田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「恋空」のロケ地 鹿沼

2008-09-11 22:40:55 | Weblog
9月11日 木曜日
●わが鹿沼が「恋空」のロケ地となった。

わたしの小説にもでる場所がでている。

ああ、鹿沼はこういう場所なのかとみなさんが納得してくれた。

風光明媚。

いい町ですよ。

古き良き日本の原風景を残しています。

●ガッキ―主演の「フレフレ少女」にも御殿山球場がでるらしい。

たのしみだ。

●ここも、わたしの魔闘学園の舞台となっている。

●こうしたロケ地として選ばれて、すこしでも鹿沼の映像がテレビにながれることは嬉しい。

●さて、わたしの魔闘学園はこれから鹿沼を舞台として佳境に入ります。

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麻生太郎

2008-09-11 18:06:30 | Weblog
大麻 3
●全国に麻のつく苗字はいくつくらいあるのだろうか。

●川崎市の麻生(あさお)区で住民票などの申請書類記載例が麻生太郎になっているので改めるらしい。

●わたしの麻屋与志夫は実はペンネームだ。

●あいつぐ大麻の葉の盗難と、品種改良のため麻本来の品質の低下、そこえきて合成繊維とくにビニロンの普及が野州大麻を衰退に追いこむ。そう判断したわたしは上京を覚悟した。

●「麻屋はやめるのか。麻屋はヨシタのか」と父に叱責された。
それで麻屋与志夫というペンネームを思いついた。

●このところ、角界の大麻疑惑がおおきく報じられている。

●麻生太郎氏の自民党総裁選立候補。それで、毎日のように麻という文字が新聞やテレビに現れる。

●わたしはあなたと違う、感慨をこの「麻」という漢字に持つ。

●新藤兼人96歳。新作を完成させ、さらにシナリオを書いている。敬老の日がすぐ来る。
敬老の名にあたいする、まだ現役の先生、いつまでもお元気でいい仕事を続けてください。

●先生の授業は霞町のシナリオ研究所四期生として拝聴した。

●あれから50年。どなたか50ぶりの同窓会を企画してくれませんか。

●かく言う、麻屋与志夫、研究所に入所したときは本名、木村正一です。

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魔闘学園/吸血鬼浜辺への少女外伝 麻屋与志夫

2008-09-11 06:25:06 | Weblog
 武に口をふさがれた。
「失礼しました」
 武が挨拶している。
 だれにあやまっているのか?
 
 非常階段のところまでもどった。
 階段の手摺に触れた。

 階段が消えていた。
 階段の踏みいたが。
 ない。

 三津夫は。
 闇の底に向かって。
 落下していく。
 幻覚におそわれた。

 闇にむかって。
 ダイビングしなければならない。
 恐怖におそわれた。

 そして、跳んだ。 
 だれか、悲鳴をあげた。         
 女のこの悲鳴だ。            
 キャアっという悲鳴が尾をひいて。
 闇の中を転落していく。              
 転落したのは少女。
 悲鳴も少女のものだ。
 いや。
 それは、ちがった。
 じぶんの悲鳴だ。
 と。
 三津夫が気づくのに。
 数秒かかった。
「三津夫。しっかりしろ。なにを見た」
 近くて遠いところから、武の声がする。

「三津夫に見えて、聞こえることがどうしておれたちには、見えも聞こえもしない」
「番長がいたから、すこしはおれっちにも見えたのかもしれないんす。聞こえたのかもしれないんス」
「だが、どうしておれなんだ」
 三津夫には理解できない。
「もういちど、屋上に忍んでみませんか、武せんぱい」
「いや、危険すぎる。アサヤのオッチャンに相談してみよう」
「そうだ、アサヤ先生なら、オカルト小説を塾の授業のあいまに書いているから、こういうことには明るいはずだ」

「塾の女子生徒が蒸発しちまったんだ。こちらから武のところにいこうとおもっていた」
 武の携帯に耳をよせていた三津夫が会話に割りこむ。
「タカコのやつなにもおれにはいわなかった」
「昨夜のこともきいていないのか」
「タカコがなにかしでかしましたか」
 生活の時間帯も。
 街での活動のテリトリーも。
 同じ家にいるのにちぐはぐな。
 兄と妹は顔すらあわせていないらしい。
「吸血鬼の侵攻をうけているのだよ。この鹿沼が」
 とんでもないことを、オッチャンがいう。
 吸血鬼。侵攻。吸血鬼が……。
 こんなのって、オカルト小説のセリフだ。
 こんなのって、小説の世界の話題だ。
(なぜ、鹿沼なのか)
「玉藻の前といったのか」
「マチガイアリマセン」
 三津夫がむきになって声をあらげる。
「わるい。三津夫をうだがっているわけではない。おかげで、だいたいのことはわかった。あすまでには、くわしく説明できるだろう。今夜のとこは、気をつけて帰ったほうがいいぞ」                  
「ケイコさんのことは、わたしも署にもどってしらべてみます」

 武は携帯をとじた。

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