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MoMA:2018 秋訪問の感想シリーズ(最終回)です。
既にご報告の通り、当ブログはメンバーなので、MoMAに出入り自由。
NY時に行われていた主な展示は以下の通り。
・Bodys Isek Kingelez: City Dreams(紹介済)
・Charles White: A Retrospective(紹介済)
・Constantin Brancusi Sculpture
これも良かった。彼の特質をよく理解でき、その後メトロポリタンで1点接触時も実に有効。
・Judson Dance Theater: The Work Is Never Done
60年代NYでのアートパフォーマンスをドキュメント(生のパフォーマンスもあり)
・Collection Galleries 1880s–1950s
大御所たちの大作の競演(狂宴?)
実は!
今回の渡航の目的のひとつに「低次元な事象をアタマの中から追い出す」があった。
先日アップした、
読後評:日本一の「デパ地下」を作った男 三枝輝行ナニワの逆転戦略 企画アイデアこそが成長のドライビング・フォース。今年のベストに入れます!
この本の中でも登場したのは、企画アイデアを三枝が次々と繰り出すした結果、嫉妬にかられ、全く真実に基づかないウソ情報を会社・社会に流布するヤカラたち。
こんな低次元なヒトたちが登場し、三枝を悩ませるくだりがあった。
当ブログも同様の状況が生じ、そのバカバカしさに直面していた(仕事とは関係ありません)
屁理屈の影に隠れてはいるが、その根源にあるのは嫉妬!
社会的に自己実現ができておらず、そこに固執せざるえないことが妬みを生む…
あ~ この1年の間に引き抜き案件が × 4件 もきている当ブログとは天地の差(笑)
自分からその下らない感情を切り捨てたかったわけ!
ここまでの表記をご覧いただければ、それが達成されたことをおわかりいただけるように思う。
そして何故そんな話をここでするか、というと…
4階の Collection Galleries 1880s–1950s でまじ驚きのビックリ!な気づきがあったから。
第一室の、セザンヌをはじめとする名作群、そして入場口の背後に位置するゴッホの「星月夜」
第二室はピカソ・ルーム。
何度みてもショッキングな「アヴィニオンの娘たち」をはじめとする15点(絵画・彫刻)
以降も、
・キリコ作品だけしかない部屋(汗)
・デュデャン作品がメインの部屋
・マチス・ルーム(13点)
・モネの「睡蓮」の部屋
・ポロック、B・ニューマン、ロスコが一同に会する部屋(汗)
etc…
そして、どの作品、とは言わないが、ある作品を眺めていた時に突然「覚醒」が襲った。
そこで降ってきた?!「覚醒」はちっぽけな悩みを瞬間的に吹っ飛ばすインパクトが!
(このため、写真はどんな誤解も与えない彫刻で笑)
その「感覚」というか、発生した「覚醒」は…
「低次元なものに惑わされることなく、自分のやりたいコト、に真っ直ぐ進みなさい」
一瞬にして、吹っ切れた!!!
それまで自分の中で消化しようとしていた感覚が、ひとつの絵画への接触を機に一気に「「言語化」した、ということだろうか。
何にしろ、これで、
今回の旅の目的を、おおいに 達成(笑)