ちに添いません。しかし、昭和天皇亡き後、美智子様のなされていることは、日本の文化や伝統などを否定し、やがては国を崩壊させる行為ばかりです。

 庶民の家庭の下世話な言葉で言いますと、今上陛下も、皇太子殿下も、かかあ天下の家庭をお持ちになり、言われる通り、なすがままです。庶民の家庭なら、かかあ天下も、愛嬌がありますが、皇室には、国民のために、天下国家の平安を祈念するという、大きなお役目が、歴史と伝統に則り続けられてまいりました。

 聞くところによりますと、美智子様は、皇室の大切な祈りの行事に背を向けられている、雅子様を放任されています。皇室には、私よりも、公を優先する高貴な義務がありましたが、平成の今はもう、個人優先の場所となりました。

 庶民が定年退職するように、自分も退位すると、陛下はテレビで語られますし、崩御と新天皇の即位が重なると、残された家族が大変だから、早めに退位するのだとも、言われました。

 ここにはもう、昭和天皇までの皇室は、影も形もありません。強力な副官の、男女平等、個人主義優先の思想が、浸透していることが伺われます。

 国民の多くは、普段は意識していませんが、日本の中心におられる天皇を、かくまでないがしろにされた伴侶は、美智子様以外にありません。

 喜んでいるのは、反日の馬鹿者と、時代遅れの左翼です。外来種が、固有の生き物を駆逐してはびこるように、私には、美智子様と、雅子様が、外来種に見えてなりません。

 無念の一言です。
返信する
このコメントをするのは少し躊躇したのですが。。。。。やはり申し上げたほうがいいと思います。 (あやか)
2018-07-06 07:26:49
ねこにわ様が、健全な保守主義のお立場に立たれ、実証主義の見地から、大東亜戦争の歴史や通信社の実態について述べていらっしゃることには、たいへん勉強になります。
 また、、これからも、素晴らしいブログを続けていただきたいとおもいます。
ただ、今回の、皇后陛下に対する批判的なご意見につきましては。。。。(失礼とは存じますが)心苦しく感じます。
 私は、天皇皇后両陛下をたいへん尊敬いたしております。
私が高校生時代のころ、音楽の授業で【合歓の木の子守歌】というのを学びました。皇后陛下が女学生時代にお作りになられた歌で、まことに慈母の心を思わせる美しい歌詞と旋律で深い感動を覚えたものです。
そして、その気持ちは学窓を出て社会人になった後も毫末もかわりません。
 美智子皇后陛下は皇室に嫁がれてからは貞淑な妻として、また慈母として、賢明な祖母として、皇室の伝統と日本の【國軆】を守ってこられました。
大地震や自然災害の時には、天皇皇后両陛下が、被災者のことを気遣われ、国民によりそわれるお姿には感嘆せずにはおられません。どうして、皇后陛下のことを悪し様におっしゃるのか、私には理解できません。
たしかに、皇后陛下は東宮妃殿下であらせられる時から、心無い誹謗中傷を受けてこられたことは、年輩のかたからも、聞いたことがあります。すべて、心根の卑しい人たちの嫉妬や『やっかみ』によるものであり、もとより論ずるにたりません。
 皇后陛下美智子様が、キリスト教であるということで昭和天皇から叱責された話しは私も聞いたことがあります。
ずいぶん昔の昭和40年代か50年代のころ、低俗週刊誌にそんな話しが掲載されてたらしいですが、何の根拠もないフェイクニュースで、当時の宮内庁や侍従のかたも、きっぱりと否定されています。
 第一、キリスト教がだめだと言うなら、そもそも美智子様が皇室に嫁がれることは有り得ないはずです。
昭和天皇の御新任の篤かった小泉信三博士も東宮侍従をつとめられた浜尾実様も熱心なクリスチャンでした。
美智子皇后陛下が、キリスト教カトリックの聖心女学院を卒業され、キリスト教会ともご縁があることは事実ですが、狂信的なキリスト教徒という程ではありますまい。もちろん良い意味でのキリスト教的な感化は受けておられるでしょう。
(皇后陛下の実家の正田家の「家の宗教」は皇室と同じく「神道しんとう」です)
ちなみに、作家の曾野綾子先生や自民党右派の政治家の山谷えり子先生も、カトリック信者であり、皇后陛下と同じ『聖心女学院』の卒業生です。
 カトリックの女性信徒は、いわゆる『上流家庭の令嬢』が多く、卒業後は富裕家庭に嫁ぎ、高齢になっても同窓会的な連帯意識をもっておられ、各界でのある程度の影響力はありますが、政治とは関係ないでしょう。
皇后陛下も、聖心女学院御出身であれば、当然母校の教師や司教や修道女との交際はあるかも知れませんが、それらのひとたちとの個々の政治的信条とは、当然、関係はありません。
 日本は、立憲君主制国家であり、天皇皇后両陛下も、そのお立場を遵守しておられます。
天皇皇后両陛下が、安倍総理大臣の政策を「牽制」している、とかいう人たちがいますが、どこからそんな馬鹿げた見解が出てくるのか不思議でなりません。天皇皇后両陛下が個人的に安倍総理の事をどのように御覧になってるかは知るよしも有りませんが、政治制度的に天皇陛下が総理大臣と対立することはあり得ません。

