日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

さて、アメリカの本格的音楽フェスへの初めての参戦で、面白かった出来事をシリーズでお届けしましたが、お楽しみいただけたでしょうか?

フェス気分、を出来るだけお伝えすべく、一気に駆け抜けました!(笑)

 

 

最後にもう一度、この Governors Ball NY について、まとめてみます。

 

まずアクセス。

Randall's Islandは、NYのマンハッタンの北側とクイーンズの間の島。

 

アクセス方法は3つ。

1.ハーレムから直通バス

2.ウイリアムスバーグから直通バス

3.直通フェリー

 

ハーレムからが何と言っても楽で、駅から直結でバスに乗れる。

あとで調べても、これほどアクセスが楽な音楽フェスは存在せず!

 

 

 

次にステージ。

 <ステージが4つあり、2つがペアでコンサート開始、終了を

<時間でシンクロさせコントロール。

 

<このため、お目当てのアーティストは、早めに前を切り上げること、

<かなりのいいポジションを確保出来てGood

(日本フェスでも、こうなのだろうか?)

 

あとで調べたら、このGovernors Ball ほど各ステージ間の移動が楽なフェスはアメリカだけでなく、フジロックも含め皆無!

よく出来てました。

 

 

<雑誌ロッキングオン、NY在住の中村明美ブログ「ニューヨーク通信」。

<全くと言っていいほど、注目しているアーティストが違う!

 

<中村明美ブログ= Chance the RapperLORDECHILDISH GAMBINO

<当ブログ = Beach House、CHARLES BRADLEY AND HIS EXTRAORDINAIRES、ROYAL BLOOD(この2人組はまた機会があったら...)

 

ほとんどカスってない(笑)

ここもフェスならでは?!

様々なアーティストをチェックするチャンスがあるって素敵!

 

<今回、ラップ・アーティストが随分出演していて、できるだけ積極的にみた。

<これもフェスの楽しみ方(それだけじゃ行かないし 笑)

 

ミニ・ライブがあったり、マサラムービー・ダンスがあったり、出演アーティスト以外にも面白いことが沢山。

また、メルティングポットNYならでは開放的な雰囲気があったように感じる。

今回、食べ物にはふれなかったが、意外にバラエティに富んでおり、まあ良かった。

 

 

結論:Governors Ball NY は、音楽フェス初心者にとって、アクセスは勿論、メルティングポットNYならではでお勧め!

 

 

 

 



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今回、ラップ・アーティストが随分出演していて、できるだけ積極的にみた。

これもフェスの楽しみ方(それだけじゃ行かないし 笑)

 

まず今年の超ヘッドライナー状態になっている、Chance the Rapper

CHOOLBOY Q

DANNY BROWN

$AP FERG

WIZ KHALIFA

LOGIC

SKEPTA

etc…

 

だが最も刺さったのは、ロンドンから来たSKEPTA。

 

当ブログがラップに求めるものがあるとすると、

1.ラップが誕生した当初にあったメッセージ性。

2.このメッセージを、風刺精神でユーモアで包んで表現できると、なお良い。

 これを、カリプソ音楽では「ピコン」という。

 

だが次々と登場するラッパーたちに、メッセージ性を感じることはあまりなかった…

特に(誰とは言わないが)登場し一曲目が「○ザーファッカー○○」× 20発以上連発だけ!

全くメッセージ性もピコンも感じさせない あまりに稚拙な表現に、直ぐその場から移動した(笑)

 

今、旬の Chance the Rapper ですら、そういう視点からすると「旬」でしかない…

ミュージシャンとして、レコード会社に頼らず新しい方向を模索しているのは好感が持てるが。

 

 

で良かったのは、SKEPTA。

まず始まりに一発「大統領ネタ」で聴衆を掴む。

曲が始まると、エッジの効いたリズムを外さないフローがちゃんとメッセージを放っている。

 

この違いは、ロンドンにいるからなのか?!

「移民問題」「差別」がよりリアルなんだろうか?と考えてしまった。

 

この国のラッパーたちは一般的に、ちょっと有名になるとデカくピカピカの車に乗り、美女は侍らせる(笑)

一言には言えないが、 Chance the Rapper も批判するアメリカの音楽業界システムも問題か?!

それともミュージシャンのあり方の問題か?!

なんて余計なことを考えてしまった...

 
 


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ステージの合間、やたら派手な一団がステージ左側に。

「何?」と思っていたら、突然ダンス!

 

で見ると、そのダンス、インド映画で必ず登場する、ミュージカル・シーンのマサラムービー・ダンス!!!

全員が、超カラフルな衣装に身を包み、踊る踊る(踊るマハラジャ!)

生で観るのは初めてだぞ…

 

 

恐らく、NYのインド・コミュニティが自主的にやっているのだと類推する。

写真からわかると思うが、各踊り手の表情からも伝わる「成り切りぶり」が素晴らしい!

 

こういうのも、NYでの野外フェスならではの楽しみ方では?

 
 


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行きつけの店でいつもかかっているのが、Beach House。

 

「この曲、いいね。誰?」→「Beach House」

というやりとりが2度ほど繰り返され、3度目になる前にCDをチェック(笑)

 

 

Vini Reillyの病気でDurutti Columnの新作がなく、リリカルなギターコラージュ欠乏症だった自分に Alex Scally のギターが心地よく響く。

 

基本このAlex Scally と、メインボーカルのVictoria Legrand の2人( + ドラマー)

彼らを定義するコトバに「ドリーム・ポップ」があるそうだが、当ブログ的にはピンとこない(笑)

 

セットリストは、

1.Wild
2.PPP
3.Silver Soul
4.Space Song
5. 10 Mile Stereo
6.Wishes
7.Elegy to the Void
8.Take Care
9.Sparks
10.Myth

 

ほぼ観たかった楽曲群が目の前で次々と展開され、大満足。

プロジェクターが部分的に機能しない、とか、背景用スモークが Victoria の顔に直撃、などの少々のトラブルもあったが、気にならなかった。

 

このフェスに参加しずっと感じてきたことだが、NYの聴衆のノリが良く、各曲への反応がアーティストを盛り上げる!

そんな状態なので、やや機械的に聞こえてしまう Victoria のボーカルに、生だともっとニュアンスが。

そしてキーボード弾きつつ、時折みせる手のパフォーマンスを見れて良かった。

次のアルバムは、いつ出るのかな?

 

 

初・音楽フェス(Governors Ball)NY 参戦記(10)はコチラ



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