日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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当ブログでの2008-07-15アップ、映画:「Speed Racer」 不覚にも大感動。何度でも観たい(マジ!)という通り、映画館でハマってしまい結局2回鑑賞し、先日の出張でDVDも購入(リージョン1)

<確かにストーリーは複雑じゃない、けど驚いたことに!
<ツボにはまるシーンが次々と。
<そのツボとは、なつかしの名シーンを実写で2008年バージョンにしたものだった。
<その一シーンを積み重ねるごとに、このシリーズへの並々ならぬ愛情が伝わる。
<こうなると批判どころではない(マジ)

こうしてDVDで鑑賞すると、そのツボのはめ方が実に巧妙で改めて感心!
オープニングからして、もう他と全然違う。

<あの時代が持つオプティミズムを今年2008年に取りかえそうというのが、この映画の目的ではないかと思う。

企業ロゴが登場する時点から、総天然色がフル展開!
そしてあのテーマ(音楽)が立ち上がる。
この総天然色、わくわくさせる音楽、といったこうしたフィーリングこそ、この映画の底流に流れるテーマ「少し先の未来」を強烈に感じさせる!
素晴らしい導入部と言うしかない...


<ジョン・グッドマンやスーザン・サランドンなどのメジャーどころを脇に配するのも
<短いがポイントのシーンを締めるためであり、それがここで効いてくる。

再見して感じたのは、これはただエンディングに向けてではなく、オープニングだけでも十二分に発揮されていると。
各キャラがspeedが兄の記録に挑戦する様を見ながら各々回想する様子が漫画的カット割りで表現されるが、これらの積み重ねでたちまち現在に至る環境を十二分に理解させられてしまう。
しかもこれはわずか始まって10分程度のことである。

<ラストのエンドロールがまた泣かせる。
<なんと日本版そのまんまの音楽でキックオフ!
<そしてアメリカ版にシフトしたと思うと、怒涛の日米ラップミックスへ。
<この時、間欠的に挟み込まれるのがアメリカ版の名セリフ集。
<このドラマの核となるセリフばかりで泣かずにいられない。
<その核とは、実はそのポジティブな精神のありようのことなのだ。だから泣かずにいられないのだ。
<この最後の台詞はなつかしいアメリカ版のヒゲが印象的な警部の声。
<「スピード。世界平和を守れるのは君だけだ」(英語)

<そうだあああ~!!
<この世界を再現したかったんだああああ~ウォシャスキー兄弟わあああ!!!(発狂)
<こんな馬鹿げた台詞がカーレースのマンガで出てくる事自体信じられないが
<「マッハGoGoGo」「Speed Racer」ならあり得る!

この感想は再見することで、さらに強化された。
それは先に述べた通り。
これを読んでピンとくる方には、エンドクレジットが完全に出尽くすまで、その音楽を楽しんで欲しいと思う。

最後に。
私が買ったのは標準モノだったので、映像特典は以下の2つ。
「スプライトルと行く撮影の舞台裏」
「映画の中の車とレースコース」 ← これはお薦め!!

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