ところで、言うまでもありませんが。。。。。
天皇皇后両陛下にせよ、その他の皇族のかたにせよ、「人間」です。
当然、性格的な御長所・御短所はありますし、また、そのご意見が正しいとばかりはかぎりません。
しかしながら、天皇皇后両陛下を、お諫めするにしても、、、あくまでも、「国民としての本分」をわきまえ、節度と慎みが必要なことは申すまでもないことです。!【根拠薄弱な怪情報などに基づいた批判は、とんでもない話しです】
 それに、皇族のかたは批判されても反論することはできません。
そういう立場のかたに向かって、陰口に類する批判・中傷を、行うことは言論者としてのマナーに反することでしょう。
 もちろん、言論の自由は尊重されなければなりませんが、皇室に対して、やたらに批判・風刺したり冷笑するような態度は、君主制国家の善良な国民の態度ではありません。!!

以上、いろいろな事を、だらだらと申し上げましたが、これはあくまでも【一般論】であって、ねこにわ様のブログを批判しているのではありません。
 あるいは失礼な言い方をした部分はあったかもしれませんが、そこのところはご容赦いただきたいと思います。
これからも良いブログを期待しています。
返信する
事実 (onecat01)
2018-07-06 08:42:40
あやかさん。

 真摯なコメントを頂きました。貴方のような、ご意見を持つ方が、おられることを、知りました。

 私が求めておりますのは、「事実」だけでございます。根拠薄弱な怪情報を、好んではおりませんし、むしろ避けているつもりです。しかし正直なところ、根拠薄弱な怪情報なのか、事実なのか、全てを識別する力が、私にはありません。

 外に現れた美智子様の行為と、ブログの情報が一致したと思えるときは、受け入れております。私も、美智子様が、貴方の言われる通りの方であることを、心の中では願っております。

 しかし九条の会の方々との親交や、憲法順守のお気持ち、慰安婦問題への謝罪のお気持ちなど、微妙な、国難とも言える課題について、個人的なご意見を漏らされるのは、やはり疑問でなりません。

 小泉氏や浜尾氏、あるいは曾野氏や山谷氏がカトリックであることと、美智子様がカトリックでいらっしゃることには、微妙な違いがあるのではないでしょうか。

 もし美智子様が、心の中でだけ、大切にしておられるのなら、怪情報も発生しないのではないでしょうか。日本国民の、魂の中心にあり、しかも神道の皇室ですから、形としてカトリック的なものをお見せになれば、批判が生まれましょう。

 コンスや法皇様に似たご衣装なども、その流れだと思います。私のような者には、これが根拠薄弱なものであるかにつきまして、判別はできません。私にできますことは、怪情報を流す者よりも、むしろ美智子様に、「誤解を与えることは、おやめください」と、お願いするしかありません。

 いずれにいたしましても、皇室は、戦後最大の課題として、好むと好まざるにかかわらず、国民の前にあります。もしかしますと、これは私のような者が、あれこれ言うべきでなく、歴史の流れを黙って見るべきかと、そんな気もいたしております。

 有意義なご意見を頂き、感謝しております。今後とも、よろしくご指導ください。

返信する
追伸 (あやか)
2018-07-07 23:27:41
大雨が降り続いておりますが、ねこにわ様のところは、だいじょうぶでしたでしようか?
もし、なんらかの御被害があれば、お見舞いもうしあげます。
 ねこにわ様のご返事を拝読しました。
私は、いろいろ生意気なことをもうしあげましたが、もとより、この件でねこにわ様と論争するつもりはありません。
ただ、先入観無しで、私の素朴な感想を申し上げたにすぎません。
ねこにわ様が、愛国・憂国のお立場で、この有益なブログをなさってることはよくわかりますし、その見地から止むに止まれぬお気持ちから、今回のご意見をおっしゃったと拝察します。
 むろん、保守的なかたでも、皇室の現状に批判的な見解を、おっしゃるかたもいます。
たとえば西尾幹二先生が、かなり以前に、東宮殿下と雅子妃殿下のご生活態度について忠告されたことがありました。
また、故・渡部昇一先生が、天皇陛下の生前御譲位に強く反対していたことも事実です。
さらに歴史を遡れば、忠孝のテキストとも言うべき北畠親房の「神皇正統記」にも特定の天皇に対する批判がかかれていますし、鎌倉時代の僧侶『日蓮』の著作にも、天皇批判が記述されています。
 ただし、日蓮聖人や北畠親房公にせよ、西尾先生や渡部先生も、皆、愛国の立場に立つ高徳の人格者であり、それゆえに説得力もあったのです。
もちろん、ねこにわ様も同様の立場からおっしゃっることは、私も、確信します。

