ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

理想と現実 - 5 ( 官房機密費の現実 )

2024-10-19 20:13:48 | 徒然の記

 この記事がなぜ、荒木氏と「ねこ庭」意見にも妥当性があるという証明資料になるのか ? 

 以下の一覧表は共同通信社の記事にあった、2002年度から23年間の内閣と官房長官名を、「ねこ庭」で調べたものです。

                                                             〈 官房長官名 〉

       平成14年  2002年  小泉内閣   福田康夫

    平成15年  2003年  小泉内閣   福田康夫   細田博之

    平成16年  2004年  小泉内閣   福田康夫   細田博之

    平成17年  2005年  小泉内閣   安倍晋三

    平成18年  2006年  安倍内閣   塩崎恭久

    平成19年  2007年  福田内閣   与謝野馨   町村信孝

    平成20年  2008年  麻生内閣   河村建夫

    平成21年  2009年   鳩山内閣   平野博文

    平成22年  2010年   菅内閣    仙谷由人   枝野幸男

    平成23年  2011年    野田内閣   藤村修

    平成24年  2012年    安倍内閣   菅義偉

    平成25年  2013年    安倍内閣   菅義偉

    平成26年  2014年    安倍内閣   菅義偉

    平成27年  2015年    安倍内閣    菅義偉

    平成28年  2016年    安倍内閣    菅義偉

    平成29年  2017年    安倍内閣          菅義偉

    平成30年  2018年    安倍内閣         菅義偉

    平成31年  2019年    安倍内閣          菅義偉

    令和  1年  2019年     安倍内閣         菅義偉

    令和  2年  2020年    菅内閣              菅義偉

    令和  3年  2021年     菅内閣             加藤勝信

    令和  4年  2022年    岸田内閣           松野博一

    令和  5年  2023年    岸田内閣    松野博一      林芳正

    令和  6年  2024年    岸田内閣     林芳正  

    令和  6年  2024年    石破内閣     林芳正  

  反日左翼系の共同通信社の記事を読み、「ねこ庭」が疑問を抱くのは次の点です。

  ・23年間中の3年間で、民主党政権が「官房機密費」を使っていますが、期間が短いので問題視しないのでしょうか。

  ・立憲民主党の代表になった野田氏は、「腐敗した自民党から政権を奪い返す」と言っていますが、平成23年に首相だった時に使った13億円の「官房機密費 ( 使途不明金 ) 」については何も説明しないのでしょうか。

 今回息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝えたいのは、

  ・あえて言うならば、政治に裏金は必要です。絶対に。

  ・それを全て公開しろと言ったら、政治自体ができない。

 と言う現実があることを、共同通信社の記事が語っているのではないかと言う話です。使途不明な金銭を政治家が使うのが正しいと言っているのでなく、こんな事実があるという現実の紹介です。

 本当に「裏金問題」を無くしたいのなら、安部派の議員だけを槍玉に上げず、政界の課題 ( 宿痾 ) として、客観的な議論をするのが筋ではないかと考えます。

 本日でシリーズを終わりますが、ブログは終わっても、衆議院選挙・参議院選挙の一票に国民として役目を果たすまでは終わりません。

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4 コメント

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野党にも「黒い影」 (HAKASE(jnkt32))
2024-10-19 22:47:08
今晩は。今回の衆院選、折々に「裏金問題」を大事の
様に訴える野党ですが、旧民主党時代の官房機密費は
やはり不明朗さが付き纏う様であるのを貴記事から得
られた様に思います。

野田立憲民主代表は、元総理時代にこの問題を抱えた
のですから、その所を明らかにしてから 与党自民の
裏金問題に斬り込むのが順序というものでしょう。
それを弁えない主張は、左傾メディアと大差ない 
ただの印象操作に過ぎないと拙者などは思います。

野田代表は前述の事もあり「あえて言うならば、政治に
裏金は必要です。絶対に」と「それを全て公開しろ
と言ったら、政治自体ができない」の真実を突くとも
言える 2点を承知で 対自民追及の挙に出ているとも
みられ、事実なら立憲民主の党利党略に流れている
線もありかと愚考する者です。

本当に、与野党の立場を超えた 我国政界の宿痾かも
知れず、ここは回り道に見えても 超党派で改善に
向けた 健全な客観的議論が求められるべきと拙者
も思います。今回連載も お疲れ杣でした。
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国民の役目 (onecat01)
2024-10-20 00:36:36
 HAKASEさん

