約一ヶ月前(2008-10-09 )に都内で目撃した光景をアップした。
<銀座線で渋谷に向かう間の光景。
<おばあさんが車椅子から降りて、優先席に座ったところで、
<「私はペースメーカー入れているので、携帯はご遠慮願います」と説明するおばあさん.
<直ちに反応する周囲の客。
<ところが次の駅に着く度に、ぞくぞく現れる携帯族。
<乗るなりメール打ちまくり!
<そのたびにお願いするおばあさん、説明。
<その後も何度でも降ってくる電波地獄。
<渋谷に到着するまで、なんと6~7回も同じ説明を迫られる。
<この心配がある方は今、本当にタイヘンなんだと実感。
<他人事じゃすまされない携帯の浸透度。
<スティーブンキングの「セル」CELLのプロットを思い出してしまった(未読だが)
<それは『携帯電話によって人間がゾンビになってしまう話』
<ある日、ある時間以降に携帯電話を利用した全ての人たちに異変が起こってしまう。
<人間性を失い、ゾンビ化してしまい、そうならなかった人々を襲う。
<なんかその話とシンクロして見えてしまった...
今日の日本経済新聞の終面、「文化」でのノンフィクション作家 澤地久枝さんのコラム。
まさにこの世界...
背筋がゾッとした!
ペースメーカーを3度の手術後入れざるえなくなった澤地さん。
作家としては危機的としかいいようのない「記憶」を失うことも出てくるという状況の中、ペースメーカーを入れる事で脳のその機能を回復できるかもしれないのであれば必死である。
ところがこのペースメーカー、21センチ以上離していないと、異変も起こりうるという....
こんな戦慄の恐怖はかつてありえなかった、現在2008年。
澤地さんには、次々と電車に乗ってくる人々がゾンビに見えているに違いない....
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