ただし、皇室のかたの個々の御言動はともかく、私たちにとりまして、天皇皇后両陛下その他のかたは、かけがえの無いかたがたであることは、かわりはありません。
天皇陛下を始め皇族がたで、困窮する人民を尻目に贅沢三昧をしたり、人民をしいたげたりしている人は一人もおりますまい。
 皇室批判は、その個別的な事実はどうであれ、公然たる皇室批判は、結果的には、『天皇制廃止』を叫ぶ左翼や反日不逞外国人を喜ばせるだけです。
 美智子皇后にたいしては、御結婚当時からあらゆる批判を受けてこられました。しかしながら、その大半は事実無根の流言飛語に過ぎないことは何度も申し上げたとおりです。美智子皇后様に対する誹謗中傷の流布者は、戦後身分や財産を失った元皇族や元華族(貴族)からでているようです。あんな『平民』のミチコが私たちを出し抜いて皇族になりあがるとは。。。。と、言った嫉妬の感情でしょう。むろん、国民はそんなことは歯牙にもかけませんでしたが、美智子皇后様への誹謗は、インターネットの世界でゾンビのように生き返り、さまざまな荒唐無稽な妄言を拡散させ、さらにそれを、意図的に悪用する者も出てきたわけです。
 しかし、美智子皇后陛下は、どのような誹謗中傷にも健気に耐えてこられ、お子様やお孫さんを育ててこられたのでは有りませんか?
 現在の皇位継承者は(常陸宮さま以外は)すべて明仁天皇陛下と美智子皇后陛下の子や孫です。
未来の『万世一系の天皇陛下』は、すべて、美智子皇后陛下の血脈を引かれたかたになります。
そういうことを鑑みますれば、美智子皇后様をあれこれ言うのは、たいへん畏れ多いことだと言わなければなりません。

美智子皇后陛下が皇室内でカトリックの宣伝をし、神道をないがしろにしておられることは、聞いたことがありません。
皇后陛下は、天皇陛下ともども、伊勢神宮など各地の神社や皇居内の賢所を大切にしておられます。
それに、健全なカトリックの場合は、日本の皇室や国家体制にとって脅威ではありますまい。
日本にとって脅威なのは、韓国のエセ・キリスト教的な新興宗教にほかなりません。あんなのこそ排斥すべきでしよう!
皇后陛下のお召しものが、ロ-マ法皇の法衣に似ているという話しですが、、、。いったいどんな服装かは知りませんがそんなことは無いでしょう。第一、ロ-マ法皇は男性であり、その衣装が婦人服に似るはずはないです。
美智子皇后様の普段のお召しものは、すべて、普通の女性ファッション雑誌にもあるもので、何か特異な意味のある服装を
なさることはないはずです。
 
例の『コンスとかやら』の話しですが、、私も、詳しいことはわかりませんが、第一、あんなものが賛否の話題になったのは、ここ数年の話でしょう。新聞などで取り上げることはないと思いますし、たぶんネット情報でごちゃごちゃ言われ出したんでしょう。むろん、あのコンスが、韓国起源かどうかはわかりません。
 おそらく実際は、どこかの百貨店店員かコンパニオンあたりがやりだし、それが社員研修などを通じて日韓の一部の連中に広がり、韓国側では、その礼法を勝手に『コンス』と名付けてるだけの話しじゃないですか。
あれを韓国起源として自慢したり、逆に忌避したり、あてこすったりするのは馬鹿げています。
ましてや、皇后陛下がああいう韓国式??作法を奨励しているなどという風説は、一笑に付すべきものでしょう。
振り袖の和服でのご挨拶でしたら両手をつつましく『女陰』の上のあたりに置いてお辞儀をするわけですが、超ミニスカートのコンパニオンの衣装でしたら、手をそのあたりに置いたらかえって変なイメージになりますから、少し肘を張って少し上の所で手を組む形(つまり、コンス?とかやらに似た形)になります。
ただ、こんなことで私も理屈を言いたくありません。しかし、真心と敬愛のこもった挨拶でしたら、素直に考えたら不快の念を感じるはずはないのです。インドや東南アジアや日本では、仏教式合掌をしますが、それがインド人みたいだからケシカランという人はいないはずです。

