日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



番組トップは、2部から昇格してきたレクレアティーボ戦、そしてチェルシーを迎えるカンプノウでの試合直前のインタビューなどを紹介。

続く「鏡の部屋」はやはりベレッチの後半。
<リーグ戦でどうにもはずしまくっていたシュートのイメージから
<一気にCLチャンピオンになった、逆転のゴール話を期待

やはりこのアーセナルを逆転で破ったゴールの話題が中心に。
18カ国語で放送されたとか、決勝の試合後にお祭り騒ぎのロッカールームからまたピッチに一人戻り、自分のサッカー人生を振り返っていたとか、こぼれ話が聞け、満足!


そして最後は、ベレッチの決勝ゴールの今年はともかくとして、未来に行なわれる決勝戦(来年5月)よりオモシロイ!(はず) と思えた、ホーム カンプノウでのチェルシー戦。
ゴールはデコのミドルに始まって、ランパードの奇跡のようなゴールetc...夢のよう。
技と技がからみ、ひとつひとつの攻守で唸らされてしまって、まさに一瞬たりとも目が離せない好ゲームでした。試合会場で生で目撃した原さんも褒めていましたね(ああウラヤマシイ)
結果はともかくとしていい試合だったと思います。

前回のスタンフォードブリッジでのチェルシーの選手たちの闘志迫力に続き、今回ドログバとジョン・テリーが抱き合い歓喜する姿をみて、またまたモチベーションからして負けても仕方ないという感想に...
思い出すのは、去年のジョン・テリーの極度に集中した顔(2006-02-25 異常に締まった極限の試合。チェルシー vs バルサを振り返る)

バルサには残り2試合、アウエーのレフスキ・ソフィアそしてホームでブレーメンを撃破して、決勝トーナメントに進んでもらいたいものです。そしてそれくらいできなくては、チャンピオンズ2連覇という目標はありえません。

一方、今朝のデボ戦、シャビ、グジョンセン欠場するなど、チェルシー戦の後遺症がありますね~
あれだけハードな試合をやったあとですから....仕方ないか。
試合もピリッとしないまま引き分けで終了。
個人的には、42分のデコの後ろからのボールをダイレクト技シュートに感服(枠はそれましたが)
サビオラも悪くないですけれども、こんな状況ではどうしても、あの人のピンポイント復帰を期待してしまいます。
その人は、ラーション...

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11月3日(金)22:10~23:00 BS1での、発明家の殿堂入りを果たしたレイ・カーツワイル氏(Ray Kurzweil)のインタビュー(NHK 未来への提言 第5回)の感想です。

見出したら完全に目がクギづけになり、予定していたバルサ・エス・バルサ#12の視聴を取りやめ、急きょじっくりと。


彼の言う21世紀のキーワードは、「加速」accelerate.
ここは非常にわかりやすい。

基本的には、「ムーアの法則」。
半導体の性能の向上は数で約2年で倍増することは、この言葉が生まれてから40年間続いていますが、この進化がさらに続くことによって、さらなる加速が起るということ。

そして、この進化がどの分野で生まれてくるかを予測しています。
その分野とは、バイオテクノロジーそしてナノテクノロジー。
これまで解析できなかった複雑な分子構造の分析までできるレベルまで、コンピューターの分析能力が上がることにより、その域まで人間の手が及ぶようになる、と。
そして誕生するのが、「ナノボット」nanobot
血管に入る事によって、がん細胞に直接アタックして薬を散布したり、これまでの治療技術を画期的に勧め、延命に大きく寄与する、と。

バラ色の話の一方、以下のような指摘も。
テクノロジーの進化が発生する過程で必ずといっていいほど生ずる、ポジティブとネガ。
つまり、もろ刃の剣として、人々の創造的な側面と一方で破壊的な側面の両方に力を与えてしまう事実。
ナノテクノロジーベースの免疫システムなど、防御技術の開発に投資する必要があるだろうと指摘しています。
コンピューターウイルスが次々愉快犯によって発生してしまう現状をみると、その通りだなと。


そして、もうひとつのキーワードは「特異点」Singularity

このままムーアの法則が進行すると遂に迎えてしまうのが、全人類の知識全体をコンピューターが越えてしまう日が来る事。
具体的にいうと、2045年。

映画「2001 Space Odyssey」や「Terminator」などのSFのようなことが、現実に?!
この部分はあまり番組内で深く突っ込んでいなかったような気もするので、このさいですから最新著書の「The Singularity is near」がペーパーブックになったこともあり、手を出してみようかと思っております(ただしぶっとい本なのでそうとう時間がかかるか、あるいは挫折が予想される...)


一方、本人のホームページをのぞいてみると、バイオ・ナノ他、7つの会社を彼は立ち上げており、超うがって考えてみると、これら全て自分の宣伝なのかなとも思えなくはないところもなきしにはあらずです。

が、少なくとも私にとって、ひさしぶりに脳みそにダイレクトに響いた超刺激的テレビ番組ではありました!

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