
年末に見て、そうとうお気に入りだった1本。
年末いろいろなブログを眺めていたら、コレを年間ベスト10の1位あるいはその周辺に選んでるのも。
それもそれでよくわかる!のは、この時期にこれだけの球を放られたら、ぐっときちゃう出来だから。
コメディでは「モテキ」「Paul」の2011年を代表する2大アホ映画があり(褒め言葉です)自分的には × 10 へは食い込まなかったけども。
ということで、全面「褒める」モード(笑)で、もう少し具体的に。
主演陣は、スティーブ・カレル、ジュリアン・ムーア、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケビン・ベーコン。
この豪華共演で、いつも可笑しいカレル、乗ってるゴズリングだけでなく、他のキャラもそうとうぐっとくる!
この主演陣の味を引き出しているのはモチロン、断然優れているのは台本。
出だしは、カレルとゴズリングの2人の単純なプロットにみえるのだが、滑り込んでくるサブ・キャラの各々の感情までがストライク・ゾーンに入りだす、写真でも微妙に?わかるように。
こうして物語が進むうちに、物語は全く予想外の方向に...
まさにタイトル通り、Crazy,Stupid,Loveな展開。
(私的に、邦題が気に入ってないのはタイトルのつけ方からもご理解いただけるだろう 笑)
モノクロ映画時代に「スクリューボール・コメディ」という褒め方があったが、今なりに言うと「スクリューボール・ラブコメ」という感じ。
クライマックスまで ぐいぐいと仕上げてくる、グレン・フィカーラ&ジョン・レクア監督の手腕に感服した!
新年早々の初笑いに、十二分にオススメできる1作。
もう終わっちゃいそうだから、急げ~!