本論から脱線しましたが、いずれにしても、こんな、たわいもないことで皇后陛下のことを批評するのは、如何に馬鹿げたことだと言うほかありません。それこそ、野卑な井戸端会議レベルの噂話しでしかないです。

ただ、私も、天皇皇后両陛下が、過度に戦争の反省をなさるお言葉には少しだけ違和感を感じることはあります。
【天皇皇后両陛下が平和主義者であらせられることは、頭が下がるけど、あそこまで『反省』なさることは無いのに。。。】と、しばしば思います。しかし、これは、陛下の世代の体験からすれば無理もないかも知れません。
天皇皇后両陛下と同じ世代のかたは、大東亜戦争中は幼少年時代であり、この世代のかたは『素朴な非戦主義者』が多いです。幼少年少女であれば、戦争の理由はわかりませんし、ただ、『怖いよう』『おなかがすいたよう』という記憶しかありません。とりわけ、小学校高学年くらいだったかたは、昭和時代の初期のかなり豊かな時代の記憶もあります。ハンバーグやハヤシライスを食べ、美味しい蜜豆を食べた思い出もあります。それが戦争になり、御飯もなくなり空襲におびえなければならないとあっては、『なぜ、こんなことになったんだよう!おなかすいた!もう、こんなのいやだあ!』と思ったに違いありません。また、こういう少年体験は人格形成におおきな影響を及ぼします。
ですから、天皇皇后両陛下を含む戦争中少年期世代のかたが『厭戦意識』を持っておられても、私には無碍に非難はできないですね。そっとしておくほかありません。
 ましてや天皇皇后両陛下をなじることは、すべきではありません!!

★☆もちろん、私は、憲法9条改正論者であり、『本格的な再軍備をすべき』だという立場です。核兵器も場合によっては持つべきだと思っています。こういうことは、これからの若者が責任感を持って取り組むべきです。
今の青年世代が中堅になったら憲法改正もデキルに違いありません。 
 ただし、年老いたかたは、敬い、いたわるべきです。
ましてや、天皇陛下、皇后陛下ではありませんか?!!
平成の天皇陛下ならびに美智子皇后陛下は、こころから平和を愛する立派なかただった!!!
そう思えばいいです。
 【私は、天皇陛下明仁様ならびに美智子皇后陛下のよいところだけしか知りません!!】
。。。。。そう、、思ってはいけませんか?!!

随分、だらだら、書いて
しまいましたが、もう、これ以上、くどくどとは言いません。
返信する
Unknown (onecat01)
2018-07-08 08:41:59
 あやかさん。
 
 渾身のコメントを、頂き、拝読致しました。

 「美智子皇后様に対する誹謗中傷の流布者は、戦後身分や財産を失った元皇族や元華族(貴族)からでているようです。あんな『平民』のミチコが私たちを出し抜いて皇族になりあがるとは。。。。と、言った嫉妬の感情でしょう。」

 この言葉に、うなづかされました。
そうでなければ、あそこまで身辺の情報が語られるはずがありません。悪意というより、憎しみの炎が感じ取れます。 

 しかし一方で、美智子様のなさることを利用し、金儲けをしている者もおります。新しい礼法と称して、官僚のOBと手を組み、一流企業や団体へコンスを広めている高名な女性も、その一人でしょう。

 また反日・左翼の団体が、美智子様の平和志向を利用し、憲法改正反対、安部退陣に利用しているのもそれです。

 諸外国の王様や貴族に比較し、陛下や美智子様は、質素な暮らしであることも存じております。何かといえば、「税金で養っている」と、情けない言葉で貶めている、保守と称する者たちの、驕りと考え違いの厭わしさも、私は理解しております。

 いま世間に流布し、私が信じている美智子様の悪評も、もしかすると、「戦後身分や財産を失った元皇族や元華族(貴族)」の、仕組んだものが多々あるのかもしれません。

 こうした者たちが狙っているのは、美智子様の追い落としかもしれませんが、結局は社会を騒がせ、対立を深めさせ、国を危うくする「獅子身中の虫」の仕業と同じことになります。

 ならば、美智子様は、なぜ、そんな彼や彼女らに、非難の口実を与えるような、ご行為をなさるのかと、あるいはなさったのかと、私の疑問はどうしてもここに残ります。

 私は自分の思いを、ブログにまとめ、意見として公にいたしました。このことにつきまして、悲しみはありましても、反省はありません。

 でももう、これ以上は、美智子様について、語るのを控えようと思っております。貴方のご指摘される観点から、しばらく静観するのが良いような気もして参りました。

 ご心配の豪雨、山崩れの被害には、無縁な地形に住んでおります。けれども昨夜の地震には、驚きました。人間が奢り過ぎますと、自然が怒るのでしょうか、お互いに、身の安全に気をつけましょう。
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