 政治家は、国の重要事を国会で議論し、法律を作って社会を良くするのが役目です。

 国際情勢が不安定で、国難が生じそうな時に、政争に明け暮れているのでは、役目を果たしていませんね。

 「日本史の大河」を眺めますと、政治家は今も昔も政争を続けていることがわかります。それでも出鱈目な政治をしていないから、国民の安全と幸福が維持されています。

 不思議だと思います。日本の社会が他国のように流血の騒動に繋がらないのは、多数を占めている国民の意思が、民意として反映されているからだと、私自身は考えています。

 マスコミの報道を見ていますと、日本は保守と左翼が激しく対立しているように見えますが、実際の国民は右でも左でもなく、中道だと思います。

 多数を占めている中道の国民が、マスコミの情報操作に軽挙妄動せず、選挙の一票で民意を行使するから社会の平和が維持されているのではないでしょうか。

 楽観的なことを言うのではありませんが、勤勉で真面目な国民が多数を占めている事実の重さを、最近しみじみと感じます。

 貴方も私も、そんな国民の一人ではないのかと思ったりします。ですからこれからも、選挙の一票で、国民の役目を果たしていきましょう。

 何時もながら、真摯なコメントに感謝します。
返信する
裏金をもらって本当に働けるだけの能力ある議員はどれほどいるのか。 (ベッラ)
2024-10-20 00:51:06
「他の党もやっている」・・・これ、いつも「他の党も」が加わる。「他の子もやっている」と同じで聞き苦しい。・・・政治家全般に言えることです。
違反議員の数は明らかに違うが、政権与党は大きな責任があります。政治家にはきちっとした能力がないと博打のような不法な大金をもらったとしても、それを扱うだけの能力がない。まずルールを護るべき。それに政権を護る以上に鍛えなければダメです。
「裏金」を貰った議員は、おカネのつかいかたを知らないことが多い。
それができる政治家だけに、貴ブログの論は聴く耳を持ちます。
日本を護るだけの心と能力を持つのは?「裏金」で選挙を争う気など微々たるもので、基本的な能力がなく何を貰っても「当然だ」という議員を「励ます」だけ。一度も民間で働いたことのない議員もお膳立てしてもらって世間知らずです。
これは居直りの口実になるので、手綱を締めるべきは締めるとしないと、ますますおかしな方向になるでしょう。拉致問題の組織でごまかす人がいるのも同じ。
厳しく誤りを認識している議員はしっかりと発言しています。

こういう論はまず政治家をしっかり締めてからでしょう。選挙に「裏金を第一」というのも
まず票は取れないでしょう。メッキはどちらにもあります。拉致問題の組織が弱体化していっているのも私は目に見えて「以前とは違ってきている」と
思っています。そして今は投票日が来るのが他人事のように思ってしまうことがあります。それほど
熱くなれないのです。
返信する
政権与党内のバカ者たち (onecat01)
2024-10-20 09:17:08
 ベッラ様。

 政権与党内にいて、説明のつかない金を沢山もらい、高価な買い物をしたり飲食に散財したりと、甘い汁だけ吸っている馬鹿者が沢山います。

 その金額を比較しますと、野党の比較ではありません。

 「他の党もやっている」・・・これ、いつも「他の党も」が加わる。「他の子もやっている」と同じで聞き苦しい。・・・

 私には貴方の怒りが理解できます。国民が自由民主党に多数を与えている「願い」を無視し、政権与党の利得ばかりを貪っている議員が沢山います。

 貴方のおっしゃる通りですから、「反日リベラル」のクズのような議員を集めた石破内閣が生まれました。

 石橋氏だけの責任でなく、この国民への背信内閣を誕生させたのは、派閥の長老たちの責任です。野党を批判する前に、政権与党である自由民主党が批判攻撃されなくてなりません。

 この点はどれほど厳しく批判しても良いと、考えております。今回の選挙で厳しく批判され、国民の審判を受け、落選しなくてならないのは、「自由民主党内にいる」このバカ者たちです。

 優先順位はここにあります。

 だからこの選挙で自由民主党が過半数割れをし、下野する覚悟をしている人が沢山いるという気がいたします。

 しかしベッラ様、私が言いたいことは、この先にあります。巨額のお金が流れるのは政界なのです。自由民主党だから、不明朗な金が集まるのでなく、政権を持つ与党に大量の金が集まる仕組みがあるということ。

 ですから、野党が政権を取り何年かすれば、彼らも同じことを繰り返します。

 政界の宿痾として、政治家が真剣に議論すべきという理由がここにあります。

 「他の子もやっている」という、見苦しい理屈でないことをご理解ください。

 「救う会」の堕落の原因も、ここにあるのではないでしょうか。ここには善良な国民や、団体からの大きな献金が集まります。

 政府関係の支援金も来るでしょう。そうなりますと、使い道のない大金は、やはりいつかおかしな使われ方をされ、「救う会」の内部が乱れます。

 告発者の意見を聞かなくても、大金の集まる場所で、人は堕落します。

 現実はそうであっても、理想を捨ててはならないと、貴方には信じられないかもしれませんが、そんな気持ちでブログを書いております。

 自由民主党内で、政権利得に溺れている馬鹿者は信じていませんが、私は国民の多数を占めている愛国者の存在を信じております。

 怒りを堪えて自由民主党に多数を与えてきた国民がいるから、反日野党の政権が生まれず、汚れながらも自由主義の日本が維持されてきたのではないでしょうか。

 だから今回の「衆議院」「参議院」の選挙では、自由民主党が少数野党に転落しても、党内のバカもの議員を落選させようと提案しております。

 野党が政権を取っても、国を愛する国民が多数を占める日本では長続きするはずがありません。生まれ変わった自由民主党が必ず再建されます。

 ただし、大量のお金が政権与党に集まる仕組みは変わりませんから、私たち国民が油断していると、また自由民主党が堕落する危険性があるということも忘れないようにしたいと考えております。

 真摯なコメントをいただき、感謝いたします。これからもどうか、貴重なご意見を頂きたく。
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