
今日、iPhone 発売10週年。
「えっ、もう10年?!」
世の中にはノキア端末とかブラックベリー、日本ではガラケーしかなかった時代。
こんな時代に iPhone の発売は、世の中に衝撃を与えた。
その際のスティーブ・ジョブズ スピーチ(写真)も、完璧に伝説。
「Appleが電話を再発明する」
「時として革命的な商品が誕生し、あらゆるものを変える」
などなど、実に名言の塊、なスピーチ(笑)
実はここに、iPhone 発売10週年の意味が、集約されているように思う!
そのi-Phoneの操作系の基本の基本は、ニュートン時代のペンから脱却した「マルチタッチスクリーン」
この誕生過程が面白いので、前にも紹介した本から以下、引用。
その本は、「スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで」(上)(下)
グレッグ・クリスティーとバス・オーディングが担当(2004年)
「ジャンボトロン」と当時アイブが名付けた技術をスティーブにみせることを決意。
(ただしこの当時、ジャンボトロンは巨大過ぎ、卓球台サイズ。タブレットがせいぜい?)
「あの技術は棚上げにしたい」
(アイブス ?!?!?)
「タブレットが価値のある商品だと世の中に納得してもらえる自信がないんだ」
「でも、もっといい電話が欲しいという話なら納得してもらえる」(!!!)
そこでスティーブはニュートンとパームにかかわったエンジニア、トニーファデルに見せる。
彼の反応は「確かに面白い技術だが、卓球台をポケットに入る機器まで小さくするのは大変」
スティーブのリアクションは…
「音楽と電話をひとつにするのは、もうやったよな。
今度は電話のスクリーンをマルチタッチインターフェイスにする方法を考えろ。
すごくクールで、すごく小さく、すごく薄い電話を作れ」
スティーブン、あなたのおかげでよりエキサイティングな20世紀末~21世紀冒頭10年を過ごせたよ。
本当にありがとう。
追記:実は10年前の今日、日本は「おあずけ」を食らった。
その後3ヶ月後 iPod touchがやっと発売、だが機能制限がかかっていた...
1年以上がたった2008年 7/11にやっと iPhone 発売
このへん、過去ログで詳しくわかります
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