2008年 、突然にフレッシュな アクション映画 が登場した。
しかも、何とフランスから(汗)
かつ主演がリーアム・ニーソン!
それは、「96時間」Taken。
褒め言葉1~5(本文)でわかっていただきたい、必見のアクション!
あまりの「切れっ切れ具合」に感心したので、2009年 映画鑑賞 ベスト10! で堂々の第4位!
だがその後、どんどんよくない方向へ...
・続編「96時間/リベンジ」(2012年)=悪い予感がすっかり当たってしまった。続編は辞めた方が良かったのでは?!
・3作目「96時間/レクイエム」(2014年)=シリーズが終焉を向えるのに相応しい「不出来」(涙)
一方、この リーアム・ニーソン を金脈とみたか?彼と組み、ジャウム・コレット=セラ監督がこの方向系を連発!
・アンノウン unknown 異国で突然「アイデンティティ」を喪失する男の闘い。
に続き、
・フライト・ゲーム Non-Stop 原題通り、ノンストップで駆け抜ける密室サスペンス!
で、第3弾は、自己喪失 → 飛行機(という密室) → から今回はさらに企画の角度を変え、
→ 走行中の電車(NY セントラル・ステーション発の弾丸列車)、という密室で挑戦!(笑)
NY セントラル・ステーション発の弾丸列車といえば、「ガール・オン・ザ・トレイン」のエミリー・ブラントが記憶に新しい。
突然に解雇された彼女は、それを同居の友達に告げられず夢遊病者のように行き来しているうちに事件に出くわす。
今回の リーアム・ニーソン も同じような設定で、突然の解雇で失意の中、いつもの電車で帰路につくと、事件に巻き込まれる。
見知らぬ女性(ヴェラ・ファーミガ)にいきなり話しかけられ、多額の報酬をもちかけられる。
そして...
結論からいうと、リーアム・ニーソン = ジャウム・コレット=セラ監督 セットでいうと、今回はかなりいい。
乗客を説得しなくちゃなリーアム・ニーソン、彼ならではのドスの効いた発声が冴えわたりまくり(笑)
そんな調子でドラマの緊張は1時間45分全く途切れないし、ニューヨーカー魂さえ出てくる。
という具合で、最後の最後まで、きっちり魅せてくれた。
本来どうでもいいはずの タイトル・ロール でさえ、映画と連結していて秀逸!
(日本人スタッフ × 2人を確認 笑)
これ以上、あまり語りたくないので以下、結論。
=第3弾にして(やっと?)名作「96時間」に迫る、「リーアム・ニーソン主演」密室アクション!
(あとで再考すると プロットの穴もみえてくるが、鑑賞中にそうならないならOK 笑)